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介護システムで、老人ホームを裏から支える~システムエンジニア 高頭さん1

2016年8月16日

システムエンジニアとして、“老人ホームでの介護”を裏から支える高頭さん。利用者の生活活動の記録や自立支援をサポートする「ケア管理システム」、そして介護保険の計算などを行う「介護報酬請求システム」などの開発・運用を手掛けました。並行して、介護の講演活動や、ケアを主体にした著書執筆、老人ホームに対するコンサルティング業務など、幅広い活動で介護全体に深く関わり、施設職員の教育などにも携わっています。
「感情労働」と言われる介護を、理系的な思考でひもとくと、このようにわかりやすく、やるべきことが見つかるのか! と、高頭さんのお話を聞いて、目から鱗です。ホームの実態をよく知っているからこその、高頭さんが語る「良い老人ホーム」。明快な答えから、私たちが選ぶべき老人ホームが見えてきます。
 
*このインタビューの1回目2回目3回目4回目(最終回)はこちら
 

○●○ プロフィール ○●○
高頭晃紀さん(たかとう・あきのり)さん
介護施設 組織開発コンサルタント・システムエンジニア
image0011961年生まれ。大手金融機関のシステム開発に従事後、1998年より株式会社エオスにて、ケア管理システム「ひいらぎ」をはじめ、介護保険関係のシステム開発を数々手掛ける。老人ホーム・介護施設への経営・ケアのコンサルティング業務も数多く、講演活動も。著書に『100の特養で成功!「日中おむつゼロ」の排せつケア』『あなたを助ける 介護記録100%活かし方マニュアル ただ書くだけの記録から ケアを高める記録に』(ともにメディカ出版)がある。

 

介護保険制度のスタートとともにシステム開発を

――金融機関のシステム開発をしていた高頭さんが、介護に関わったのはどういういきさつですか?

介護施設のためのシステム開発やセミナーなどを行うエオスのHP

介護施設のためのシステム開発やセミナーなどを行うエオスのHP

現在勤務している株式会社エオスで、システムエンジニアとして関わるようになったのが1998年10月。介護保険制度がスタートする直前です。エオスは、介護業界の運営自体が介護保険制度により大きく変わる節目に、介護施設の課題解決を支援するために設立した会社です。

 

介護保険制度が始まる前の「措置」の時代から、2000年に「介護保険サービス」へと変わり、点数による報酬システムに変わりました。そのために、請求しやすいソフトを開発するのは、業界の急務であったわけです。そんな中、まずは介護保険の請求システムを開発することになりました。

 

しかし、介護業界で必要なシステムは報酬請求だけにはとどまりません。老人ホームで職員が書く“介護記録”は、手書きのことが多いのです。しかし手書きだと、同じ利用者さんについてのものが、介護職員、看護師、生活相談員など、立場によって別々に記入され、一元化できません。そうすると通達ミスが起こるなど、それぞれの職員に必要な情報が伝わらないことがあります。情報共有のロスが多いことで、経営やケアそのものにも支障をきたすのです。

 

そこで、ケア管理システムを開発しました。大まかにいうと、利用者さんひとりひとりについて、介護職員・看護師、生活相談員がコンピュータ上の同じシートに書き込めるようにしたわけです。そこには、血圧や脈拍などをはじめとする健康情報、摂取水分量や食事量、排せつの回数などの介護の情報、家族の情報などが書かれていて、その方の詳細をすべて見ることができます。

 

それぞれの職員が書き込むと、システムが時系列に並べ替えてくれる。コンピュータはそういうことが得意ですからね。すると、その方の状態が、時を追って理解できるわけです。職員はそれを見れば、利用者さんの状況が手に取るようにわかるので、ひとりひとりに適したケアを素早く間違いなく行うことができます。それまであった伝達ミスなどは起こりにくいのです。

 

この内容をご家族にも開示しようと、プリントアウトして郵送する老人ホームも数多くあります。開示は「求められればする義務がある」というのが法的な考え方ですが、ガラス張りにして老人ホーム側から積極的に開示することによって、ご家族はホームに好感を持つことができます。また、詳細な情報を知ることで、ホームでのケアや利用者さんについて、より関心が高くなり、結果的に面会が増えているという事実もあります。すると、ホームとの双方向コミュニケーションができ、誤解が生じにくくなり、クレームが減るといういい結果も生まれるのです。

 

老人ホームと話し合いながらシステム開発を

――ケア管理システムは、作り上げてから老人ホームに利用を提案するのですか?

高頭さんが老人ホームを訪れて行った研修の様子

高頭さんが老人ホームを訪れて行った研修の様子

いえ、こうしたケア管理システムは、ホーム側といっしょに開発していき、運用に際してもきめ細かくホーム側と話し合います。エオスでは、会費制でホームと関わり、現場にふさわしいシステムを作り上げていきます。そんな中で、システムを利用してどう介護するか、その方法論まで踏み込むことも多いですね。そこで、コンサルティング業務や、研修・セミナーなどの必要性が生まれ、それもまた業務の一環になっていきました。

 

これまで培った知識と経験を活かしたコンサルティングや研修・セミナーなどは、会員以外の組織や職員などにも提供しています。

 

――システムエンジニアとして、システムを介して使い方を指導するうちに、業務の幅がどんどん広がっていったのですね。
そうですね。また、ケア管理システムの中で、おむつゼロにするためのシステムも開発しました。それをきっかけに、おむつゼロの方法論を解説する本を書くことにもなりました。いつの間にか、介護の理論やノウハウにまで関わることになりましたね。

 

<今回のまとめ>

高頭さんが考える「ケア管理システムを使用した、良い介護」とは

 

・利用者の情報を一元化でき、いいケアにつなげられること
・家族に対し、利用者の詳細な情報を開示すること
・老人ホームと利用者家族との双方向コミュニケーションが可能なこと

 

次回は、「システム利用をよいケアにつなげる方法」を、具体的に語っていただきます。
 
*このインタビューの1回目2回目3回目4回目(最終回)はこちら

 
 

老人ホームを検討される方は・・・【初めての老人ホーム探しガイド】

現在老人ホームや高齢者向け住宅を検討中の方は、こちらのページも、ぜひ参考にしてみてください。

 

●さまざまな老人ホームを取材リポートしています → 編集部の取材レポ <介護付き有料老人ホーム編>
●本人と家族にぴったりの老人ホームを探すには→ 老人ホームの「見つけ方・選び方」

 

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