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「介護と仕事の両立は無理」と考える人はどれくらい? ~親の介護事情11

2016年2月25日

image111回目を迎えた、“親の介護の最新事情” がわかるシリーズ企画。介護に関わるさまざまな情報を、データを通じて客観的に見ていきます。

 

「同居者を介護する人の“介護時間とストレス”」を探ってみた10回目に続き、今回は「仕事と介護の両立」の状況について探ります。

 

 

 

“ほぼ毎日介護”だと、離職を選ぶ人が多い?!

最新版(平成24年)の総務省「就業構造基本調査」によると、仕事をしながら介護をしている人の総数は約240万人で、年代別では50代後半が多くを占めています。

 

まず、仕事を持っている介護者の雇用形態を押さえておきましょう。下の図をご覧ください。

 

*総務省「就業構造基本調査」平成24年<クリックで拡大>

*総務省「就業構造基本調査」平成24年<クリックで拡大>

 

雇用形態としては、役員もしくは正社員は男性が75%強であるのに対し、女性は40%強。女性はパートや契約社員などの、いわゆる“非正規”が多くを占めています。

 

また、三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社「仕事と介護の両立に関する労働者アンケート調査」(平成24年度厚生労働省委託事業)によると、「ほぼ毎日(介護をしている)」人は、就労者が35.5%であるのに対し、離職者は56.1%を占めています。ほぼ毎日介護をしなければならない状態になると、離職を選ぶ人が格段に増えることが推察できます。

 

時短や短日勤務のために転職する人も

では、働きながら介護もしているという人は、どんな働き方をしているのでしょうか。
やや古くなりますが、「仕事と介護の両立のためにしている働き方」について調べた結果があります。
対象者を次のように分類して調べています。

 

1.家族の介護を始めて以降、仕事を辞めたことがない「在職者G-継続組
2.家族の介護をきっかけとしておおむね過去5年以内に仕事を辞め、現在は仕事に就いている「在職者G-転職組
3.家族の介護をきっかけとしておおむね過去5年以内に仕事を辞め、現在は仕事に就いていない「離職者G

 

そこで、下の図をご覧ください。

 

*みずほ情報総研株式会社「仕事と介護の両立に関する実態把握のための調査研究」平成21 年度厚生労働省委託事業<クリックで拡大>

*みずほ情報総研株式会社「仕事と介護の両立に関する実態把握のための調査研究」平成21 年度厚生労働省委託事業<クリックで拡大>

 

まず、「残業をしていない/短い」「深夜業をしていない/短い」「短時間勤務」「短日勤務」については、「在職者G-転職組」が他を圧倒して多くを占めています。逆にいえば「時短や短日のために転職をした」ということができるでしょう。
また、「在職者G-継続組」は介護を目的とした休暇を多く取ってやりくりしている状況も伺えます。

 

*「在職者G」は現在の、「離職者G」は介護を機に仕事を辞めた当時の状況

 

介護となったら「仕事は続けられない」が4割

次に、「仕事と介護の両立」に対する不安について探ってみます。下の図をご覧ください。

 

*三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社「仕事と介護の両立に関する労働者アンケート調査」平成24年度厚生労働省委託事業<クリックで拡大>

*三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社「仕事と介護の両立に関する労働者アンケート調査」平成24年度厚生労働省委託事業<クリックで拡大>

 

現在就労している人の77.0%、介護により離職している人の83.6%と、大半の人が仕事と介護の両立に対して不安を感じていることがわかります。特に、離職者の40.9%は「非常に不安を感じる」と回答しています。離職しているわけですから当然のことでしょうが、「介護はいつ終わるかわからない」、つまり「いつ復職できるかわからない」という不安が大きいのではないかを推察できます。

 

image5また、同調査では「今後5年間のうちに介護が必要となった場合、仕事と介護を両立して就業を継続できるかどうか」についても結果が出ています。「介護の可能性がある」人の4割近くは「続けられない」と思っています。つまり、仕事と介護の両立の難しさを認識している人は少なくないことがわかります。

 

仕事と介護を両立させるためには、何らかの対策が必要です。そこで、次回、介護する就労者に対して、会社によるどんな対策や支援が得られているのかについて探ってみます。

 

<構成・文:髙橋光二>

 

●「介護と仕事の両立の仕方」について、ワーク・ライフバランスコンサルタント 深堀さんにインタビューしました。→こちら

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