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【最終回】ゆずこ家の介護はまだまだ続く!~漫画★孫娘のガチンコ介護

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脳の手術をしたら認知症が改善された!~介護体験談 Nさん 3

2015年6月22日

脳血管性の認知症になった実母を、沖縄から東京に呼び寄せたNさん。住み慣れた沖縄を離れて嘆き悲しむ母親のために、何ができるだろうか――。大きな決断でしたが、脳の手術に挑戦しました。先進医療が受けられる都会ならではの決断。それは大きな一歩となりました。第3回は、そのいきさつをお伝えします。

 

*この体験談の1回目2回目3回目4回目(最終回)はこちら

 

沖縄ではなぜか整形外科に通っていた

3_1東京での生活に慣れた頃、私は大学病院に母を連れてきました。母の認知症は改善するのではないかと考えたのです。

 

沖縄の病院では、母の認知症は、アルツハイマー型ではなく、脳血管性であろうと診断されていました。けれど、きちんと検査をしたわけではなく、うやむやなまま、薬が決まり、ずっと同じ薬を処方されてしました。

 

しかも、母が通っていたのは、整形外科。内科に通うのが筋ですが、足もとがおぼつかず、交通の便が悪い内科には、ひとりでは通えなかったのです。整形外科なら、お迎えのバスがある。そこで、血圧の薬を処方されて飲んでいたのです。しかも、認知症が重くなってきた母は、薬の管理ができていたとは思えません。ほとんど意味のない通院や投薬をしていたことも、とても気になっていました。

 

脳ドックで診断してもらったところ、正式に脳血管性であることがわかりました。脳の血管の一部が詰まり、血流が悪くなることで、認知症の症状が現れるのです。詰まりがあるということは、またいつ出血して倒れるかわからないし、認知症の症状も進むことが考えられます。

 

母の血管の詰まりの様子や位置から判断し、医師は「バイパスを作れば、脳出血のおそれも少なくなり、認知症も軽減する可能性が高い」とのこと。脳の手術は危険も伴い、かえって認知症がすすむこともあると言いますが、何より、脳出血の危険性を回避できるかもしれないのです。姉妹で相談し、「思い切ってやってみよう」ということになり、本人も前向きに受け止めました。

 

手術は、東京に来てちょうど1年後の1月。私たち姉妹は代わる代わる、病院に見舞いました。そして、ついに手術。医師からは「うまくいった」という言葉が聞けました。

 

目が覚め、母が発した第一声は「頭のモヤモヤがスッキリした!」でした。私たちも緊張から解き放たれ、全員が手を取り合って喜びました。

 

手術後は頭がハッキリし、意欲的になった母

3_2たしかに、以後の母は変わりました。話し方も動作もキビキビしたように思いますし、何より顔つきがかわってきました。以前は何もしたがらなかったのですが、やり方を教えてほめる、を繰り返せば、家事にも前向きに取り組むようになりました。母は私がいない間の家を守る、という役割を果たし、ごはんを炊くだけでなく、味噌汁も作るようになりました。

 

ガスの火の消し忘れが心配なので、鍋が焦げたら自動で消火するコンロを使うことにしました。おかずは朝、私が2食分作り置くので、それを食べ、自分で食器を洗います。新聞で日にちや曜日を確認しようね、と話し、それを定着させたので、デイサービスの日は自分で身支度をします。

 

泣いて「沖縄に帰りたい」と言い、何もする気になれず、沈んでいた頃とは、本当に変わりました。「こんなことなら、早く手術すればよかったね」と、母や妹たちとも談笑できるようになりました。

 

次回は母親との生活の今後と、Nさんの将来の夢をお伝えします。

 

*写真はイメージです。

 

*この体験談の1回目2回目3回目4回目(最終回)はこちら

 

プロフィール

N・Mさん(女性 49歳)会社員
東京都在住。大学卒業後、上京し、以後会社員として忙しく働く。36歳のときに沖縄在住の63歳の実母が脳出血で倒れる。三姉妹で力を合わせ、看病をし、本人も懸命のリハビリで日常生活ができるようになった。10年後の2011年に、脳血管性の認知症を発症。三姉妹とも沖縄に戻って実母を介護することができず、東京に呼び寄せてN・Mさんと同居することになった。現在、実母は76歳。

 

介護体験談はこちらの記事も参考に

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