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お風呂で溺死!?冬場に気を付けたい高齢者の入浴事故~データで見る介護

2016年12月15日

image00149回目を迎えた、“親の介護の最新事情”がわかるシリーズ企画。介護に関わるさまざまな情報を、データを通じて客観的に見ていきます。

 

前回は、「サービス付き高齢者向け住宅の棟数、設備、サービス」について見てみました。

 

今回は少し趣向を変えて、冬場に多発する「高齢者の入浴中の事故」について見ていきます。

 

 

寒い季節は、高齢者の“入浴中の事故”が多くなる

寒い冬、誰しもゆっくりお風呂に浸かって温まりたくなるものです。しかし近年、特に冬場において、高齢者が入浴中に意識障害を起こして溺死するなどの事故が増えています。

 

*消費者庁「News Release 平成28年1月20日」<クリックで拡大>

*消費者庁「News Release 平成28年1月20日」<クリックで拡大>

 

2014年に家庭の浴槽で溺死した人は4,866人で、10年前の1.7倍。年齢層別の内訳では、75~84歳が2,106人、85~94歳が1,359人、95歳以上が68人で、75歳以上が72.6%も占めています。

 

*消費者庁「News Release 平成28年1月20日」<クリックで拡大>

*消費者庁「News Release 平成28年1月20日」<クリックで拡大>

 

上の図を見ると、月別では、12~2月の真冬が最も多いことがわかります。この3か月間の入浴中の事故は、全体の約5割を占め、冬の寒い時期は特に注意が必要といえます。

 

「入浴中にのぼせたり、意識を失ったりして、ヒヤリとした経験はありますか」との質問には、55歳以上の男女3900人のうち、9%の人が「ある」と答えています。およそ10人に1人の割合です。

 

事故を起こさないために 入浴時の注意点

image007入浴する際の身体の状況や気温などの環境によっては、意識障害を起こし、事故につながる可能性があるようです。こうした事故を防ぐためには、その原因を取り除くことが肝要です。

 

まずは、入浴前後の温度の急激な変化。お湯に浸かっているうちに血圧が上下に大きく変動し、失神して溺れてしまうのです。冬場に事故が多いのは、温度差が大きくなることが原因と考えられます。

 

したがって、入浴前に脱衣所や浴室をよく暖めておく必要があります。浴槽のふたを外し、シャワーを使って浴槽にお湯を入れると、蒸気によって温度が上がるので効果的です。

 

お湯の温度や、お湯に浸かる時間にも注意が必要です。熱いお湯に長時間浸かると、のぼせて意識障害を起こしやすくなります。41度のお湯に、10分までを目安に浸かるのがよいとされています。

 

浴槽から出る時は、急に立ち上がるのはやめましょう。体にかかっていた水圧が急になくなって血管が一気に拡張することにより、脳が貧血状態になります。意識障害の原因です。

 

また、お酒を飲んだ後の入浴は、アルコールが抜けるまで控えた方が無難。食後の入浴も、「食後低血圧」という症状が生じて失神することがありますので、避けた方がいいでしょう。気温が下がり、同居者が気づきにくい早朝や深夜も避けるべきです。

 

そして、高齢者が入浴する間、家族は注意を怠らないようにしたいもの。入浴中の失神を早く発見したことで、救命につながったケースもあるからです。この点で、家族が出掛けていたり、一人暮らしの高齢者は、周囲に人のいる公衆浴場を利用すると安心でしょう。

 

<構成・文:髙橋光二>

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