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入居者は、何が理由で老人ホームへの住み替えを考えた?~データで見る介護

2016年6月16日

image00127回目を迎えた、“親の介護の最新事情”がわかるシリーズ企画。介護に関わるさまざまな情報を、データを通じて客観的に見ていきます。

 

前回は、「老人ホーム入居にあたって重視することや不安なこと」について見てみました。
今回は、「老人ホームへの入居の経緯や、役立った情報」について探っていきます。

 

 

老人ホーム入居者が、実際に“入居を考えたきっかけ”とは?

老人ホームへの入居を考えるきっかけには、どういったことがあるのでしょうか。有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)の入居者に聞いたアンケート結果があります。下の図をご覧ください。

 

*公益社団法人全国有料老人ホーム協会「有料老人ホームにおける前払金の実態に関する調査研究事業報告書」平成26年<クリックで拡大>

*公益社団法人全国有料老人ホーム協会「有料老人ホームにおける前払金の実態に関する調査研究事業報告書」平成26年<クリックで拡大>

 

介護付き(有料老人)ホームの場合、「将来の生活面の安全・安心の向上のため」が70.2%と圧倒的です。なお、介護付きの回答者の約60%は、入居時に自立しており要介護認定を受けていなかったので、“要介護状態になった時に備えておきたくなった”という趣旨での回答が多いと考えられます。

 

入居時に約67%が要介護認定を受けていた住宅型(有料老人)ホームの場合は、「将来の生活面の安全・安心の向上のため」は45.7%で、「介護・看護が必要になったため」の41.3%、「家事を行うことが困難になったため」39.5%と、上位3つに大差がありません。介護を受けなければならないという現実的なニーズがきっかけになった人が多いことがわかります。

 

サ高住の場合も住宅型に近く、「将来の生活面の安全・安心の向上のため」が51.3%、「家事を行うことが困難になったため」が44.6%、「介護・看護が必要になったため」が30.6%で続いています。

 

これら3種類の中で、直接的な「介護・看護が必要になったため」というきっかけは、住宅型>サ高住>介護付きの順番です。
実際に、このアンケートの回答者のプロフィールを見てみると、入居時に要介護認定を受けていた入居者の割合は、住宅型67.1%>サ高住61.2%>介護付き40.4%となっています。“介護・看護が必要になり入居した人”と“入居時に要介護認定を受けていた人”の割合は比例していることがわかります。

 

こう見ると、「介護付き」は、「介護」という名称があるにも関わらず自立した人が多いので、意外な感じがするかもしれません。15回目でも、施設別の要介護度の違いをご紹介しましたね。その背景には、介護付き有料老人ホームは大規模な施設も多く“自立フロア”と“介護付きフロア”が併設されている場合があることや、快適に余生を過ごすことを目的とした贅沢な介護付きホームが多いこと、などがありそうです。

 

入居者が、老人ホーム入居の際に期待したことは?

では、実際のホーム入居者は、ホームでの生活にどういったことを期待して入居したのでしょうか。下の図をご覧ください。

 

*公益社団法人全国有料老人ホーム協会「有料老人ホームにおける前払金の実態に関する調査研究事業報告書」平成26年<クリックで拡大>

*公益社団法人全国有料老人ホーム協会「有料老人ホームにおける前払金の実態に関する調査研究事業報告書」平成26年<クリックで拡大>

 

image007介護付きの場合は「老いや介護への不安の解消」が67.7%でトップ。入居を考えたきっかけで圧倒的に多かった「将来の生活面の安全・安心の向上のため」と“将来に備える”という面で符合しています。

 

住宅型の場合が「いつも誰かが見守ってくれているという安心感」が60.7%とトップなのは、入居を考えたきっかけの「介護・看護が必要になったため」という“現在のニーズ”が多かった点と符合していそうです。
“入居を考えるきっかけ”が、そのまま“老人ホームを選んだ理由”につながっているといえます。

 

サ高住の場合は、「いつも誰かが見守ってくれているという安心感」54.5%、「老いや介護への不安の解消」51.9%とほぼ同等です。

 

また、3つのホームのいずれも「家族・親族へ世話をかけることや介護負担が軽減すること」が3位に続いているのは、入居者の家族としては心に留めておきたいことではないでしょうか。

 

老人ホーム探しで最も役立った情報源は、自分自身の“目”や友人・知人

入居を検討したときに心配したことについては、3つのホームとも「どのような状況になっても、希望するまで住み続けられるか」が1~2番目にありました。「他の入居者やスタッフとの人間関係や共同生活に馴染めるか」が続いて多くあります。また、サ高住の場合「今までと同様に自由に生活できるか、生活を干渉されないか」が2番目に多いのが特徴的です。

 

最後に、入居時に役立った情報について探ってみます。次の図をご覧ください。

 

*公益社団法人全国有料老人ホーム協会「有料老人ホームにおける前払金の実態に関する調査研究事業報告書」平成26年<クリックで拡大>

*公益社団法人全国有料老人ホーム協会「有料老人ホームにおける前払金の実態に関する調査研究事業報告書」平成26年<クリックで拡大>

 

3種類のホームとも「見学や入居相談による情報」「知人や友人・家族などによる口コミ情報」が目立って多いことにより、実際に自分の目や信頼できる人の話を重視していることがわかります。
「体験入居」が介護付きの4分の1程度と低い住宅型およびサ高住は、入居を考えたきっかけとして「介護・看護が必要になったため」「家事を行うことが困難になったため」が多かった点から、介護付きより切迫している、体験入居している余裕のない入居者が多かったものと考えられます。

 

<構成・文:髙橋光二>

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