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介護を職場に理解してもらう方法は?~ワーク・ライフバランス深堀さん2

2016年2月9日

家族の介護をしながら仕事を続けていくために、何をしたらいいか――。今回は、仕事継続の具体案を中心に、コンサルタントの深堀雅史さんにうかがいました。ワーク・ライフバランスを健全にするためにも、働き方を見直すことが必要のようです。特に、企業で働く方々の具体策についてうかがいました。

 

*このインタビューの1回目2回目3回目4回目(最終回)はこちら

 

○●○ プロフィール ○●○
深堀 雅史(ふかぼり・まさし)さん ワーク・ライフバランスコンサルタント
1_1(株)ワーク・ライフバランス所属。仕事と私生活のバランスを取り、豊かな人生を提言する中で、特に介護と仕事とのバランスを大きなテーマとして掲げる。法人に向けて、従業員の「介護と仕事の両立」を促す情報提供や、サポート体制などを提案。自らもホームヘルパー二級を取得。学生時代から続けている介護ボランティアでも、さまざまな介護現場に関わっている。『あなたの親を支えるための介護準備ブック』(小室淑恵/(株)ワーク・ライフバランス著、英治出版)の執筆にも参加。

 

介護と仕事の両立ナビ

 

企業同士が人材を応援し合うケースも

――介護をしながら仕事を続けていくためには、企業側の理解と、従業員に対する具体的な支援が重要です。

ワーク・ライフバランスが運営する『介護と仕事の両立ナビ』。法人向けに情報を提供している。

ワーク・ライフバランスが運営する『介護と仕事の両立ナビ』。法人向けに情報を提供している。

そのとおりです。どんな企業でも、従業員の働き方を健全に保つよう、支援をすることが重要です。介護が苦しいのは、介護について「知らない」ことが大きな原因なわけですから、企業側は「知る」きっかけを作ってあげる。
たとえば、社内で介護セミナーを開催する。あるいは、企業の相談室で相談にのり、企業側として何ができるのか、休暇や待遇なども含めて伝える、など。社員ひとりひとりが、介護の動機づけができるような情報提供をしてあげられるといいですね。

 

団体保険に加入している企業では、親の介護が必要になった時に一時金が支払われるという特約をつけることもできます。中小企業の中には、見舞金を出してあげるという金銭的な支援の仕組みを整えているところもありますね。介護は何かとお金がかかりますので、社員側も見舞金をもらうのはうれしいでしょう。これは大企業になると金銭的な負担が大きくなるので、組合と協力し、集めた組合費から見舞金が支払われる仕組みにする方法もあります。
とにかく、企業側が、介護をしている社員に対して理解を示し、支援しているのだ、という具体的な行動を見せてくれれば、社員は大いに励まされます。

 

「介護をしながら仕事をするなんて、企業にとって迷惑な存在だ」と、働く側は思うかもしれませんが、この人材不足の時代、企業側は社員に抜けられてしまうのは痛手です。社員が辞めないよう、さまざまな施策を重ねているところも多いですよ。

 

たとえば、地方銀行などは、銀行同士が連携して配偶者の転勤や介護などに伴って転居を余儀なくされる職員同士の流動性を支援するという、地銀人材バンクという取り組みをしています。

 

――企業側も、想像以上に工夫しているのですね。
銀行の例など、ライバル同士なのに、と思うかもしれませんが、それほど職員の離職は企業にとって深刻な問題で、なんとしてもマンパワーの不足を解決したいと考えて実行しているんですね。こうしたやり方は、町工場が集中しているような地域でも、有効なのではないでしょうか。

 

周囲に話を聞いてもらう、協力してもらう

法人の「働き方の見直し」取り組み事例。『介護と仕事の両立ナビ』セミナー資料より<クリックして拡大>

法人の「働き方の見直し」取り組み事例。『介護と仕事の両立ナビ』セミナー資料より<クリックして拡大>

――働く従業員の側が、工夫できることはありますか?

介護をすると、時間的な制約が大きくなります。ですから、現在の働き方の見直しをし、短時間で生産性を上げる働き方を身につけることが大事ですね。

 

1 現在の働き方を確認する。日々の予定と実績を比較して振り返る。
2 予定どおりに仕事をすすめられない原因となっているものは何か。業務の課題を抽出。
3 会議などで働き方の見直しを提案する。個人レベルの工夫を共有し、個人だけでは解決できない問題は、チームとしての改善項目をつくり、話し合う。
4 見直し施策の実施。

 

このステップを繰り返して、改善していくことをすすめています。

 

――ひとりで抱え込まずに、周囲の人たちの手を借りることも重要ということですね。

75歳以上の3割が要介護・要支援。つまり75歳以上の親を持つ人の多くは、介護に関わっていることが多い。『あなたの親を支えるための介護準備ブック』より<クリックして拡大>

75歳以上の3割が要介護・要支援。つまり75歳以上の親を持つ人の多くは、介護に関わっていることが多い。『あなたの親を支えるための介護準備ブック』より<クリックして拡大>

まずは、周囲のメンバーに、自分が介護をしていることを話してみてください。意外に、同様に介護をしている人は多いですよ。そこで、すかさず情報交換ですね。人の介護の方法の中に、自分にも取り入れられることがありますし、何より、周囲の人たちに理解してもらえます。

 

今は、介護経験のあるリーダーも多くなっています。直属の上司のほか、社長、会長クラスの方にも経験者がいる、という話はよく聞きます。想像しているより、企業側の理解が深いことが多いですよ。

 

――休暇を取って介護をしたいという方は、介護休業を取るといいのでしょうか。
現在の法律上の介護休業は、主に介護の準備のために用意されています。つまり病気やケガの場合は、入院中の世話やその後の退院準備、老人ホーム選びや手続きなどのための時間です。介護負担が特に多いタイミングでの、一時的な利用として想定されています。最長で93日という時間がそれを物語っています。でも、実際の介護は93日ではすまないケースがほとんどです。介護休業が取れれば解決、というわけにはいきません。

 

前述したように、仕事の仕方そのものを見直し、自分にしかできない・わからないことを極力減らし、短時間で生産性の高い仕事をするように心がけることがまず大事です。そして、介護休業を取る前に、まずは有給休暇を使用しましょう。消化できずにたまっている人は多いはずです。役所や病院での手続きなど、平日にしかできないことをまとめてやってしまう日を作りましょう。

 

そして、仕事の生産性を高め、手続きなどを効率よくこなして捻出した時間で、介護されるご家族に十分に接し、安心を与えてあげられるといいですよね。

 

<今回のまとめ>

深堀さんが考える「良い介護のための良い働き方」とは

 

・短時間で生産性をよくするよう、自らの業務を見直す
・周囲の人に協力をしてもらえるよう、自分の立場を上手に話しておく
・有給休暇を使って手続きなどを効率よくこなす

 

次回は、専業主婦の家事との両立についてもお聞きします。

 

*このインタビューの1回目2回目3回目4回目(最終回)はこちら

 

*深堀雅史さんが執筆に参加した『あなたの親を支えるための介護準備ブック』を、オアシスナビ書籍紹介記事で詳しくご紹介しています。

 

 

老人ホームを検討される方は・・・【初めての老人ホーム探しガイド】

現在老人ホームや高齢者向け住宅を検討中の方は、こちらのページも、ぜひ参考にしてみてください。

 

●さまざまな老人ホームを取材リポートしています → 編集部の取材レポ <介護付き有料老人ホーム編>
●本人と家族にぴったりの老人ホームを探すには→ 老人ホームの「見つけ方・選び方」

 

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