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家族の休息のためにも介護保険を上手に利用する~エッセイスト 岡崎さん2

2016年5月31日

23歳で父親が脳血管性の認知症になり、27歳で母親が卵巣がんに。二人の介護と看病を担い、途方にくれる岡崎さんを救ってくれたのが、周囲の人たちのあたたかい応援と、介護保険サービスでした。今回は、介護保険サービスについて、お話ししていただきました。

 

*このインタビューの1回目2回目3回目4回目(最終回)はこちら

 

○●○ プロフィール ○●○
2_1岡崎杏里(おかざき・あんり)さん エッセイスト・ライター
大学卒業後、編集プロダクション、出版社に勤務。23歳のときに、父親は脳出血が原因で認知症に。27歳のときに母親が卵巣がんになり、思いがけず二人の介護や看病をするヤングケアラーとなる。岡崎家の介護の様子を綴ったコミックエッセイ『笑う介護。』(成美堂出版)や、認知症をめぐる人たちのリアルな心情を綴った『みんなの認知症』(成美堂出版)を出版。他にも2冊の文庫本を出版している。現在は、結婚、出産を経験し、ダブルケアラーとして奮闘しながらも、ヤングケアラーへの取材(月刊『ケアマネジメント』にて連載)や介護エッセイの連載などを手掛けている。

 

 

地域活動センターからデイサービスへ

――お父様は、当初は訪問介護を利用し、その後はデイサービスを利用することになったんですね。

水道のレバーは、手にマヒのあるお父様でも使いやすいものに変更

水道のレバーは、手にマヒのあるお父様でも使いやすいものに変更

最初に訪問介護を利用したのは、私が会社員だったので、父のための家事や介護が回っていなかったからです。母は卵巣がんで8カ月入院。抗がん剤治療を受けて一時は体中の毛が抜けました。子宮や周囲のリンパ節も切除したので、浮腫が起きて、体液を抜く手術を2回もしたり……。本当によくがんばったと思います。その分、負担が大きく私も大変でした。

 

それと、母が、父のためにデイサービスの車が家の前に停まるのがいやだと。まだ若い父に対してご近所の目を気にしたんですよね。私は、そんなことは、気にするようなことではないと思っていましたが、母は母なりのこだわりがあるのでしょう。それで、父の在宅の世話のほうに介護サービスを使おうということになりました。

 

介護保険サービスを利用し始めたころの父は認知症や麻痺が多少あるものの、歩けましたし、促せば排せつなどもできました。入浴も多少の介助をすれば自分ででき、大好きな食事は自分でどんどん食べます。こういう元気な人は、自分で出向いて行くような地域の活動センターで身体を動かすほうが向いている、とケアマネジャーさんに言われました。たしかに、父は男性で若いですから、高齢の女性中心のデイサービスで折り紙をしたり、歌を歌ったりするのは嫌がるかもしれない。もう少しあとでもいいかな、と思いました。

 

それで、通い始めたのが、若年障害者のための地域活動センターです。若くして脳梗塞などで倒れ、それまでより身体的に不自由になった人達に対し、リハビリを行いながら、能力を活かして生きて行こう、という場です。障害者対象で、介護保険を使わない施設なので、自費で通っていました。といっても、利用自体は月2000円程度なんです。食事などは実費ですが、家計にもやさしくて、助かりました。

 

ただ、活動センターは60歳で卒業。そのころには、認知症が進んできましたし、大好きだった活動センターに行けなくなり、無気力になって1日ボーっとしていたり。その分、母も私も疲弊してしまって。母は、大変な手術や抗がん剤治療を受けて、家に戻ってきているので、よけいです。それで、ケアマネジャーさんにすすめられて、ショートステイやデイサービスを利用するようになったんです。母も徐々に、車が家の前に停まるのもしょうがない、と思うようになりました。

 

――まだ60代でお若いお父様は、デイサービスになじみましたか?
本人の病識があまりなくて、「なぜ、高齢の女性ばかりのところに行かされるのか。自分で歩いて行ける、前のような場所がいい」という思いもあったと思います。けれど、だんだん車で迎えに来てもらうことにも抵抗がなくなってきたんですね。

 

まあ、同じような年齢の男性はほとんどいなかったので、スタッフの方に会いに行く、という感じでした。スタッフの方が上手に接してくれましたね。

 

ショートステイ利用の前には見学を

――ショートステイで外泊をするのも、抵抗のある方が多いですよね。

飲み忘れのないよう、薬剤師さんにお願いして、1回分ごとに薬をパッケージしてもらっている

飲み忘れのないよう、薬剤師さんにお願いして、1回分ごとに薬をパッケージしてもらっている

本人よりも、私や母のほうに抵抗がありました。自分たちの疲れを癒すために、父をショートステイさせるなんて、と、最初はうしろめたさがいっぱいで。もちろん、父がなじめるのかどうかも、とても心配でした。

 

それで、ケアマネジャーさんに紹介してもらったところに、まず見学に行きました。デイサービスとは別の、特別養護老人ホームのショートステイを使うことになりましたので、様子もわからなかったですから。

 

100円ショップで購入した“お薬ホルダー”。薬の飲み忘れがなくなり、とっても便利!

100円ショップで購入した“お薬ホルダー”。薬の飲み忘れがなくなり、とっても便利!

介護に詳しい友人に、「良い施設かどうか、確かめたいときは、食事介助の様子がわかるようなときに行くといいよ。食事どきに、介助の手が足りないとか、利用者さんにていねいに食べさせていないようなところは問題だし、ショートステイするなら、3度の食事の内容も大事だよね」と言われて。なるほど、と思いました。特に父は、食べることが大好きですから、食事時の様子を見ることは、重要だと思いました。

 

行ってみると、食事内容もよく、スタッフの雰囲気もよかったので、安心しました。それに、父自身が、あまり抵抗がなかったんですよ。父にとっては「久しぶりの旅行」のような感覚だったようです。また、部屋から大好きな電車が見られることも、うれしかったようで。結構楽しんでくれたんです。

 

スタッフの方々も、父の性格や好みをよくわかってくださって。目を離すと甘い飲み物を自分で買いに行ってしまうのを、やんわりと防いでくれたり(笑)。私たちも安心して、月に2回ほど、利用させてもらい、現在に至っています。

 

<今回のまとめ>

岡崎さんが考える「良い介護施設」とは

 

・食事介助や食事内容がいいところ
・居室は本人がくつろげて、窓からの景色がすがすがしいところ
・できれば本人と同年代で趣味の合う利用者が多いところ

 

次回は、ヘルパー2級の研修を受けたときの介護サービスへの思いなどをお伝えします。

 

*このインタビューの1回目2回目3回目4回目(最終回)はこちら

 

 

老人ホームを検討される方は・・・【初めての老人ホーム探しガイド】

現在老人ホームや高齢者向け住宅を検討中の方は、こちらのページも、ぜひ参考にしてみてください。

 

●さまざまな老人ホームを取材リポートしています → 編集部の取材レポ <介護付き有料老人ホーム編>
●本人と家族にぴったりの老人ホームを探すには→ 老人ホームの「見つけ方・選び方」

 

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