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特養の入居待ち、順番が来ても断る人が意外と多い!?~データで見る介護

2016年8月11日

image00135回目を迎えた、“親の介護の最新事情”がわかるシリーズ企画。介護に関わるさまざまな情報を、データを通じて客観的に見ていきます。

 

前回は、「高齢者の健康状態や、終末期への備え」について見てみました。

 

今回は、「特養入所の申し込み理由や、入所可能になった時の対応」について探っていきます。

 

「本当に特養を必要としている人」は、申し込み者全体の1割だけ!?

近年、特別養護老人ホーム(特養)への“入居待ち”が、特に都心部において常態化していました。厚生労働省が平成26年3月に発表した調査結果によると、特養の入居待機者数は全国で約52.4万人。都道府県別では、東京都の約4.3万人が断トツに多く、その後は、宮城県の約3.9万人、神奈川県の約2.9万人、兵庫県の約2.8万人と続きます。最も少ない徳島県では、約2,000人となっています。

 

こうした状況を受け、国は平成27年度からの介護保険制度の改正で、特養の入居条件を、従来の「要介護1以上」から「要介護3以上」に厳格化しました。そのこともあり、最近では特養入居者が減少しています。

 

●詳しくはこちら
→特養待機者が減少!でも、在宅介護も施設入所もできない介護難民が増える?

 

こうした措置の一つの要因になったと考えられるデータがあります。厚生労働省の平成22年度「特別養護老人ホームにおける入所申込の実態に関する調査研究」で、特養側からみて「真に入所が必要な人」は、入所申込者全体の1割強という結果でした。
次の図のとおり、居宅ケアマネジャーが考える“(入所希望者の)現在の入所の必要性”で「すぐにでも入所が必要」と思われる人は、全体の中の11.3%です。

 

つまり、“現在、本当に特養を必要としている人”は、入所申し込み全体数のわずかな数しかいない、というデータなのです。

 

*厚生労働省「特別養護老人ホームにおける待機者の実態に関する調査研究事業」平成24年<クリックで拡大>

*厚生労働省「特別養護老人ホームにおける待機者の実態に関する調査研究事業」平成24年<クリックで拡大>

 

※グラフは平成23年に申込者本人、申込者家族、担当ケアマネジャー、施設職員への調査結果です。赤い点線の囲みは、平成22年に特養側へ調査した結果です。

 

特養入所の順番が回ってきても、断る人が多い

では、当の入所申し込み者は、どういった理由で入所を申し込んでいるのでしょうか。次の図をご覧ください。

 

*厚生労働省「特別養護老人ホームにおける待機者の実態に関する調査研究事業」平成24年<クリックで拡大>

*厚生労働省「特別養護老人ホームにおける待機者の実態に関する調査研究事業」平成24年<クリックで拡大>

 

家族の申し込み理由「今は自宅で生活できるが、将来に対する不安を感じたため」は46.2%です。家族だけでなく、居宅ケアマネジャーの申込判断でも「しばらく自宅での生活は可能だが、将来のために申し込んだほうがよい」も45.4%あります。
つまり、“とりあえず将来の不安のため”に申し込む場合が多かったことがわかります。

 

では、申し込んで「入所できます」と連絡が来れば本当に入所するのでしょうか?…それが、なんと違うのです。次の図をご覧ください。

 

*厚生労働省「特別養護老人ホームにおける待機者の実態に関する調査研究事業」平成24年<クリックで拡大>

*厚生労働省「特別養護老人ホームにおける待機者の実態に関する調査研究事業」平成24年<クリックで拡大>

 

まず、上のグラフの、本人の考え。現在、在宅の人の42.2%、老健(介護老人保健施設)入居者の60.9%、療養病床等の52.2%は「お断りする」もしくは「すぐには決められない」と回答し、入居しない可能性が高いことがわかっています。

 

下のグラフの、家族の考えでも、入居はさせないという回答が少なくありません。在宅の31.3%、老健の33.8%、グループホームの44.0%、療養病床等の39.8%を占めています。

 

image009申し込んで、順番が来ても入所しない理由は、上記のようにそもそもが“とりあえず将来のため”の申し込みであったため、まだ入所するほどの状態ではなかった可能性が高いといえます。
また、すでに特養以外の別の施設に入所している高齢者の場合、環境を変えることの難しさもあると考えられています。

 

ほかに、複数の特養に同時申し込みをしていることが理由になっている場合もあります。第二希望の特養から入居可能と連絡があっても、第一希望が空くのを待ちたいから断る、というケース。また、重複して申し込んだ別の特養に既に入居できているが、他の特養の申し込みキャンセルをしていなかった(つまり、すでに待機もしていなかった)、というケースもあります。

 

現在、特養の待機者数は減少し、空きが出ている地域もあります。東京でも以前に比べれば、待機者が2割弱減少しているので、申し込みをすれば以前より早めに順番が回ってくるかもしれません。
とはいえ「要介護3以上」という条件がついているので、要介護2以前の人は申し込み自体が原則できない状態。申し込みのハードルは上がっています。ただ、必要性によっては、要介護1や2でも、特例として入居できる場合があるため、確認してみるとよいでしょう。

 

<構成・文:髙橋光二>

 

 

老人ホームを検討される方は・・・

老人ホームや高齢者向け住宅を検討中の方は、こちらのページも、ぜひ参考にしてみてください。

 

●本人と家族にぴったりの老人ホームを探すには → 良い老人ホームの「見つけ方・選び方」
●老人ホーム入居への疑問や悩みに答えます! → 「老人ホーム入居」のお悩み相談室
●介護業界の著名人や有名人にインタビュー → 私が思う「良い老人ホーム」

 

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