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仕事だけでなく、家事との両立も意識~ワーク・ライフバランス深堀さん3

2016年2月16日

仕事と介護の両立をテーマにした深堀雅史さんのインタビュー第3回は、実際にしておくべき介護の準備についてうかがいました。企業などで働いている人、家事や育児をしながら介護をする人、どちらにもワーク・ライフバランスが重要。持続可能な介護のために、ぜひ、深堀さんのアドバイスを参考にしてください。

 

*このインタビューの1回目2回目3回目4回目(最終回)はこちら

 

○●○ プロフィール ○●○
深堀 雅史(ふかぼり・まさし)さん ワーク・ライフバランスコンサルタント
1_1(株)ワーク・ライフバランス所属。仕事と私生活のバランスを取り、豊かな人生を提言する中で、特に介護と仕事とのバランスを大きなテーマとして掲げる。法人に向けて、従業員の「介護と仕事の両立」を促す情報提供や、サポート体制などを提案。自らもホームヘルパー二級を取得。学生時代から続けている介護ボランティアでも、さまざまな介護現場に関わっている。『あなたの親を支えるための介護準備ブック』(小室淑恵/(株)ワーク・ライフバランス著、英治出版)の執筆にも参加。

 

介護と仕事の両立ナビ

 

3つのステージに分けて準備を

親の状態によって介護の準備は異なる。『介護と仕事の両立ナビ』セミナー資料より<クリックして拡大>

親の状態によって介護の準備は異なる。『介護と仕事の両立ナビ』セミナー資料より<クリックして拡大>

――仕事場での工夫とともに、介護においては私生活での介護の準備も重要ですね。

私が実際にセミナーなどでアドバイスをするときは、介護される方の状態のステージを3つに分けて、それぞれの準備の仕方について情報提供していきます。

 

まずひとつ目のステージ「まだ健康で、介護の不安は今のところない」という状態のときは、予防に力を入れ、いつでも状況把握ができるように準備しておくことが大切と考えます。
そのために、かかりつけ医を探しておくことは、介護の基礎です。ぜひやっておいてほしいですね。

 

また、お盆やお正月などの兄弟が集まる機会に、さりげなく介護の話題を出す、両親の価値観について語り合うなどもぜひやっていただきたいことです。親元を離れてから年月が経つと、現在の親のことをほとんど知らずに過ごしてしまうことも多いですよね。そんな中で、いきなり親が倒れると、ただ右往左往するばかりになってしまいます。

 

まずは親を理解するところから始めましょう。そして、遠方の場合は、お互いの伝達手段としてインターネットやスカイプ、LINEなどの無料通信アプリを使えると、電話より安く、安心して連絡をとることができます。親御さんが元気なうちから、使い方などを把握していただくといいですね。セキュリティサービスと契約するなど、見守りができるように準備しておくことも、遠距離介護の場合は重要になります。

 

ふたつ目のステージ「介護が必要かもしれない」と思う頃になったら、もう少し具体的に情報収集を始めましょう。勤め先の介護関連の制度や残りの有休休暇の日数を調べておき、介護に割ける時間がどれぐらいあるかをあらかじめ知っておく。介護の具体的な知識を仕入れておくことも大切です。

 

各市町村にある地域包括支援センターにも足を運んでみましょう。『あなたの親を支えるための介護準備ブック』より<クリックして拡大>

各市町村にある地域包括支援センターにも足を運んでみましょう。『あなたの親を支えるための介護準備ブック』より<クリックして拡大>

地域包括支援センターや役所の窓口に足を運んで、地域にどんな介護サービスがあるか把握しておきましょう。無料で気楽に参加できる介護のセミナーや認知症サポーター養成講座もあります。これらを受講してみるなども、有効です。
また、親の財産を把握しておくこと、近所の人間関係を把握しておくことも忘れないでください。もう少し状態がすすむと、両方とも親御さんから聞けなくなってしまう恐れもあります。元気なうちに話し合っておくといいですね。

 

3つ目のステージ「介護認定を受けてから」は、さらに具体的な準備が必要になります。仕事と介護の両立について、勤め先と本格的に話す。在宅介護の支援サービスを具体的に把握するとともに、介護施設やデイサービスの見学や申し込みも考え始めましょう。

 

親御さんの要介護度が上がってくると、「ひとりでは暮らせないだろう」と、自宅に呼んで同居しようとする方も多いですが、広さに余裕のある家でない場合は、家が狭く感じたり、親と配偶者が気をつかい合ってお互いにストレスになることもあります。また、親御さんも、住み慣れて友人も多い故郷を離れることに躊躇があるでしょうし、環境を変えることで認知症が進行する恐れもあります。お互いに正直に話し合い、今後どうしたいかの意向も聞いておきましょう。

 

専業主婦は、要介護者と離れる時間を持つことが大事

――仕事をしている人は両立が大変なのはわかります。しかし、専業主婦の方もまた、大変ですね。

3_4おっしゃるとおり、主婦としての仕事と介護との両立は想像以上に大変です。介護ウツになる方も多いですからね。配偶者の方の接し方が要です。専業主婦だからといって、なんでもかんでも押し付けないでいただきたいですね。

 

私は専業主婦の方には、「要介護者の方と離れる時間を作ってください」と言っています。介護者が集まるようなサロンに顔を出すのもいいですし。ショッピングが好きなら、ひとりででかけて楽しむのもいいですよ。マジメな方ほど、ちょっと手があくと、「その間に掃除をやってしまおう、先にご飯を作ってしまおう」と家事をこなしてしまいます。が、家事も介護も関係のない時間を作り、リフレッシュしないと、どんどんつらくなっていきます。とにかく家事にも介護にも目をつぶって、自分の時間を作っていただくことをおすすめします。

 

介護の話をするときは、夫や親族以外の人と話した方が、息抜きになるケースも多いです。家族だと、どうしても複雑な感情が入ってしまうので、話す方も聞く方も、冷静でいられない部分があります。しかし、親族ではない第三者であれば、公平な意見が聞けます。介護者の集まりで話したり、ケアマネジャーさんと話したりすると、より具体的なアドバイスがもらえますから、心がけていただくのもいいでしょうね。

 

――夫が仕事で忙しくても、介護の一端を担ってほしいものですね。
そんなときは、上手にほめて持ち上げてください。多少ぎこちなくても、「やっぱりあなたがやった方が上手ね」、「はじめてなのにそんなにできるなんて、すごいわね」などと言ってみてください。男性は、強制するより、ほめる。ある意味、男の単純さを利用したほうがうまくいきます(笑)。

 

専業主婦の方がイメージする職場での夫は、ちょっといばって采配を振っている、という感じかもしれません。しかし、意外に、男性は職場でほめられていないんですよ。
特に40~60代の中堅や管理職世代は、自分が部下をほめる機会はあっても、上司にほめられる機会はめったにない。以前、セミナーでワークをしたときに、男性に「すばらしいプレゼンですね」とお伝えしたら、「最近、そんなふうにほめられたことがない、やってあたりまえだ、と思われている」と喜んでいました。だからこそ、妻にほめられればうれしい。やる気を出すと思うのです。

 

介護を通じて、いい家族関係を続けていけることが、理想ですね。

 

<今回のまとめ>

深堀さんが考える「良い介護」とは

 

・いざというときに困らないよう、項目立てて準備しておく
・介護からも仕事からも離れる時間を作り、リフレッシュする機会を持つ
・夫婦ともに励まし合い、ほめ合う介護を心がける

 

最終回の次回は、良い介護のための、良い老人ホーム選びについて伺います。

 

*このインタビューの1回目2回目3回目4回目(最終回)はこちら

 

*深堀雅史さんが執筆に参加した『あなたの親を支えるための介護準備ブック』を、オアシスナビ書籍紹介記事で詳しくご紹介しています。

 

 

老人ホームを検討される方は・・・【初めての老人ホーム探しガイド】

現在老人ホームや高齢者向け住宅を検討中の方は、こちらのページも、ぜひ参考にしてみてください。

 

●さまざまな老人ホームを取材リポートしています → 編集部の取材レポ <介護付き有料老人ホーム編>
●本人と家族にぴったりの老人ホームを探すには→ 老人ホームの「見つけ方・選び方」

 

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