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老人ホームは、それぞれの特徴を知って的確に選びたい~准教授・吉田さん2

2016年11月15日

公立の養護老人ホームで介護職、生活相談員として勤務した後、社会福祉学の研究者となった吉田輝美さん。介護を社会全体から見つめるその視点に、学ぶべきことがたくさんあります。今回は、「人生の最期を迎える場」としての特別養護老人ホーム(特養)を中心に、有料老人ホームも含めた老人ホームの特徴や利用のポイントなどを伺いました。

 

*このインタビューの1回目2回目3回目4回目(最終回)はこちら

 

○●○ プロフィール ○●○
吉田 輝美(よしだ・てるみ)さん 昭和女子大学人間社会学部 福祉社会学科准教授
image001昭和デザインオフィス所員、博士(社会福祉学)。大学卒業後、養護老人ホームに介護職員、生活相談員として勤務。介護従事者のストレスマネジメントやコミュニケ―ショントレーニングを展開。「感情労働としての介護労働」「養介護施設従事者による高齢者虐待」などが研究テーマに。著書に『介護従事者のための応対接遇ガイド』(ぎょうせい)、『現場で使えるコミュニケーションのコツ』(技術評論社)などがある。介護福祉士、社会福祉士、介護支援専門員、介護教員などの資格も持つ。

 

特養は、入居者の年齢や要介護度が高い

――老人ホームの中でも、最も注目されやすいのが、特養ですよね。

吉田さんによる、介護職員への研修の様子

吉田さんによる、介護職員への研修の様子

そうですね。申し込んでも待機待ちのことが多く、なかなか入居できないことでも知られています。
特別養護老人ホームとは、社会福祉法人や地方公共団体が運営主体となっている公的な介護施設。病気や障がいなどによって在宅での生活が困難とされた高齢者が入居できます。入居者は原則65歳以上で、要介護3以上、というのがひとつの目安です。が、実際には「終の棲家」と言われるほどなので、85歳以上の方が多いと言えますね。

 

私が勤務していたのは特養ではなく、前回お話ししたように養護老人ホームだったので、お元気な方が多かったですね。利用者さんと一緒に、さまざまなことを楽しみました。レクリエーションや、クラブ活動も盛んでした。しかし、特養は寝たきりの方も多く、食事介助や排せつ介助、入浴介助が必要な入居者の割合が多いので、そうした介助の業務に忙殺されがちなのが、職員の大変なところですね。

 

そうなると、「優秀な職員」は「業務を手早くキチキチと終わらせることができる人」ということになりがちで、効率化に心を注ぎやすくなります。

 

本来、介護はご本人と心を通じ合わせ、身体的にも心理的にも自立ができるように支援するものです。が、「自立できるようにすること」「心を通じ合わせること」が後回しにならざるを得ないような環境は、職員の労働意欲を減退させますし、それは組織のためにもいい結果になりません。もし、そうした点数で測れない仕事にも介護報酬が加算されるなどすれば、ホーム側の意欲をもっと引き出せるかもしれないですね。

 

住宅型有料老人ホームやサ高住は、サービス内容と料金の確認を

――有料老人ホームなど、公立のホームではないところなら、また違う側面もありますね。

image005そうですね。介護付き有料老人ホームですと、利用者さん3人に対して介護職1人が最低基準で、2人に対して1人というところもあります。どの時間帯も2対1というわけではないですが、人員が多いことできめ細かいサービスができることもあるでしょう。

 

ただ、介護の理念やサービスの内容・設備、そして価格などは、ホームによって多様です。内容をよく吟味して選びたいですね。

 

有料老人ホームには、介護サービスが付いている介護付き有料老人ホームと、介護は外付けで別途お願いする住宅型有料老人ホームがあります。また、これとは別に、サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)というホームもあります。これも、住宅型と同様に介護サービスは外付けです。
こうした介護外付けタイプのホームでは、住居費や設備費などの月額費用以外に、介護サービスをつけると別途料金がかかります。月額費用のみで「ひと月の暮らしがまかなえる」のは、介護が必要でない自立した人だけ。介護や医療が必要な場合は、その分の費用がプラスになるので、注意してください。

 

外付けの介護サービスの中身には、通いのデイサービス、訪問介護、リハビリなどがあります。また、医療としては、訪問看護や医師による訪問診療を頼むこともできます。基本的には、どのサービスも内容や契約先を選べることになっています。が、中には「使わなくてもいいですけれど、こちらがおすすめする介護サービスを使っていただくと、生活がスムーズです」というような言い方で、そのホームが組んだサービスをすすめるところもあります。すると、ご本人にとって必要でないサービスも組まれてしまっていることがあります。サービスをお願いする際には、その内容をよく知り、わからないところはよく確かめて契約するようにしましょう。

 

また、老人ホームを選ぶときは、つい「今の状態」に合わせて選んでしまいがちです。でも、この先、最期を迎えるときまで……と思うのなら、2年後、3年後、その先も想定して、ふさわしいかどうかも検討してほしいですね。

 

老人ホームをどう選ぶか、介護保険サービスをどう使うかなどは、必要がなければ普段あまり考えないかもしれません。でも、身に降りかかってから選ぼうとすると、どうしていいかわからなくなります。特に、入院や手術の後、在宅生活が難しくなり、退院と同時に老人ホームに入る必要が出た、となると、調べたり考えたりする時間がとても短くなってしまいます。日頃から介護の情報を集めて、ご本人ともどもよく考えておくことが大事だと思います。

 

 

 

<今回のまとめ>

吉田先生が考える「良い老人ホームの選び方」とは

 
・職員が介助だけに時間を割くのではなく、心を通わせることを大事にするホームを選ぶ
・介護サービスが外付けの場合、その内容が利用者にふさわしいかをよく確かめる
・老人ホームへの入居が必要になる前から情報を集め、本人と家族がよく話し合って吟味しておく

 

次回は、「老人ホームを見学して判断するときのポイント」について、具体的に語っていただきます。

 

<三輪 泉(ライター・社会福祉士)>

 

*このインタビューの1回目2回目3回目4回目(最終回)はこちら
 

 

老人ホームを検討される方は・・・【初めての老人ホーム探しガイド】

現在老人ホームや高齢者向け住宅を検討中の方は、こちらのページも、ぜひ参考にしてみてください。

 

●本人と家族にぴったりの老人ホームを探すには→ 老人ホームの「見つけ方・選び方」

 

老人ホームの種類とは

費用条件の見比べ方

こんなホームはNG

ホーム見学のポイント

入居までの流れ

 

 

 

 

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