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【最終回】ゆずこ家の介護はまだまだ続く!~漫画★孫娘のガチンコ介護

7月25日

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退院後のために、看護師常駐の老人ホームを探して…~介護体験談Yさん2

2016年1月25日

Yさんのお母さんのすぐ下の弟は、配偶者も子どももいない、独身男性。69歳まで貿易の仕事をしていましたが、体調が悪く、クリニックを受診すると、すい臓がんで、あと数カ月の命だとわかりました。当人は「あと2年は生きる」つもりですが、その住処は自宅ではないだろうということになり……。幼い頃から叔父さんを慕っていたYさんは、自然と身の回りの世話や、老人ホーム探しをすることになりました。

 
*この体験談の1回目2回目3回目4回目(最終回)はこちら

 

お見舞いに来る私をもてなすのは叔父……

2_1すい臓がんで入院している叔父のところには、週に1、2度は行ったでしょうか。顔を出すと叔父はとても喜び、点滴の器具をガラガラと引いて、「さあ、下の食堂にお茶でも飲みに行こう」と誘ってくれたりしました。どこまでも気丈な叔父でした。

 

そんな叔父と話すひと時も楽しく、いつしか私は、病院に通うことを、楽しむようになりました。体調がすぐれないのに、笑顔で私を迎えてくれ、「Yちゃんは昔とぜんぜん変わらないね」などと言ってくれます。子どもの頃のことを思い出してはふたりで語り、それが叔父の癒しになっていたようですが、実は私のほうが癒されていた気がします。

 

入院から1カ月。これといって治療のしようがない末期がんの患者は、そろそろ家に帰されます。退院して、通院の形で抗がん剤の治療を、という話が出始め、私や次男は、あわてて老人ホームを探し始めました。とりあえず、以前のマンションに身を置くとしても、早晩、介護が必要になる。訪問介護では、長時間、叔父のことを見守ってもらうことは難しい。ならば、短期間でも、介護付きの老人ホームがいい、というのが、叔父の希望でもありました。叔父は脳の働きはしっかりとしていますし、足腰も弱っていません。がんという病が叔父を不健康にしているだけなので、入居するとしたら、介護付きの有料老人ホームになるのだろうと思っていました。

 

ホームに入ってからも、きっと、介護スタッフとのやりとりをしたり、細かなものをそろえたりするのは、私になるでしょう。それなら、叔父だけでなく、私も納得がいくホームを探したい。近隣の有料老人ホームの情報をインターネットで調べ、めぼしいところをプリントアウトして、叔父に持っていくのも私の務めでした。

 

叔父の要望は、急変しても安心できるように、看護師さんが常駐していること、そして大好きな車を置ける駐車場があること。これだけでした。でも私は、実際にかかる料金、部屋の雰囲気、食事のおいしさにもこだわって探しました。もちろん、長く居住することはないでしょうから、入居金0円で、すべてを月割で支払いするタイプの料金設定のところを選びました。そして、叔父と検討し、「ここにしよう」という目星もつけました。

 

伊豆のラドン温泉で民間療法

2_2そうこうしているうちに、退院の日取りが決まりました。すぐに老人ホームに入るのも……、ということで、伊豆のラドン温泉に行こうということになりました。そこは、ガン患者がよく行く温泉で、何か、いろいろな効能があるとの話でした。今思えば、願掛けのようなものだったのかもしれませんが、叔父が望んだ場所なので、行かせてあげたいと思いました。ひとりで行くのはつまらないだろうからと、親戚の中で行ける人が付き添いました。私も、数日は滞在しました。親戚でワイワイと温泉につかるのは楽しくて、叔父の顔もほころびました。

 

そして、実際に数値も下がってきたんです。人間、楽しいことをしていると、健康になるものだな、と思いました。

 

「これなら、老人ホームに入らなくてもいいんじゃない? 無理だと思っていたかもしれないけれど、訪問介護を付ければ、当面大丈夫な感じじゃないかと思うよ」と次男に言われて、すでに次男が買い上げた部屋に戻ることにしました。体調がよかった叔父は、「失敗したなぁ、一人暮らしもまだまだできたなぁ」などと喜んでいました。

 

しかし、その数日後、次男の息子たちが尋ねると、叔父は床に倒れていました。慌てて救急車を呼び、叔父はまた、病院に舞い戻りました。そこからは、ガクンと体力が落ちていきました。

 

次回は、病院で亡くなる叔父の様子を伝えます。

 

*写真はイメージです。

 
*この体験談の1回目2回目3回目4回目(最終回)はこちら

 

プロフィール

Y・Oさん(女性 52歳)主婦
埼玉県在住。自身の叔父(8人きょうだいの母親のすぐ下の弟)を介護。不動産の売却、老人ホームの契約などを手伝う。自身は夫、成人したふたりの子どもとともに暮らしている。叔父は介護を始めて3カ月で他界。

 

介護体験談はこちらの記事も参考に

私が思う「良い老人ホーム」より
●デザイナー・東海大学講師/山崎 正人さん
●モデル・タレント・ビーズ手芸家/秋川 リサさん
●フリーアナウンサー/町 亞聖さん
●エッセイスト・ライター/岡崎杏里さん
●フリーアナウンサー/岩佐 まりさん
●映画監督/関口 祐加さん
●漫画家/岡 野雄一(ぺコロス)さん

 
さまざまな介護体験を語っていただいています
→ 介護体験談<親の介護 編> 一覧
→ 介護体験談<義理の親の介護 編> 一覧
→ 介護体験談<妻・夫の介護 編> 一覧
→ 介護体験談<祖父母の介護 編> 一覧
→ 介護体験談<その他の介護 編> 一覧

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