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認知症になった友人のため、有料老人ホームを探した~ライター・中澤さん1

2017年3月28日

人物インタビューや人権問題のルポなどを執筆していた中澤まゆみさんが、高齢者や介護の問題をテーマにし始めたのは、認知症の友人のケアのキーパーソンと後見人をしたことがきっかけだといいます。
13年間にわたって、在宅生活から入院、退院、そしてグループホームへの入居と、その友人の生活が変わるごとに中澤さんがサポートし、そして友人のためにたくさんのホームを見学してきました。また、仕事上でも高齢者ホームや施設の取材が多くなり、30~40か所ぐらいには足を運んだそうです。
その認知症の友人も中澤さんも、結婚をしていない「おひとりさま」。独居の高齢者が増えていく中で、介護の問題をどう考えていき、ホームとどう付き合うのか。リアルな体験と豊富な取材をもとにした中澤さんの意見は、心に響きます。

 

*このインタビューの1回目2回目3回目4回目(最終回)はこちら

 

○●○ プロフィール ○●○
中澤 まゆみ(なかざわ・まゆみ)さん ノンフィクションライター
image0011949年長野県生まれ。雑誌編集者を経てライターに。人物インタビュー、ルポルタージュを書く間に、友人女性の介護を引き受け、後見もすることになった。以後、医療、介護、福祉、高齢者問題にテーマを移し、『おひとりさまの「法律」』『男おひとりさま術』(ともに法研)、『おひとりさまの終活』(三省堂)など、ひとり暮らしの老後について著作を深める。その後、『おひとりさまでも最期まで在宅』『おひとりさまの終の住みか』を出版。近著は『おひとりさまの介護はじめ55話(親と自分の在宅ケア・終活10か条)』(いずれも築地書館)。在住している世田谷区ではコミュニティカフェなどを開催。全国で講演を行う。現在、友人と母、ふたりの認知症の人を介護中。

 

中澤まゆみさんのFacebook

 

「おひとりさま」の友人に頼りにされて

――中澤さんが「介護」に関わったのは、親しいお友達が認知症になったからなのですね。

image003はい、そうです。自宅から徒歩10分のところに、30年来の友人が住んでいたのですが、彼女の事務所のスタッフから、「最近、同じことを何回も話したりして、少し様子がおかしいのだけれど」と打ち明けられたのがきっかけです。2002年のことでした。
友人は私より15歳年上で、当時60代後半でしたね。まだ若かったので、最初は認知症だとは夢にも思いませんでした。

 

本人も気にして病院で受診したら、甲状腺機能低下症と診断されました。甲状腺機能低下症では、物忘れやうつの症状が出ることがあるんですね。でも、薬を飲んでも物忘れは続いている。
次に疑ったのが「高齢者うつ」でした。彼女は自営で仕事をしていましたが、年齢的なこともあって、だんだん仕事の発注も減ってきた。そうした変化もあって、うつになっているのかもしれないと考えました。

 

そこで、精神科のお医者さんを探し、受診をすすめたところ、「一緒に来て」と頼まれ、半年ほど通院しているうち、ドクターから「うつではないと思います」と言われました。大学病院を紹介され、CTなどで検査をすると、アルツハイマー型認知症だとわかりました。

 

彼女はおひとりさまで親御さんも他界し、面倒をみてくれる親戚もいません。そこで「役所の人が来るから」など、さまざまな場面で「来てくれない?」と電話がかかってくるようになりました。精神科のドクターから、「これからお金の管理ができなくなるから、成年後見が必要」と告げられたので、司法書士や弁護士に当たりましたが、彼女は「ウン」と言いません。そのうちに私に後見人になってくれないか、と打診されました。

 

私にも年老いた両親がいます。当時はまだ元気でしたが、友人の後見人なんて引き受けていいものか――。
心配になり、母に相談すると「身寄りもなくてかわいそうだから、あなたが後見をしてあげなさい。私たちはまだ元気だから大丈夫よ」と言ってくれたので、彼女の任意後見を引き受けました。今から13年前のことです。

 

ケアマネジャーと高齢者ホームの見学に

――自宅で暮らす認知症の方の後見人をするのは、大変そうですね。

中澤さんのブログ

中澤さんのブログ

要介護認定調査では、要介護1でした。ひとり暮らしだと火の元などいろいろ心配です。そこで、有料老人ホームに入ることを勧めたのですが、本人が「集団生活はいやだ」と言うんです。それで、ヘルパーさんに来てもらうことにしました。

 

ただ、認知症になって、仕事での収入がなくなってしまったんですよね。年金も個人事業主なので国民年金しかないとあって、年金額は7万円弱。預金も底をついていました。幸いにも借地ながら80坪の土地に建つ2棟の家があったので、半分を売り、残りの半分を改築して住むことにしました。そこに通算7年近く住んでいました。

 

――その後、認知症高齢者グループホームに入居したのですよね。
改築して数年後、心筋症で入院し、退院後、拒食状態になりました。再び入院した病院の担当医から、「自宅生活はもう無理です」と告げられ、有料老人ホームを探し始めました。このときに、「私にとっても勉強ですから」とケアマネジャーさんがホームの見学についてきてくれたんです。これがとてもいい経験になりました。

 

いくつか見学を重ねれば、清潔感や雰囲気の良しあしなどはだいたいわかってきますが、ケアマネジャーさんは、「特定施設ですよね?」「入居一時金の償却はどうなっていますか?」など、私では質問できないことを聞いてくれるんです。

 

特定施設(特定施設入居者生活介護の略)というのは、24時間の介護がついた施設。有料老人ホームの「介護付き」というのがそれで、サービス付き高齢者住宅でも「特定施設」の指定を取っているところもあります。

 

入居一時金は、入居後の一定期間の居住費を前払いするものです。償却については、最初に初期償却として2~3割を償却し、残りを決められた期間で均等割りにして償却するところが多いのですが、その年数や金額を事前に確かめないといけないのだということも知りました。

 

横で聞きながら、あとできちんと調べようと頭に刻んで自分なりに勉強するうちに、有料老人ホームやサービス付き高齢者住宅のしくみがだんだんわかってきました。
だから、見学に行くときは、できれば信頼できる知識豊富な人につきあってもらうか、友人などを誘って何人かで行くといいですね。複数の視点で見ることができますから。と同時に、自分自身も勉強をし、知識をつけておくことが重要です。

 

そのときは、彼女が「ホームはいや」と言い張ったので、そのとき見つけた高齢者ホームに入居することはありませんでしたが、それからまた2年ほど自宅で暮らしたのち、グループホームに入居することになりました。

 

 

 

<今回のまとめ>

中澤さんが考える「はじめての見学で、良い高齢者ホームをどう見分けるか」は
 
・信頼できる知識豊富な人や、友人を誘って複数の視点で見るようにする
・できればホームが設定した「見学会」ではなく、個別に申し込み、実費を払っても「食事」を入居者と共に食べながら見学する
・掃除はきちんとされているか、トイレの匂いがしないかどうかなどを確かめる
・入居者の表情はどうか、スタッフの表情が明るく、きちんと挨拶をしているかを観察する
・自分でもホームの種類やしくみについて勉強しておく

 

次回は、中澤さんがホーム探しで条件にしたことなどについて伺います。

 

<三輪 泉(ライター・社会福祉士)>

 

*このインタビューの1回目2回目3回目4回目(最終回)はこちら

 

→中澤まゆみさん著書『おひとりさまの終の住みか』の書籍紹介はこちら

 

 

老人ホームを検討される方は・・・【初めての老人ホーム探しガイド】

現在老人ホームや高齢者向け住宅を検討中の方は、こちらのページも、ぜひ参考にしてみてください。

 

●さまざまな老人ホームを取材リポートしています → 編集部の取材レポ <介護付き有料老人ホーム編>
●本人と家族にぴったりの老人ホームを探すには→ 老人ホームの「見つけ方・選び方」

 

老人ホームの種類とは

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