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説明力のあるホームこそ、良い老人ホーム!~経営コンサル・濱田さん1

2016年12月13日

関西を拠点に、介護に関わる企業へのコンサルティングや講演で、日本中を飛び回る濱田孝一さん。介護ビジネス・高齢者住宅に関する著書も数多く、その充実した内容にも定評があります。博識でクールな文章の印象とは裏腹に、お会いしてみると温かい言葉が印象的です。老人ホームでの介護スタッフや管理者の経験からだけでなく、義理のお父様の介護のために毎日老人ホームに通った経験もお持ちで、家族の目線からもホームの在り方に言及されています。ここには書ききれないほどの「良い老人ホーム選び」のノウハウをお持ちですが、中でも大切と思われる4項目について、4回に分けてお伝えします。第1回は、ホーム職員の「説明力」についてです。

 

*このインタビューの1回目2回目3回目4回目(最終回)はこちら

 

○●○ プロフィール ○●○
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濱田 孝一(はまだ・こういち)さん 経営コンサルタント
1967年生まれ。立命館大学経済学部卒業後、銀行に入社。以後介護スタッフ、社会福祉法人マネジャーを経て、2002年より主に介護ビジネスや高齢者住宅についての経営コンサルティング、講演、書籍執筆を行う。著書は『失敗しない選び方 家族のための高齢者住宅・老人ホーム基礎講座』(花伝社)ほか多数。社会福祉士、介護支援専門員、宅地建物取引主任者、ファイナンシャルプランナー。

 

良い老人ホームは、リスクやトラブルを想定している

――濱田さんは、書籍や講演で、「良い老人ホーム」についてさまざまな角度から語っています。中でも大切にしたいポイントはなんでしょうか?

濱田さんの著書『失敗しない選び方 家族のための高齢者住宅・老人ホーム基礎講座』。現在、第二弾も執筆中

濱田さんの著書『失敗しない選び方 家族のための高齢者住宅・老人ホーム基礎講座』。現在、第二弾も執筆中

老人ホームの「説明力」が非常に重要だと思っています。老人ホーム選びは多くの高齢者、家族にとって初めての経験であり、またサービス内容や価格がわかりにくいのが特徴です。そのため、何よりも積極的な情報開示やわかりやすい説明が求められるからです。

 

実は、介護業界には、あまり悪徳な業者はいません。ボロ儲けできるような業界ではないからかもしれませんね。しかし、一方で介護保険の開始以降に増加した新しい事業であることから、「安全に介助するためには何が必要か」「どんなトラブルがあるのか、その対策はどうするか」など実務に精通していない素人事業者も多いのです。

 

ですから、「お客様第一主義」「ていねいなケア」など、イメージ優先で具体性に欠ける説明では意味がありません。質問をしても、「その点は大丈夫だと思います」「最大限の努力をしますので」など、あいまいな返事しか返って来ないようなところは、注意が必要です。

 

そもそも、入居後のトラブルやリスクについて丁寧に説明できないところは素人経営だと思ってよいでしょう。歩行中の転倒や車椅子に移るときの転落などの介護事故は、どんなに気をつけていても起こりますし、地震や水害、火災の可能性もあります。それらのリスクはゼロにはできないのですから、その予防策や対応策について、しっかりと説明する義務があるのです。

 

たとえば、「ベッドから車椅子に移るときにバランスを崩して転落することがある」というリスクについて、事業者側にはどのような対策や説明が求められるのか。
「転倒しないように気を付けます」というだけでは不十分です。転倒事故の予防には「ベッド柵や車椅子の位置を工夫」「転倒時にけがをしないように衝撃吸収マットを使用」「不安な時はスタッフを呼んでもらう」「見守りの回数を増やす」など、様々な方法があります。また、万一発生した場合、「指定病院に診療を仰ぐ」「頭部打撲の場合は夜間でも家族へ連絡する」といった対応も必要です。感染症対策も同じですが、リスクやトラブルに対して具体的な説明ができるということは、それだけサービスの質が高いということです。

 

良い老人ホームは、防災訓練を必死にやっている、料金説明が具体的

――ほかにも説明力を見極める事柄はありますか?

濱田さんのセミナーの様子。この日のテーマは「老人ホームの建物設備に関するリスクマネジメント」

濱田さんのセミナーの様子。この日のテーマは「老人ホームの建物設備に関するリスクマネジメント」

災害対策も、重要なチェックポイントです。災害弱者である高齢者が集まって生活しているのですから、万一の場合、大惨事に発展します。「安心・快適」と言いながら、「防災訓練をしていない」「避難経路に荷物が置いてある」というのは、入居者の生命、財産を守るという老人ホーム事業の根幹をわかっていない証拠です。

 

入居の候補に挙げているホームを見学するときには、定期的な防災訓練や防災用の備蓄などが行われているかをしっかり確認しましょう。

 

防災訓練を見れば、事業者のサービスレベルはわかります。
目に涙を浮かべながら大声を上げて真剣に訓練に取り組んでいる事業者、一方で、レクレーションのように笑いながら、楽しそうに行っている事業者、どちらの事業者が優良な老人ホームかわかるでしょう。それは災害用の食料や日用品の備蓄などにも関わってきます。真剣に対策を行っている事業者であれば、見学の際に「最近は地震が多いですね」と一言聞くだけで、その対応について丁寧に説明してくれるはずです。

 

また、料金についても、あいまいでなく、具体的で納得のいく説明をしてもらいましょう。パンフレットには月額18万円と書いてあるのに、実際の請求書は25万円だった、というようなことがよくあります。パンフレットに書かれた月額費用と毎月必要となる生活費は違います。レクレーションの費用やおむつ代などは、別料金ですし、医療費などもかかります。介護保険の1割~2割負担を含んで提示しているところとそうでないところもあります。

 

入居金についても、口頭で話すだけでなく、その仕組みや返金ルールなども含め、計算書や見積書の形でもらうほうが確実です。この費用説明からは事業者の資質のようなものが透けて見えます。特に、「安いように書いてあるけど、実際は…」という老人ホームは注意が必要です。

 

 

 

<今回のまとめ>

濱田さんが考える「説明力のある良い老人ホーム」とは

 

・リスクを明示し、それに対する具体的な対策をていねいに説明してくれる
・地震や火災などの災害リスクに対して、真剣に取り組んでいる
・実際にかかる明確な料金を明示し、見積書・計算書を出してくれる

 

次回は、老人ホームのケアプランについてお伝えします。

 

<三輪 泉(ライター・社会福祉士)>

 
*このインタビューの1回目2回目3回目4回目(最終回)はこちら

 

*濱田孝一さんの著書『失敗しない選び方 家族のための高齢者住宅・老人ホーム基礎講座』を、書籍紹介記事で詳しくご紹介しています。

 

 

老人ホームを検討される方は・・・【初めての老人ホーム探しガイド】

現在老人ホームや高齢者向け住宅を検討中の方は、こちらのページも、ぜひ参考にしてみてください。

 

●さまざまな老人ホームを取材リポートしています → 編集部の取材レポ <介護付き有料老人ホーム編>
●本人と家族にぴったりの老人ホームを探すには→ 老人ホームの「見つけ方・選び方」

 

老人ホームの種類とは

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ホーム見学のポイント

入居までの流れ

 

 

 

 

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