有料老人ホーム・介護施設の資料請求ならオアシスナビ

広告掲載をご検討の方

オアシスナビ×ハートページ

地域連携が、高齢者の食支援を多面的に実現する~歯科医師 五島さん2|オアシスナビ 介護の知恵袋では、お役立ち情報を毎日配信!

目的別に記事を探す

連載スタート!認知症★ドタバタ介護日記

W認知症・じーちゃんばーちゃんと暮らす、ゆず子の介護奮闘記!

どうなる?一人暮らしの認知症ばーちゃんの今後~漫画★孫娘のガチンコ介護

6月20日

どうなる?一人暮らしの認知症ばーちゃんの今後~漫画★孫娘のガチンコ介護

→続きはこちら

地域連携が、高齢者の食支援を多面的に実現する~歯科医師 五島さん2

2016年7月26日

「口から食べる」を実践するには、歯科医だけでは難しいと感じ始めた頃、地域の中で、さまざまな専門家と連携が始まりました。それも、「仕事のため」に集まるのではなく、ランニング仲間として知り合ったり、ご近所同士のつながりの中で紹介してもらうなど、自然発生的に連携が始まるという、理想的な形をとっています。五島さんたちが実践する「口から食べる」ことの連携を、今回はお伝えいただきます。

 

*このインタビューの1回目2回目3回目4回目(最終回)はこちら

 

○●○ プロフィール ○●○
五島 朋幸(ごとう・ともゆき)さん 歯科医師
image0011965年広島県生まれ。ふれあい歯科ごとう(東京都新宿区)代表。新宿食支援研究会代表。日本歯科大学卒業後、1997年より訪問歯科診療に積極的に取り組み、2003年、ふれあい歯科ごとうを開設。地域ケアを自身のテーマとし、理想のケアの形を追求している。歯科医師として、また地域住民の一人として、多職種と連携し地域の方々に「食べること」を中心とした支援を行う。2003年よりラジオ番組「ドクターごとうの熱血訪問クリニック」パーソナリティー。日本歯科大学生命歯学部臨床准教授であり、複数の大学で教鞭をとるほか、執筆活動も。『愛は自転車に乗って 歯医者とスルメと情熱と』(新装版/大隅書店)などの著書がある。

 

歯科医だけでは「口から食べる」を実現できない

――「口から食べる」を実現するために、五島さんは地域連携を大事にされていますね。

“最期まで口から食べられる街、新宿”をモットーに設立された「新宿食支援研究会」のHP

“最期まで口から食べられる街、新宿”をモットーに設立された「新宿食支援研究会」のHP

口から食べることの実現は「食支援」です。この食支援は、歯科医だけで実現できるものではないですよね。診療する方の歯の状態、かむ力の状態を改善し、飲み込む力をサポートするのは歯科医の専門です。ですが、「どんなものなら食べられるか」「どう食べるか」を考えるときには、栄養や料理の専門的な知識が必要ですし、しっかりかんで飲み込むためには、食べる姿勢も重要になってくる。そうなると、栄養士や理学療法士の分野です。

 

彼らと連携をすれば、幅広いアプローチから、その方の食支援ができるわけです。僕は、新宿区で医院を開業していますから、訪問歯科をするために新宿区をいつも自転車で動き回っている。そんな中でさまざまな方と知り合い、そこから自然に栄養士や理学療法士の方とつながって、連携し、いっしょに支援ができる関係ができてきました。

 

食支援が必要で、自分から僕の診療を求めてクリニックに来たり、電話をくれたりする方はよいのです。ですが、本当は口から食べたいのに、方法がわからなくてあきらめている人がいる。そういう方と一番多く接しているのが、地域のケアマネジャーです。介護保険サービスの提供という中で、利用者さんの咀嚼や嚥下の力が落ちている、という問題に接するわけですね。

 

ケアマネジャーが、我々訪問歯科医に連絡をくれ、食支援が始まるケースもとても多いですね。また、実際に訪問介護をするヘルパーさんが調理をし、食事の提供をすることも多いわけですから、ヘルパーさんとつながることも大切です。

 

こうした中、有志の多職種が集まり、「新宿食支援研究会」(略して新食研)が発足しました。食支援について考え、実践する多職種のプロフェッショナル集団です。

 

一般市民が参加してこそ連携は意味がある

――多職種の連携によって、食支援を実現するのですね。

食支援サポーターになるともらえるサポーターリング

食支援サポーターになるともらえるサポーターリング

しかし、プロフェッショナルだけが集まっても実現しません。食支援とは、「食や栄養に問題のある人をみつける」「適切な支援者につなぐ」ことが大切で、それには市民の力も必要なんです。新宿区に食支援を必要とする人は1万人以上いると推測されます。その方々を数多く見つけ出し、「結果を出す」ことにつなげるのは、ひとりひとりの市民だと思うんですね。

 

そこで、新食研は、一般市民の方も参加し、交流や勉強会を開催しています。食支援に関する知識を地域の多くの方に知ってもらうため、「食支援サポーター講座」も開催しています。講座を受けて認定された方には、サポーターリングをお渡しし、我々の仲間として、地域の食支援を担っていただくのです。
胃ろうにすればいいと考えている人もいるでしょうけれど、口から食べないことの精神的・身体的なデメリットは大きいものです。それを、市民が市民に教えてくことも、大事な役割だと思っています。

 

訪問歯科の活動を介して、地域住民全体で在宅ケアネットワークを作っていくということですね。今は、地域包括ケアシステムがあって、まさに在宅ケアネットワークづくりをしているわけですが、我々は、地域包括ケアシステムができる前からこの新宿で、専門家や市民が連携して、地域で在宅ケアネットワークを作ってきたとも言えます。

 

<今回のまとめ>

五島さんが考える「地域での良い連携」とは

 

・それぞれの職種の専門性を生かし、お互いに力を借りあう関係づくりをする
・交流会や勉強会も、メンバーが自主的に開催する
・一般市民も含めて、地域全体で在宅医療・介護のネットワークづくりをする

 

次回は在宅ケアの連携が目指すものを伺います。

 

*このインタビューの1回目2回目3回目4回目(最終回)はこちら
 

老人ホームを検討される方は・・・【初めての老人ホーム探しガイド】

現在老人ホームや高齢者向け住宅を検討中の方は、こちらのページも、ぜひ参考にしてみてください。

 

●さまざまな老人ホームを取材リポートしています → 編集部の取材レポ <介護付き有料老人ホーム編>
●本人と家族にぴったりの老人ホームを探すには→ 老人ホームの「見つけ方・選び方」

 

老人ホームの種類とは

費用条件の見比べ方

こんなホームはNG

ホーム見学のポイント

入居までの流れ

 

 

 

 

logo_categ0では、あなたの条件にあった老人ホームを探せます。掲載ホーム数は日本最大級!
写真満載、日常の過ごし方、働くスタッフのコメントも紹介。「住んだ後がイメージできる」サイトです。
老人ホームを検索する

関連する記事
コメントを書く
ユーザー名:40文字以内
コメント:200文字以内
この条件で検索

このページのトップに戻る

都道府県から老人ホームを探す