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『家族のための在宅医療実践ガイドブック』…監修者 佐々木 淳さんのインタビューつき

2016年2月24日

book1■書名:家族のための在宅医療実践ガイドブック
■編著:医療法人社団 悠翔会  監修:佐々木 淳
■発行:幻冬舎
■出版年:2012年11月

 

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心配な症状やトラブル、その対処法がひと目でわかる!

『家族のための在宅医療実践ガイドブック』より

『家族のための在宅医療実践ガイドブック』より<クリックで拡大>

高齢者には病気やケガがつきもの。しかも、「なんだか様子がおかしい」と思っていると、みるみる全身状態が悪くなることも少なくない。本人も家族も心配がつのるばかりだ。そんなときの頼みの綱になるのが、本著。トラブルごとに、事例がまず挙げられ、その原因やチェックすべきこと、対処法などが、とてもわかりやすく示されている。

 

「息切れがする」「誤嚥性肺炎」「褥瘡(じょくそう)が悪化した」などの深刻な症状から、“これってクリニックに行くほどでもない…?”とためらってしまうような「意欲がない」「便秘している」「口が臭う」という様子まで。とにかく高齢者にはありがちなトラブルが網羅されて取り上げられているのがうれしい。

 

この本を編集したのは、24時間対応の在宅診療を行っている医療法人の悠翔会(ゆうしょうかい)。2016年2月現在、常勤医師26名、非常勤医師46名、歯科医師3名の計75名の医師が在籍。関東エリアを広くカバーし、自宅で暮らす高齢者や障がいのある人の往診をする。特養などの老人ホームの嘱託医(しょくたくい:特定の場所に出向いて診察などをする医師)を担当するケースも多く、高齢者の症例がたくさん集まっている。その中から、知っておくべきトラブル、多くの人が心配になる症状をピックアップしているのだ。

 

計57の症状より検索できる『家族のための在宅医療実践ガイドブック』より

計57の症状より検索できる『家族のための在宅医療実践ガイドブック』より<クリックで拡大>

「うちのおばあちゃん、最近あのことが心配」と思ったら、目次を見て、あてはまるところを読めばいい。出産し、はじめて育児に向き合うときに育児書を読むような感覚だ。原因や対処法がわかれば、「緊急に診療をしてもらうべき」「我が家で対処ができる」という判断もしやすい。高齢者を持つ家族が、落ち着いて高齢者に向き合えるための、指南書である。

 

ゆっくり読める時間があるなら、最初から順番に読んでいってもいい。そうすれば、高齢者の身体的・心理的な特徴がよくわかり、ちょっとした様子の違いや今後の症状の進み方についても、自分たちなりに考えていける。

 

また、高齢者を持つ家族に、近い将来訪れる可能性が高い「看取り」についても、詳しく書かれている。死が近づいてきたら病院へ、というのではなく、住み慣れた自宅で最期を迎えたいという高齢者は多い。そんな最期の願いを、受け止めて全うするためのきめ細かなアドバイス、そしてとるべきスタンスから書かれている。尊厳を持って、高齢者の生と死に寄り添うために。この項は、高齢者のいる家族なら、ぜひ前もって読んでおきたい。

 

○●○ 監修者ミニインタビュー ○●○
ご家族の「よくある質問」への回答をまとめるうちに、
進化して本になりました

book4悠翔会は、在宅医療を専門的に担うクリニックのグループ。医師は高齢者の住む家へ定期的に診療に伺っています。すると、ご家族が心配そうに、患者さんの体調について、質問されることが多いんですね。診療と診療の間の期間に、心配になって電話をしてくる方もいます。そして、その内容は、ほかの方にも共通していることが多いんです。高齢者を、本当に家で看られるのだろうかと、心配になるんですね。

 

そこで、医師が専門分野ごとに手分けをして、ご家族の「よくある質問」に答えるような事例集を作ったのがきっかけでした。最初は、簡単なQ&A集のようなものを悠翔会でプリントして配っていました。けれど、ご家族の質問に確実に答え、そして、さらに知っておくといい、と思うような事例まで入れていくと、どんどんボリュームが増していって。それなら、本にしたほうがいい、本にするなら出版を、ということで、この本ができあがりました。執筆者は25名。介護職の方にお願いをして書いていただいた項目もあります。

 

そんないきさつですから、当初は、訪問診療で伺う悠翔会の患者さんには無料で配っていたんですよ。最近は会での在庫がなくなって、お渡しできなくなっているのが残念です。

 

高齢者の心配な症状については、友人や近隣の方に聞くというのもひとつの手です。でも、個人的な例に寄りすぎていたり、断片的でかえって心配になるケースが多いのではないでしょうか。医師が医学的な根拠をわかりやすく伝えたほうが、きっと安心ですよね。

 

在宅医療は、外来中心のクリニックや急性期の病院とは立場や目標がかなり違います。在宅医療が目指すことや、在宅医療に関わる医師や看護師の思いを理解していただくのにも、本書は役立つと思います。

 

高齢者の家族だけでなく、医療と連携をする介護職の方にも読んでほしい。老人ホームに勤務する介護職の方にも役立つと思います。
また、これから在宅医療を始めようと思っている医師の方々にも、ぜひ読んでほしいですね。具体的な手法だけでなく、在宅医療のスタンスがわかり、我々の仕事が尊い仕事だとわかってもらえると思います。

 

著者プロフィール

佐々木 淳(ささき・じゅん)さん
医療法人社団 悠翔会 理事長・診療部長、医学博士。
筑波大学医学専門学群、東京大学大学院博士課程卒業。三井記念病院、医療法人社団 哲仁会 井口病院副院長等を経て、24時間体制で在宅総合診療を提供する医療法人社団 悠翔会を設立。多職種、診療を受ける本人、家族も参加できる勉強会『在宅医療カレッジ』主宰。また、オーガニック食材を中心に、低糖質(ケトジェニック)メニューを提供してアンチエイジングと健康を目指すレストラン「NUDIST Café&Flower」も経営。

 

*佐々木淳さんに「老人ホームでの医師・医療の選び方」について伺ったロングインタビューを、こちらに掲載しています。

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