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100人いれば100通りの良い老人ホームがある~経営コンサル 糠谷さん3

2015年12月22日

介護業界の経営コンサルタントとして、400以上の法人を見てアドバイスしてきた糠谷さん。どんな老人ホームが「良いホーム」なのかも、独自の視点で見ています。今回は、消費者が老人ホームを選ぶとしたら、という目線でよい老人ホームとは? を語っていただきました。

 

*このインタビューの1回目2回目3回目4回目(最終回)はこちら

 

○●○ プロフィール ○●○
糠谷和弘(ぬかや・かずひろ)さん 経営コンサルタント
1_1(株)スターコンサルティンググループ代表取締役。1971年生まれ。大学卒業後、旅行会社を経てコンサルティング会社・船井総合研究所に入社。介護サービスに特化したチームを立ち上げ、11年間経営指導を重ねた後、チームで独立。介護事業所の立ち上げから組織マネジメントシステムまで、幅広いコンサルティング事業を展開している。コンサルティングしてきた法人は400社を超え、講演も年間50本以上。マスコミに登場することも多い。著書は『ディズニー流! みんなを幸せにする「最高のスタッフ」の育て方』『あの介護施設はなぜ地域一番人気になったのか!!』(いずれもPHP研究所刊)など。

 

100人いれば100通りの「良いホーム」がある

――「良い老人ホーム」を消費者が自分で見極めるとしたら、どのようなところを見ればいいでしょうか?

著書の『あの介護施設にはなぜ人が集まるのか』。空き待ちをしてでも利用したい施設を、糠谷さんが紹介

著書の『あの介護施設にはなぜ人が集まるのか』。空き待ちをしてでも利用したい施設を、糠谷さんが紹介

そうですね……。「良い」と思うかどうかは、介護度によって、また収入や好み、生活スタイルなどによっても、かなり違うと思います。100人いれば、100通りあると思うのです。ですから、すべての方に「良い」と思ってもらえるような老人ホームは基本的にはない。不可能ですよね。まずは、そのことがわかっているホームが「良いホーム」なのかもしれません。

 

「どんな人にも最高のサービスをします」というような言い方をするようなところは、疑ってかからなければいけません。「ドアをたたく人は全員受け入れる」というのが福祉のマインドかもしれませんが、「ここからここまでは責任を持って対応します」というところのほうが、信頼できますよね? すべてにおいて最高のことができるような組織、職員体制など組めるわけがありませんし、そう言って実行しようとするところは、どこかで無理をしている。職員に過大な要求をしていて、職員が疲れ切っているおそれもあります。

 

ですから、利用者さんやそのご家族は、老人ホームそれぞれの特徴をよく知ることが「良いホーム」を選ぶスタートラインになります。

 

また、ご自身にふさわしい良い老人ホームを選ぼうとするのなら、ご自分のニーズもはっきりさせておく必要があります。たとえば、「まだ要介護1だから、レクリエーションなどの活動が多いところがいい」とか、「この先の年金に不安があるから、利用料金の体系がはっきりしていて、余計な出費がないところがいい」とか。
ご自分の条件や好みをハッキリと決めて、ホームを調べることが大事でしょう。あれもこれも要求すると、結局探せない、あるいはどれも中途半端ということになります。

 

――ご自身のニーズをはっきりさせた後は、老人ホームの情報をしっかりと収集することが重要になりますね。
そうです。しかし、多くの方は、たとえばお母さんが骨折し、病院で手術をして退院をするときになって、「もう自宅では暮らせない、老人ホームを急いで探さなければ!」となってしまう。いくら病院のソーシャルワーカーが協力してくれても、退院までの短い間では、本当にふさわしいと感じられるホームが見つかるとは思えません。

 

今は80歳を超えたら3割が要介護認定を受ける、85歳を超えたら6割。そんな時代なのですから、親御さんが80歳を超えたら、今お元気であっても、地域の老人ホームの情報は集めておくべきだと思いますよ。

 

インターネットを使うのもおすすめです。老人ホームの検索サイトは、各地域のホームを網羅しているところが多いです。そういうサイトで検索をし、いいと思うところに、あらかじめ資料請求しておくことが手っ取り早いです。
…実は、私も情報収集をするのに、オアシスナビはよく使っているんです。(笑)

 

見学のときに話を聞いてくれるところがいい

――老人ホームに資料請求をしたら、見学をすべきですか?

3_3もちろんです。パンフレットと実際に施設を見るのとでは、印象が大きく違うはずです。見学は不可欠です。また、老人ホームが主催する昼食の試食会などには、ぜひ参加してください。さらに「ここは入っても良い」と思うホームには、宿泊体験もしてほしいですね。1日滞在すると、その施設での1日の過ごし方や、スタッフの接し方などがよくわかると思います。

 

また、私が施設運営の際に提唱している理論に「5−3−1の法則」というものがあります。長年、老人ホームのコンサルティングをし、集計した結果から導きだしたものです。
資料請求したお客様のうち、見学に移行する割合が5割以上。見学してから、入居申し込みをする方が3割以上。さらに、申し込みをしたけれど、結局入居を辞退するという方が1割以下。これが標準的なホームの運営数値となります。

 

クライアントの老人ホームに対しては、これより下回ることのないようにとアドバイスしています。中でも、見学から申し込みに至るお客様を、3割以上にするのは、工夫と努力が必要です。見学の際、お客様に合う施設かどうかを、十分に知ってもらわなければいけません。見学に工夫がない(配慮がない)施設は「良いホーム」とは言えませんね。

 

入居者さんの視点で言うと、8つ程度の老人ホームに資料請求をし、その半分の4つのホームを見学し、体験入居もした上で、そのうちの1つに決め入居申込みをすることになります。そのプロセスを考えれば、1カ月では無理。納得のいくホームを探そうと思ったら、最低でも2~3カ月はかかると思ったほうがいいでしょう。

 

――見学のときにはどのような点を、チェックすればいいですか?
老人ホーム側が、自分達のホームの特徴、責任の範囲、利用料金などを明確に説明するのは当然のことです。昼食の試食も必ずしてください。
こうしたことを見学の1時間でわかりやすく伝えてくれるかどうかが、重要なポイントです。

 

しかし、ホーム側がしゃべりすぎないことも、また重要です。本来、見学というのは、見学する人がホームを知ることが目的。なので、見学する人の質問や悩みを聞き、それに合わせた説明・案内などをすることが重要です。その時間を設けないで、一方的に説明だけするようなところは、残念です。見学者の知りたいことを聞き出し、しっかり答えてくれるところが良いとも言えますね。

 

――糠谷さんご自身やご両親が入居するとすれば、どのような老人ホームがいいですか?
私や私の両親は、食べることが好きなので、やはり食事を重視しているところがいいですね。部屋の滞在性よりも、三度の食事にこだわるほうです。しかし、老人ホームは、意外にも食事は最初のこだわりのポイントに入れていないところが多いんです。

 

たとえば有料老人ホームの場合、まずは建物を建て、設備を入れる。そこに力とお金を注ぐので、食事というソフトについては、その後の検討になってしまいます。食事にこだわるところというのは、ある意味、成熟していて余裕があるのかもしれません。そういうところは食器にも気を遣っているところも多いので、食器を見るというのもありますね。

 

<今回のまとめ>

糠谷さんが考える「消費者から見た良い老人ホーム」とは

 

・すべてに力を入れるのではなく、食事、入浴、リハビリなど、何かに特徴を持たせたホームであること
・その特徴を、見学する人にしっかりと伝えられるホームであること
・見学者の話をよく聞き、相手の特徴とホームの特徴が合うかどうかも意識できるホームであること

 

次回も引き続き、利用者視点での「良い老人ホーム」のポイントをご紹介。料金のことにも深く言及しているので、ご期待ください。

 

*このインタビューの1回目2回目3回目4回目(最終回)はこちら

 

*糠谷和弘さんの著書『あの介護施設はなぜ、地域一番人気になったのか!!』は、オアシスナビ書籍紹介記事で詳しくご紹介しています。

 

老人ホームを検討される方は・・・【初めての老人ホーム探しガイド】

現在老人ホームや高齢者向け住宅を検討中の方は、こちらのページも、ぜひ参考にしてみてください。

 

●さまざまな老人ホームを取材リポートしています → 編集部の取材レポ <介護付き有料老人ホーム編>
●本人と家族にぴったりの老人ホームを探すには→ 老人ホームの「見つけ方・選び方」

 

老人ホームの種類とは

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