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本人や家族の思いが、良い老人ホームをつくる~経営コンサル・濱田さん4

2017年1月3日

介護に関わる企業へのコンサルティングや、講演・執筆活動で多忙な濱田孝一さん。そんな中、義理のお父様の介護も経験。そんな経験からも、「家族がホームを良くしていく」ことの意義を語っていただきます。また、見学、情報集めなどの家族としての「やるべきポイント」も教えてくれました。

 

*このインタビューの1回目2回目3回目4回目(最終回)はこちら

 

○●○ プロフィール ○●○
濱田 孝一(はまだ・こういち)さん 経営コンサルタント
image0011967年生まれ。立命館大学経済学部卒業後、銀行に入社。以後介護スタッフ、社会福祉法人マネジャーを経て、2002年より主に介護ビジネスや高齢者住宅についての経営コンサルティング、講演、書籍執筆を行う。著書は『失敗しない選び方 家族のための高齢者住宅・老人ホーム基礎講座』(花伝社)ほか多数。社会福祉士、介護支援専門員、宅地建物取引主任者、ファイナンシャルプランナー。

 

複数の老人ホームを見学して、比較検討する

――「良い老人ホーム」を探そうと思ったら、家族はホームの見学をするべきですよね。

image003もちろんです。見学をして、自分たちの目でホームの雰囲気や設備を見てみないと、始まりません。必ず、複数のホームを見学・比較してください。それぞれの違いがわかるようになり、判断がより明確になります。1回目に「良い老人ホームを見分けるポイント」とした「説明力」についても、いくつかのホームに同じ質問をぶつければ、その回答から、誠意や実力が明らかになっていきます。

 

見学のときは、建物の設備や金額がそれに見合うかどうかなどを中心に見ていくことになると思いますが、それ以外にもチェックすべきポイントがたくさんあります。
たとえば、見学依頼をしたときのスタッフの電話の応対、対面のときの相談者の言葉遣い、スタッフの服装、挨拶などからもその事業者の質が見えてきます。服装が乱れていたり、挨拶もしないスタッフが目につけば、それはそのスタッフ個人の資質ではなく、職員教育やサービスの管理ができていないことです。

 

もし車椅子の利用者さんがいらっしゃれば、きちんと座れているか、背中が背もたれにフィットしているかも見てください。このポイントも重要です。姿勢が悪いまま長時間座り続けていることで、腰痛などが起きたり、転倒の危険性が高まったりします。こうしたから、スタッフの技術を見て取ることができます。よい姿勢をキープすることが、安全・快適な暮らしに大きく関わります。

 

他にも、壁の絵が傾いていないか、カレンダーが前の月のものになっていないかなど、細かい部分にも着目しましょう。一見、気にするべきでないことのように思えるかもしれませんが、要介護高齢者は自分で体調変化や希望が言える人ばかりではありません。こうした小さな部分に誰も気が付かないということは、言われたことしかできない、入居者の変化にも無頓着なスタッフが多い可能性があります。

 

見学に行く前には、ホームページなどで、あらかじめそのホームの情報を仕入れておくのも、大前提です。現場で「いかにすばらしいか」の説明を聞き、きれいなパンフレットを渡されると、欠点が何もないホームに見えます。けれど、冷静になってそのホームを調べてみると、疑問点などが出て来るはずです。

 

ホームページに重要事項説明書があれば、行く前に読んでおくことをおすすめします。重要事項説明書とは、価格やサービスの内容を正しく知ることができる書類です。ホームでももらえると思いますが、あらかじめ読んでおくと、当日に突っ込んだ質問ができるでしょう。重要事項説明書は、情報開示が求められているものなので、事前に送付してほしい旨を、連絡しておくのも一つの手です。これを拒むようなら、情報公開がきちんとできていない事業者ですから、信頼できません。

 

入居した後も家族が関わり、良い関係を築くことが大事

image005いまでも「自宅で介護できなくて申し訳ない」「老人ホームに入れることになって悲しい」という家族の声を聞くことがあります。しかし、そんなふうに思う必要は全くありません。「親の介護が心配になったので、近くのマンション・アパートに引っ越してもらった。そこにたまたまケアがついていた」という程度の認識でよいのです。家族の役割や責任は全く変わりません。

 

私の義父も90歳を超え、2年ほどは毎日、妻の実家に通って介護をしていました。しかし、認知症が進み、家での介護が難しくなったことから老人ホームに転居しました。幸い、車で15分ほどの場所だったので、夕方頃に顔を出して、食事介助をしていました。そうすれば義父の変化についてスタッフの人といろいろ話しができます。「何か問題はないか、変化はないか」と堅苦しく考えて話しをする必要はありません。世間話程度で良いのです。

 

リビングで洗濯物たたみのお手伝いをしながら、他の入居者と相撲を見たり、旅行が趣味だったというお年寄りからは、いろいろな国、地域の話を聞くことができました。今年の夏に義父は94歳で亡くなりましたが、たまには仲良くなったお年寄りの顔を見に行きたいと思っています。

 

「老人ホームの選び方」というと、どうしても一方的な視点になりがちです。
私が介護の仕事をしているということは、そのホームの介護スタッフの方には伝えていませんでしたので、正直言えば、コンサルタントとして気になったこともいくつかありました。ただ、「良い老人ホーム」というのはそれぞれに違いますし、「あそこがダメ」「ここがダメ」というマイナスポイントを指摘するばかりでは、信頼関係を気付くことはできません。

 

義父が亡くなったとき、多くのスタッフの方が泣いてくださり、葬儀にも来てくださいました。家族としてとても感謝しています。気持ちよく、安心して生活できる環境を、スタッフの人たちと一緒に家族も作っていくという視点が大切だと感じています。

 

 

 

<今回のまとめ>

濱田さんが考える「良い老人ホームの見極め方」とは

 

・複数の老人ホームを見学し、比較して判断する
・ホームの心遣いを判断するためにも、壁の絵やカレンダーに目を配る
・重要説明事項は事前に確認する
・入居後も、ホームのスタッフと相談や雑談をするような関係づくりができる

 

<三輪 泉(ライター・社会福祉士)>

 

*このインタビューの1回目2回目3回目4回目(最終回)はこちら

 

*濱田孝一さんの著書『失敗しない選び方 家族のための高齢者住宅・老人ホーム基礎講座』を、書籍紹介記事で詳しくご紹介しています。

 

 

老人ホームを検討される方は・・・【初めての老人ホーム探しガイド】

現在老人ホームや高齢者向け住宅を検討中の方は、こちらのページも、ぜひ参考にしてみてください。

 

●さまざまな老人ホームを取材リポートしています → 編集部の取材レポ <介護付き有料老人ホーム編>
●本人と家族にぴったりの老人ホームを探すには→ 老人ホームの「見つけ方・選び方」

 

老人ホームの種類とは

費用条件の見比べ方

こんなホームはNG

ホーム見学のポイント

入居までの流れ

 

 

 

 

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