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療養病院ではなく、介護付き有料老人ホームを探した~介護体験談Dさん4

2017年5月1日

奇跡的に元気になった母を喜ぶと同時に、今後の暮らしについてまた考えねばならなくなったD・Rさん。兄夫婦とも相談した結果、介護付き有料老人ホームへの転居を決めました。病院よりも、もっと人間らしい暮らしをさせてあげたいとの思いでした。1年半足らずの間を振り返り、Dさんが今思うことは? 最終回の今回もじっくりお読みください。

 

*この体験談の1回目2回目3回目4回目(最終回)はこちら

 

急変するかもしれない高齢者を受け入れる老人ホームはある?

image001広々として明るい病院で元気になったことを喜んでいたのですが、急性期病院は、元気になったら退院しなければなりません。いつまでもいることはできないのです。かといって、元気になったといっても車椅子の生活になってしまった母を、マンションで一人暮らしさせるわけにはいきません。

 

こういうとき、次の住まいを探してくれるのが、病院の生活相談員さんです。ケアマネジャーさんも含め、カンファレンスを開き、今後の生活の場をいくつか提示してくれました。でも、それは老人ホームではなく、療養病院でした。病状にあまり変化がなく、かといって家には帰れない高齢者が入院する病院。
もちろん、前向きにリハビリをしてくれるところもあるのですが、生活相談員が「今あいているところ」と紹介してくれた病院は、高齢者がずらりとベッドに並び、何もする気力がなく、ただ寝ているように見えました。狭いし、暗い。母が気に入るわけのない雰囲気でした。

 

また、兄夫婦と相談です。兄嫁が、保健師である姉に相談し、知り合いからも情報を集め、「自分たちでもっといいところを探そう。病院より老人ホームのほうがいいわよ」と言い始めました。

 

抗ガン剤治療もあきらめ、どのタイミングでガクッと悪くなるかわからない高齢者を受け入れてくれるところなど、あるのだろうか。最初は不安でした。けれど、兄嫁がテキパキといくつかの有料老人ホームに電話をしたところ、2つほど、「大丈夫ですよ」と言ってくれるところがありました。

 

兄夫婦と一緒に見に行くと、そのうちのひとつがよさそうだと思えました。明るくはつらつとした職員さんが多く、リハビリを重視しています。元気になってきた母はできるだけ動きたい、という思いが強くなってきていたので、リハビリをたくさんさせてあげたいな、と思ったのです。
フラワーアレンジンメントや合唱など、母の喜びそうなアクティビティもあるし、食事もおいしそう。駅から遠いのが難点だけれど、料金的にもなんとかなりそうで、「ここしかない」という気持ちになりました。

 

母は当初、「退院したら家に帰りたい」と言っていましたが、それだとまた、私や兄夫婦に迷惑をかけると思ったのでしょう。パンフレットを見せて説明すると、「そうね、そこにしてみるわ」と言いました。

 

老人ホームで友達ができて落ち着いた

image003介護付き有料老人ホームに入居した当初こそ、戸惑っていましたが、入居して半年たった今は、だいぶなじんできました。最初のうちは、「駅から遠くてお友達もあまり来てくれない」と言っていましたが、同じフロアに話せる人がいるようで、最近は寂しさを訴えることもあまりなくなりました。私も兄夫婦も一安心です。

 

でも、腎臓のガン細胞は取ったものの、転移はあるわけですから、このまま安心というわけにはいきません。いつか、急変することもあるかもしれません。でも、手術をしてから1年以上たって、それでも元気でいるのですから、体力の落ちているときに抗ガン剤治療をしなくてよかったとも思います。

 

ドクターの言うこと、ケアマネジャーの言うこと、生活相談員のアドバイス。どれもこれもが自分たちに良いかというと、そうでもないということを学びました。もちろん、専門家の意見はよく聞いて考えなければいけませんが、母のことを一番よく知っているのは家族。母自身がやりたいこと、やりたくないことをよく受け止めて、よりよい形で実現してあげるのが家族の務めだと思います。

 

*写真はイメージです。

 

<三輪 泉(ライター・社会福祉士)>

 

*この体験談の1回目2回目3回目4回目(最終回)はこちら

 

プロフィール

D・Rさん(女性 55歳)消費生活相談員
東京都在住。会社経営の夫、社会人の長男と長女、大学3年の次男がいる。現在は夫婦と大学生の次男による3人暮らし。2015年11月に84歳の母に腎臓ガンが見つかり手術をする。しかし肺の転移があらかじめわかっており、術後は衰弱。以後入退院を経て、現在母親は介護付き有料老人ホームで生活をしている。

 

介護体験談はこちらの記事も参考に

私が思う「良い老人ホーム」より
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●フリーアナウンサー/町 亞聖さん
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→ 介護体験談<妻・夫の介護 編> 一覧
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