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【最終回】ゆずこ家の介護はまだまだ続く!~漫画★孫娘のガチンコ介護

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子どもが「親の介護」をするのは当然?~介護体験談Yさん1

2015年11月23日

一時期は、実父母と義母、3人を在宅介護していた娘のY・Hさん。実父が亡くなった今も、ふたりの母親を介護しています。ひとりの介護も大変なのに、2人も3人も……。でも、少子化が進んでいるこれからの時代は、Yさんのような介護は珍しいことではなくなるでしょう。そんな介護を続けていくために、何が必要なのか。Yさんの体験からは学べることがたくさんあります。4回に分けて、お話を伺います。

 

*この体験談の1回目2回目3回目4回目(最終回)はこちら

 

義父が同居して1カ月通院に付き添う

1_1私は一人っ子なので、実父母の面倒は自分でみるのだ、と思ってきました。主人の父母も同様。だから、私は最初から4人の介護をするのだ、と腹を据えていたんですね。なぜ、と言われても、たいした理由はないです。親の介護は子がするのが当然、と思っているんです。だから、複数の介護をしてきたことも、別に変わったことでもないし、当たり前だと思ってやってきました。

 

私は両親にとてもかわいがられ、埼玉で幸せな子ども時代を送りました。その父母が、私が結婚して子どもを産んだ頃に、「長野の田舎に引っ込む」と言い出して。「それはやめてほしい」と思いました。親には近くにいてほしいし、長野になんか住んだら、もし病気になって看病をしようと思っても遠すぎる。そんな話をしたら、「じゃあ、同居しようか」ということになって。私たち家族は、埼玉の父母の実家に居候することになりました。

 

出産して間もない頃の夫のお給料は、そう多くありませんでした。「子どももできたのだし、将来に備えてたくさん貯金をしておくといい」という父の心遣いもあったのでしょうね。私たち家族の部屋は狭かったですが、家賃も不要だったので、たしかにお金は貯まり、あとあととても助かりました。

 

父母はまだ若かったので、その後も元気にしていました。が、息子が15歳の頃、夫の父親に肺がんがみつかりました。みるみる衰えて体重が減り、入院しなければ、となったのに、ベッドがあきません。義母にすべての世話を任せるのも無理だと思い、我が家に1カ月以上泊まり、点滴の注射のために通院しました。わずか1年でなくなってしまったのが、とても悲しかったのを覚えています。享年66歳でした。思えば、これが最初の介護でした。

 

実父母や義母が一緒に住める家を建てた

1_2義父がなくなった後、義母を連れて義父のお墓参りに行くのも、私の仕事でした。でも、私は義母とも仲がよく、話もはずんだので、むしろ年に数回のお墓参りを、楽しみにしていたぐらいでした。ひとりになって寂しい思いをしている義母を、なんとか盛り立てて元気にしよう。我が家の父母もそう考えていました。

 

そうこうしているうちに、我が家が区画整理の対象になり、代替えの土地に家を建てて引っ越すことになりました。となれば、「両親と義母を介護する」家を作らねば。土地は狭かったので、地下に応接間をふたつ作り、1階はリビングと義母の部屋。2階は実父母と私たちの寝室、3階は息子の部屋、というふうに割り振り、みんなで暮らせるように建築しました。

 

義母も新しい家を気に入り、正月は毎年、泊まりに来ました。実母ともとても仲がよく、ふたりで話すひとときは、とても楽しそうでした。この楽しい関係がずっと続きますように。そう願いました。しかし、徐々に義母も母も衰え、介護が必要になっていきました。

 

次回は、義母が同居してからの介護についてお伝えします。

 

*写真はイメージです。

 

*この体験談の1回目2回目3回目4回目(最終回)はこちら

 

プロフィール

Y・H さん(女性 65歳)パート職員
埼玉県在住。24歳で結婚し、出産後に父母と同居。6年ほど前に、実母の認知症が発覚する。ほぼ同タイミングで、急に歩けなくなった義母も同居。一時は3人の世話をし、実父が肺がんでなくなった後は、実母と義母を在宅介護している。週に3回、実母と義母はデイサービスに行き、Yさんは近くの養護老人ホームで家事介護(洗濯・掃除など生活の援助)の仕事をしている。ひとり息子は現在40歳。Yさんは、孫の送り迎えや夫の世話なども継続している。

 

介護体験談はこちらの記事も参考に

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さまざまな介護体験を語っていただいています
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→ 介護体験談<義理の親の介護 編> 一覧
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→ 介護体験談<祖父母の介護 編> 一覧
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