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オープンであることこそ良い老人ホーム~女優・介護福祉士 北原佐和子さん4

2016年4月19日

女優業と両立させながら、10 年近く介護施設で介護職として勤務してきた北原さん。豊富な経験の中から、「老人ホームはどうあるべきか」「老人ホームの職員は利用者さんにどう接するべきか」の答えも明確に見出しています。最終回の今回は、北原さんの信念をふまえ、「良いホーム」「良くないホーム」をテーマに、じっくり語っていただきます。

 

*このインタビューの1回目2回目3回目4回目(最終回)はこちら

 

○●○ プロフィール ○●○
4_1北原 佐和子(きたはら・さわこ)さん 女優・介護福祉士
埼玉県出身。高校在学中に「ミス・ヤングジャンプ」に選ばれ、芸能界へ。80年代のトップアイドルとして活躍した後、映画、ドラマ、舞台に活動の場を広げる。2007年にホームヘルパー2級の資格を取得し、介護の仕事を始める。現在も芸能活動を続けながら、介護福祉士として現場で働き続ける。介護関連の講演活動にも精力的。また、「プレシャスライフ心の朗読会」代表として、学校等でいのちと心の朗読会を行っている。

 

 

 

 

いつでも見学できるホームは体制が整っている

――2ヵ所のデイサービスと1ヵ所のグループホームに合わせて10年近く勤務し、講演や勉強会などでもさまざまな老人ホームを訪れていると思います。そんな中で、「良い老人ホーム」とはどんなところだと思いますか?

靖和会病院の利用者と触れ合う北原さん

靖和会病院の利用者と触れ合う北原さん

オープンなところがいいですね。「いつでもいらしてください」というような。ホームの中には、お祭りとかイベントとか、決まったときにしかご家族をお呼びしないところがあります。そうじゃなくて、「いつでも遊びに来てください」と言って、突然の訪問でも受け入れるところはいいと思います。

 

突然行ってもOKなところは、常に体制を整えて、利用者さんは笑顔で気持ちよく過ごしているところだと思いますから。

 

――逆に、良くないと思われるような老人ホームはありますか?
老人ホームにいらっしゃる利用者さんは、それぞれのケアプラン(介護計画)を踏まえて介護サービスを受けていらっしゃるわけですよね。例えばご本人の希望で、ケアプランに「心身のために、散歩などの運動をする」ことが組み込まれているのに、ほとんど散歩にお連れしないようでは、良くないホームと言われても仕方がないのかもしれませんね。ですが、そのケアプランに沿った対応ができていないからといって、イコール良くない施設とは一概に言い切れないときもありますが。

 

でも、ケアプランや介護保険って、難しいですね。私が見た中で、こんな例があります。その方はデイサービスの利用者さんでした。我が施設を利用する前に、疾患によって身体に障害が起こり、要介護3の状態で、自宅でも杖が必要な状況でした。週2回訪問看護師さんが付き添って散歩をなさって、ご本人の努力の甲斐があり少しずつ回復。介護保険では、要介護度が軽くなり、要支援1と認定。もう看護師さんと散歩をするサービスは受けられないプランになってしまったんです。

 

でも、要支援1になったからといって、スタスタ歩けるわけではありません。むしろ、買い物、散歩をおひとりでしなければならなくなります。付き添いがなく自分で歩くようになった分、転倒リスクが高まります。家の中には階段もあり、階段から落下する危険もあります。こういう方こそ、歩行訓練を持続的にすべきと思うのですが、プランではすでに、歩行訓練が終了になっている場合があります。
そうなりますと、転倒が怖く散歩をしなくなる、家に籠ってしまう。そのようなことを考えますと、一般的なデイサービスではなくて、リハビリを中心にしたデイサービスに移っていただくほうが、その方のADL(日常生活動作)が上がり、幸せに暮らせるかもしれない。住み慣れた地域で末永く過ごせるようにして差し上げるにはどうしたらいいのか。

 

こんな時は、ご本人とよく話して確認をし、ケアプランの見直しが必要なのかもしれませんね。利用者本位の、より良い介護サービスの提供を、その方を囲む方々と連携を取り、考えることが大切なのだと思います。

 

良い老人ホームにはいいリーダーがいる

――介護の現場に必要とされているものは何だと思いますか?

4_3ドラマや舞台だって同じことです。女優ひとりでは舞台はできない。多くのスタッフがいて、目標を定めて必死で舞台を作っていきます。現場にいい監督さん、いい演出家がいると安心して役作りができます。
介護の現場にも、いいコーディネーターやいいリーダーがいてくれると介護の仕事に魅力を感じることができ、スタッフは仕事が楽しくなります。それが利用者さんの笑顔につながり、やりがいとなり介護離職者が減るのでは、と思います。

 

――では、もしご両親に介護が必要になったとき、どんな老人ホームならいいと思いますか?
さきほど言ったような、オープンなところがいいですね。……でも、自分の親がもし認知症になったら、利用者さんに接するように最初からできるかどうかって、実は対応に自信がないです。家族には、さまざまな感情がありますから。親が弱くなったのを見ると、とても苦しいですよね。私だって、ひとりの弱い人間です。

 

ですから、現在、ご家族に介護を必要とする方がいる場合はひとりで悩まずに、同じような悩みを抱えている介護者の会に行ってみるとか、時には、認知症のご本人と一緒に行ける認知症カフェに行くなど、介護される方も、気軽に表に出られるといいですね。そして、そのとき、そのときに、ご家族、ご本人に係る関係者が連携し、最善の方法を考えていくことが大事なんだと思います。

 

<今回のまとめ>

北原さんが考える「良い老人ホーム・介護施設」とは

 

・オープンにいつも見学者を受け入れるところ
・ケアプランに沿った、サービスを提供できるところ
・現在のケアプランがご本人にとって不十分だと感じたら、現状を報告できるところ
・まとめ役となるいいコーディネーター、いいリーダーがいるところ

 

 

*このインタビューの1回目2回目3回目4回目(最終回)はこちら

 

*北原佐和子さんの著書『女優が実践した 介護が変わる魔法の声かけ』を、オアシスナビ書籍紹介記事で詳しくご紹介しています。

 

 

老人ホームを検討される方は・・・【初めての老人ホーム探しガイド】

現在老人ホームや高齢者向け住宅を検討中の方は、こちらのページも、ぜひ参考にしてみてください。

 

●さまざまな老人ホームを取材リポートしています → 編集部の取材レポ <介護付き有料老人ホーム編>
●本人と家族にぴったりの老人ホームを探すには→ 老人ホームの「見つけ方・選び方」

 

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