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老後の資金はいくら必要?ひとり一人に合わせた計算方法~FP藤村さん2

2016年1月12日

100歳まで暮らすことを前提に、老後の生活設計のアドバイスをする、ファイナンシャルプランナー藤村紀美子さん。100歳までの高齢者時代を3つに分け、それぞれの過ごし方をアドバイスしてくれます。老人ホームに入居するための資金計画についても、具体的に示してくれます。老後の生活設計に、とても役立ちますね。

 

*このインタビューの1回目2回目3回目4回目(最終回)はこちら

 

○●○ プロフィール ○●○
藤村 紀美子(ふじむら・きみこ)さん ファイナンシャルプランナー
2_1ファイナンシャルプランナー(CFP)。宅地建物取引士。立教大学文学部、中央大学法学部卒業。結婚し、2人の子どもをもうけた後、ファイナンシャルプランナーに。その後、夫の赴任をきっかけにアメリカに転勤。子どもたちが成人して以降は、気に入ったアメリカに移住し約8年を過ごす。2007年に帰国した後は、セカンドライフの住まい、住み替え、お金の問題を中心にセミナー、執筆、相談を受けている。「高齢期のお金を考える会」メンバー。著書に『100歳まで安心して暮らす生活設計』(鈴木暁子氏と共著、有楽出版社刊)がある。

 

 

人生後半を3つに分けて考える

――これまで、厚生労働省では、高齢者を「前期高齢者」「後期高齢者」に分けていました。が、藤村さんは、老齢期を3つに分けています。

日本人の平均寿命が長くなり、後期高齢の時期も長くなりました。セカンドライフを形成するためには、今までおそらくみなさんがあまり視野に入れなかった85歳以上の生活も、具体的に計画していかねばなりません。そこで、セカンドライフを3つの時期に分けています。

 

●60~75歳 エンジョイ期
体力があり、子どもも巣立ち、やりたいことができるのが、エンジョイ期(60~75歳)です。旅行や趣味、ボランティアを思い切り楽しめる時期でもあります。まとまった退職金を得る人も多く、ついお金をたくさん使いがちです。しかし、働く元気のある人は、毎日でなくても、仕事をしてお金を得るといいでしょう。介護予防にもなりますし、生きがいにもつながります。介護が必要になったことを考え、老人ホームを探しておくのも、この時期です。

 

●75~85歳 円熟期
75歳以上のこの時期は、体力の衰えを感じる時期です。旅行や趣味を楽しむにしても、エンジョイ期のようにアクティブにならない場合も多いはず。実際に老人ホームに入居する人も多くなり、エンジョイ期に得たホームの知識や見学経験が生きてきます。

 

●85歳以上 完成期
85歳以上のこの時期は、何らかの形で介護の支援を受ける人が多いはずです。たとえば85歳で有料老人ホームに入るとすると、まとまった入居金が必要ですし、その後の費用も、できれば100歳までの15年分を想定しておきたいもの。年金以外には、不動産でも持っていない限り、収入が得られない時期です。この時期のためにも、エンジョイ期に、お金をしっかりと貯めておくべきですね。

 

『100歳まで安心して暮らす生活設計』より

『100歳まで安心して暮らす生活設計』より

 

 

預金額は2000~3000万円あると安心

――老後資金は1億円あると安心と言われます。でも、こんなに貯めることはできません。藤村さんも、「そんなに貯める必要はない」とおっしゃいますが、実際に、いくらぐらい必要でしょうか?

総務省の「家計調査報告」(平成23年度)によると、夫婦2人の無職世帯が1カ月に最低必要とされる生活費は、平均約22万6000円だそうです。60歳まで働き、95歳まで生きるとすると、
22.6万円×12月×35年として、9492万円。
家の修繕費や医療費を加えると、約1億円になるということなのです。

 

しかし、年金などの収入もありますよね。これは、同じく「家計調査報告」によると、60歳以上の無職世帯の年金等の平均収入は18万1988円。
18万1988円―22万6000円=▲約4万4000円。

 

これが毎月の赤字額なので、35年間では
4万4000円×12カ月×35年=1848万円。
この不足分に家の修繕費、医療費、介護費なども考えると、約2000万円から3000万円貯蓄できると安心ということなのです。

 

この金額は、年金額に大きく左右されます。企業年金などがあり、22万6000以上の年金収入がある人は、貯蓄は少なくてすみますし、国民年金などで、それほど金額が高くなければ、その分、もっと貯蓄が必要になってきます。

 

しかも、この試算は、95歳までの試算です。100歳まで生きることを考えれば、5年後ろ倒しにし、65歳まで働くことをおすすめしたいですね。

 

高齢無職世帯の家計収支 (平成23年)

総務省統計局「家計調査年報(家計収支編)平成23年 家計の概況」より

総務省統計局「家計調査年報(家計収支編)平成23年 家計の概況」より(画像クリックで拡大)

 

――老人ホーム探しを、60~75歳の間にしておくことをすすめていますね。
はい。私の知り合いに、老人ホームの事前準備をしないまま80代になった人がいます。いざ探そうと思っても何の知識もないので、どこから手をつけていいかわからない。情報収集にはツールを使いこなす力、分析や判断する力が必要ですが、それらも衰えています。結局、調べることが難しく、足腰も弱っていて、見学に行くこともできなかったそうです。

 

見学は、立ったまま1時間ぐらい歩くので、腰が痛くなったり、膝が悪かったりすると歩けません。気持ち的にも億劫になります。ぜひ元気なうちに情報を集め、見学しておきましょう。常に10年、20年先を見て行動することが大事だと思います。

 

また、具体的に動き出すのも、75歳ぐらいを目安にするといいでしょう。老人ホーム入居者の平均年齢は、介護が必要でない自立型ホーム(サービス付き高齢者向け住宅や住宅型有料老人ホームなど)で77歳ぐらい。介護型(介護付き有料老人ホーム、ケアハウスなど)では84歳ぐらいです。
その年齢になって、家の中を整理し、いらないものを捨てて引っ越すのは、大変なエネルギーが必要。現実的に、ひとりでは難しいでしょう。元気のあるうちに、準備をしておくことが大切だと思います。

 

<今回のまとめ>

藤村さんが考える「良い老後の準備」とは

 

・100歳まで生きる資産を形成するために、少なくとも65歳まで働く
・毎月の収入と生活費を計算し、必要な貯金を計算しておく
・老人ホームの情報収集は60~75歳の元気なうちにしておく
・老人ホームの入居を本格的に考えるのも、75歳を目安に、体が動くうちにしておく

 

第3回の次回は、いよいよホーム選びのアドバイスを伺います。

 

*このインタビューの1回目2回目3回目4回目(最終回)はこちら


*藤村紀美子さんの著書『100歳まで安心して暮らす生活設計』を、オアシスナビ書籍紹介記事で詳しくご紹介しています。

 

 

老人ホームを検討される方は・・・【初めての老人ホーム探しガイド】

現在老人ホームや高齢者向け住宅を検討中の方は、こちらのページも、ぜひ参考にしてみてください。

 

●さまざまな老人ホームを取材リポートしています → 編集部の取材レポ <介護付き有料老人ホーム編>
●本人と家族にぴったりの老人ホームを探すには→ 老人ホームの「見つけ方・選び方」

 

老人ホームの種類とは

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