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介護と医療のサービスを使って在宅介護~介護体験談Hさん2

2016年7月11日

脳梗塞で倒れた父を支え続けたH・Nさん。6カ月に及ぶ入院中には病院に毎日のように通い、退院後も、実家に通いつめました。「一緒にいることに価値がある」。何度もHさんは言います。どのような価値があるのか。2回目の今回は、在宅療養をする父親を介護するHさんの様子をお伝えします。

 

*この体験談の1回目2回目3回目4回目(最終回)はこちら

 

デイケアに通いリハビリを続ける

image001家に父が帰るにあたっては、父の身体状況を考え、リハビリ病院とも相談して、家の改修工事もしました。杖を使って家の中も歩くのですが、杖だけでは不安定なので、廊下や自室に手すりをつけました。お風呂も、右が麻痺しているので、左側の足から入ることになります。入りやすいように手すりをつけ、立ち上がりもしやすいように考えてもらいました。リハビリ病院の理学療法士の方は、実際に家に来て手すりの場所を決めたり、高さなどを計ってくれ、本当にお世話になりました。

 

麻痺した体を近所の方にあまり見せたくないのか、父は自分から外出をしたがることはありませんでした。かといって、デイサービスは折り紙や歌などを強要されそうで、いやだといいます。ケアマネジャーさんと相談し、デイケアに週2回、リハビリに出掛けてもらうことにしました。リハビリなら、父も熱心にやりますし、その間、母は少し息をつける。夫婦双方にとって、よい外出になります。

 

また、月2回の訪問診療、週1回の訪問看護のほか、週1回のマッサージも入れてもらいました。筋肉の拘縮を少しでも緩和したいと思ってのことでした。そのほか、入浴介助の人にも週2回来てもらいました。トイレや着替えは自立していましたが、入浴は床も滑るし、本人も不安がっていました。かといって、母はやせていて力を使うことが難しいので、プロにお願いすることにしたのです。

 

今まで夫婦ふたりでのんびりと暮らしていた家には、たくさんの人が来ることになりました。父も母も、落ち着かないし、負担は大きかったと思います。でも私としては、家にこもりがちな父に、さまざまな刺激を与えて元気になってほしかったので、多くの方の訪問はむしろありがたいと思いました。

 

母は一時期、よく「どうしてお父さんはこんなふうになっちゃったんだろう」と嘆いていましたが、入院中に腹を据えたのか、帰宅後は、グチをいうこともなく、日々を過ごしていました。

 

しかし、母は大変だったと思います。料理や洗濯などの家事のほかに、毎日の父の装具のつけはずしがありました。それに、父が夜中に目覚めたときなど、父の部屋からトイレまでが遠いので、ポータブルトイレを部屋に置いてあったのです。そのポータブルトイレの処理も母の仕事でした。

 

家族の刺激を受けて快方に向かうが……

image003私も、病院のときほどでないにしても、仕事がないときは、極力行くようにしました。当時、息子は中学生で多感な時期でしたが、孫の顔を見るのが一番の刺激になると思ったので、息子にもよく話して、ときどき連れて行きました。息子は学校で将棋のクラブに入っているので、行けば父と将棋をします。それが脳トレにもなります。会話の少ない男同士の交流としても、ちょうどいいと思っていました。

 

なかなか帰国できない妹も、休みを利用して、家族でやってきました。妹のところにも2人子どもがいるので、来ればとても賑やかになり、父も喜びました。妹のアメリカ人の夫も、父のことは大好きで、片言の日本語で話しかけてくれ、父はうれしそうにうなづいていました。

 

こうして、日々、いい刺激をもらえたせいか、父の要介護度は、入院中4だったものが、3になりました。「がんばれば、いい方向に向かうんだね、おとうさん、本当によくがんばっているものね」。そんな会話をしては、和やかに過ごしていたのですが。それも、当初のうちでした。1年以上過ぎると、少しずつ、父に衰えがみられてきました。そして、1年3カ月たったところで、父親の病状は大きく変化したのです。

 

次回は、2度目の入院時の状況についてお伝えします。

 

*写真はイメージです。

 

*この体験談の1回目2回目3回目4回目(最終回)はこちら

 

プロフィール

H・Nさん(女性 48歳)イラストレーター
神奈川県在住。43歳の時に父親が脳梗塞で倒れ、入院。右半身麻痺となる。父親と同居の母親が主介護者だが、医師との面談や看護・介護の方針の決定はHさんが中心となる。仕事はフリーランスなので、時間の自由がきく。そのため、父親の入院中や退院後の在宅療養中は、仕事がないときはすべて父親に寄り添う。2度目に倒れた後の老人ホームの入居手続きもHさんが行う。しかし、2013年、父親は入居後すぐに死去。現在もイラストレーターの仕事を続けている。夫、高校1年生の長男と3人暮らし。

 

介護体験談はこちらの記事も参考に

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さまざまな介護体験を語っていただいています
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→ 介護体験談<義理の親の介護 編> 一覧
→ 介護体験談<妻・夫の介護 編> 一覧
→ 介護体験談<祖父母の介護 編> 一覧
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