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体験入居をすれば、老人ホームの深部がわかる~介護福祉士 卜部監督3

2016年9月27日

映画監督でありながら、実際に介護職員として勤務している卜部さん。だからこそ、「良い老人ホームとは何か」と伺うと、リアルな答えが返ってきます。ご両親とのやりとりも含め、老人ホームで暮らすことの意義を語っていただきました。

 

*このインタビューの1回目2回目3回目(前回)4回目(最終回)はこちら
 

○●○ プロフィール ○●○
卜部敦史(うらべ・あつし)さん 映画監督・介護福祉士
image0011981年オーストラリア生まれ。映画の助監督、テレビ局の報道取材部勤務を経て、自ら映画を製作するためにフリーに。2010年、初長編作品『scope』を監督。渋谷アップリンクで、インディーズとして異例の3カ月のロングランを記録した。長編2本目となる『まなざし』は、介護現場で自ら働きながら取材を繰り返し、製作。受刑者であり、その存在自体が自分を苦しめた父を家で介護することになった中年女性を描いている。8月27日より渋谷アップリンクで上映される。また同作は2015年11月の第13回バンコク世界映画祭や、2016年5月のドイツ・ニッポンコネクションにも正式出品。現在は介護福祉士として訪問介護の介護職を続けながら次の映画製作の準備中。

 

老人ホームに、家族も体験入居するといい

――卜部さんが最初に「介護の仕事をしよう」と決め、まず飛び込んだのがグループホームですよね。実際に働いてみて、「良いホーム、そうでないホーム」などということについて、考えましたか?

image003職員の人間関係がいい、ということは大事だと思いますね。人間関係が悪いと、みんなで足の引っ張り合いをしてしまうこともあります。利用者さんにとって良かれと思ってやったことも、それを「スタンドプレー」と取られて批判されることもあるでしょう。職員全員が「ひとりひとりの利用者さんの個性を大切にし、その人らしさを生かしたい」と思っていて、気持ちがそろっているところが、良い老人ホームと言えると思います。

 

――その雰囲気のよさは、なかなか利用者や家族にはわかりにくい部分だと思います。
そうですね。入居する前に、体験入居するといいと思いますね。2時間ほどの見学では職員もいいところばかりを見せてしまうので、その老人ホームの本当の雰囲気はわかりにくいと思います。でも、宿泊すれば、ずいぶんと見えてきます。入居する方だけでなく、ご家族も一緒に宿泊することをおすすめします。それも、できるだけ長く宿泊した方がいいと思います。長い期間をかけて観察することで、良いことも悪いこともたくさん見えるのではないでしょうか。

 

ケアマネジャーの力も大きいと思います。ホームのケアマネジャーがきめ細かく、熱い人だと、利用者さん側の希望がかなえられることが多いです。

 

在宅介護の場合、ケアマネジャーは、相性が悪ければ違う人に変更をすることが可能です。でも、介護付き有料老人ホームの場合、利用者さん側の希望ではなかなか変えられません。ホームのケアプランは、そのホーム所属のケアマネジャーでないと作成できない。そして、ホーム所属のケアマネジャーはたいてい1人しかいないためです。入居者が100名を超えるような大規模ホームであれば、2、3人いることもありますが、基本的に選択肢がほとんどないのです。入居を考えるなら、その前に、担当ケアマネジャーと話してみるといいでしょう。

 

また、できれば住み慣れた地域の老人ホームがいいんじゃないかと思いますね。入居する本人がぜんぜん知らない場所で暮らすのは、年齢を重ねてからは少し厳しいかなと。外出する場も、なじみのスーパーだったり、行ったことのある公園だったりすれば心がなごみますし、知り合いにも会えるでしょう。その人のヒストリーのある場所が居住スペースだといいですよね。

 

親にも老後のことを聞いておく

――卜部さんのご両親は、老後はどうされたいと思っているのでしょうか?

卜部監督の映画『まなざし』では、娘の身に父親の介護が突然ふりかかる

卜部監督の映画『まなざし』では、娘の身に父親の介護が突然ふりかかる

最近聞いたのですが、「迷惑をかけたくないから、老人ホームに行きたい」と話してくれました。驚きました、そんなふうに考えているのかと。

 

親に、老後のことや死のことについて尋ねるなんて、以前はタブーだと思っていましたが、介護の映画を製作し、自分も介護業界で働くようになってからは、ごく自然に聞けるようになりました。

 

「たとえば、口から食べられなくなったらどうしたい? 胃ろうってどう思う?」とも聞いてみました。そうしたら、「チューブはやだよ、胃ろうなんてやらなくていい」と。そうか、と心の準備ができました。そういう意味では、介護に携わるのは、いい経験ですね。大切な家族と、死ぬことを話し合ういい機会を得ました。

 

死は決して忌み嫌うものではない、怖いものでもない。もしかしたら、死ぬことは、残された人に大事なものを与えてくれるものなのかもしれないですよね。

 

<今回のまとめ>

卜部さんが考える「良い老人ホームの選び方」とは

 

・家族も宿泊して体験入居をし、判断する
・信頼できるケアマネジャーがいるかどうか確かめる
・できるだけ、これまで住んでいた地域に近いところを選ぶ

 

次回の最終回は、卜部さんが勤務したい老人ホームについて伺います。

 

<三輪 泉(ライター・社会福祉士)>

 

*このインタビューの1回目2回目3回目(前回)4回目(最終回)はこちら

 


*卜部敦史監督の映画『まなざし』を、映画紹介記事で詳しくご紹介しています。

 

 

老人ホームを検討される方は・・・【初めての老人ホーム探しガイド】

現在老人ホームや高齢者向け住宅を検討中の方は、こちらのページも、ぜひ参考にしてみてください。

 

●さまざまな老人ホームを取材リポートしています → 編集部の取材レポ <介護付き有料老人ホーム編>
●本人と家族にぴったりの老人ホームを探すには→ 老人ホームの「見つけ方・選び方」

 

老人ホームの種類とは

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