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良い老人ホームを探すには「地域の人から教えてもらう」山本さん(4)

2015年11月3日

良い老人ホームのキーワードは「人」「コミュニケーション」と考える山本千鶴子さん。自身もホームの看護師・ケアマネジャーから、ハンドセラピストに転身。高齢者の方々にハンドマッサージを施術し、「触れる」ことがハートのケアになることを実践しています。最終回では、「触れ合う」ことの大切さを、経験の中から語っていただきました。

 

*このインタビューの1回目2回目3回目4回目(最終回)はこちら

 

○●○ プロフィール ○●○
山本千鶴子(やまもと・ちづこ)さん 幸(高)齡者ハンドセラピスト
4_1看護専門学校卒業後、病院の神経内科で看護師として5年務め、結婚。ご主人の転勤に伴って静岡県に移り、訪問看護師に。訪問看護のおもしろさを知り、第一子出産後に介護支援専門員の資格を取得。第二子出産と育児を考え、その後は有料老人ホームの看護師として働く。が、高齢者と日々接する中、高齢者に正面から向き合って触れたいと考え、ハンドマッサージを学び、独立。ハンドセラピストとなる。自ら老人ホームに赴き施術するほか、ハンドマッサージの教室を主宰し、後進の指導にも務める。訪問したホームは30軒近く。

 

幸(高)齢者ハンドセラピスト~ハンドケアはハートケア~

 

言葉のいらないコミュニケーションが大事

有料老人ホームでのハンドケアの様子。施術する山本さんのやさしさが表情ににじむ

有料老人ホームでのハンドケアの様子。施術する山本さんのやさしさが表情ににじむ

――山本さんは、どういういきさつでハンドセラピストになったのですか?
老人ホームの看護師をしていたときに、介護士さんって、ご利用者さんとのスキンシップが上手だなぁ、と思ったんです。うしろからやさしくハグしたり、写真を撮るときにほっぺたをギューっとくっつけたり。ナースって、患者さんと日常的なスキンシップをあまりしないんです。処置として体に触れることはあっても、「何のために」という根拠がなく触れることはあまりなくて。でも、介護士さんはすごくさりげなくご利用者さんに触れるんですよね。
老人ホームはみなさんの生活の場。医療として処置するためではない「何気ないスキンシップ」っていいんだろうな……と思ってご利用者さんを見ると、本当うれしそうないい顔しているんです。

 

ちょうどその頃、仕事が忙しすぎるなぁと思っていて。以前からやりたかったアロママッサージを使って、高齢者の方たちにリラックスしていただいたらどうかな、タッチケアができるな、という気持ちがどんどん強くなって。ナースの仕事をペースダウンしてこちらに力を入れようと決心したんです。

 

触れることって、言葉のいらないコミュニケーションですよね。高齢者の方、特に認知症のある方は、日々暮らしていくことがとても大変で疲れるのだと思います。覚えていられないことへの不安、一生懸命に覚えておこうとする緊張感。そういうのをいちいち見せるとまた、「あの人、認知症だから」みたいな言われ方をしまう。だから取り繕ったりして、ストレスも大きいです。

 

ご利用者さんの手を触って包み込むようなマッサージをすると、とてもリラックスされるようです。私は、施術しているときに、「名前も日付もわからなくたっていいじゃない、生きているんだから!」と心の中で話し、思いだけを込めています。そういうのって、言葉で言わないほうが伝わるんじゃないかって思うんですね。

 

ハンドセラピストとして、あちこちの老人ホームなどで高齢者の方にハンドマッサージを始めて、もう5年になります。同じホームを何度も訪ねることが多いのですが、それでも30ぐらいのホームを訪問しているかな。もちろん私はみなさんにリラックスしていただきたくてやっているんですが。実は、施術をしている私自身が、彼女たちの手をマッサージすることで、癒されるんです。不思議な感覚です。いただくもののほうが大きいんですね。

 

介護の勉強会から得られるものは大きい

――さまざまな老人ホームを見ていると、それぞれの違いも見えてくると思いますが。どういう視点で「良いホーム」を見定めるといいと思いますか?

ボランティアとしてハンドケアを施術した特養から送られた感謝状

ボランティアとしてハンドケアを施術した特養から送られた感謝状

うーん、そうですねぇ。まずは見学してみる、というのもあるかもしれませんが……。老人ホームを探す前に、地域の介護関連の勉強会に出てみたりするといいと思うんですよ。介護のことがよくわかるし、視野が広がって、ホームを選ぶ視点も定まってくるかな、と思うんです。それに、勉強会などに出ると、自分と同じように介護をしている方に出会えますよね。そういう方から聞く「あのホームはいいよ」などという生の情報も貴重です。その方の個人的な視点だとしても、参考になりますよね。

 

地域包括支援センターなどに行くと、住民向けの勉強会や介護のイベントなどがわかります。自治会の回覧板などに載っていることもありますから、一度行ってみては? 人とのつながりの中で得られるものって、情報だけでなく、ほかにもたくさんありますから。仲良くなれば、いざというときに助け合えますしね。ぜひおすすめしたいですね。

 

――最後に、介護者がご当人とどうふれあったらいいのか、アドバイスをいただけますか? 意外に、ご当人と家族って、話し合ったりしてないことも多いし、スキンシップをしていないことが多いですよね?
そうですね。特に男性は照れもあるでしょうし、じっくりお話したり、体に触れたりする機会を、これまでもあまり持ってこなかった方が多いと思います。それに、しっかりしていた頃のご両親を考えると、今の状態がつい腹立たしくなって、イライラするっていうこともありますよね。それはある程度しかたがないかなって思います。

 

だから、目を見ないで(笑)、目を見ると腹が立つから、ちょっと目線をはずして触れ合ってみるところからはじめたらどうでしょうか? 背中をくっつけてソファなどに座ってみるとかね。そうすると、高齢者の方も安心するし、意外に介護側の方も癒されるんですよ。

 

お年寄りって、ゆっくりゆっくりとしたペースで生きていますよね。隣に座っていると、それだけでこっちもゆったりした気分になり、休憩できると思うんです。仕事や介護の疲れを、隣にただすわっているだけで癒してくれる。お年寄りのほうが、介護する人に役立つお役目を持っているんですよ。その力をお借りしてみてはどうでしょうか?

 

介護する人こそ、ケアが必要だなって思うときがありますから。自分が空っぽになりそうだなって思ったときは、何か気分転換に遊びに行くのもいいですし、こうやって、介護している人自身に癒してもらう方法もある。試してみていただけたらいいなと思います。

 

<今回のまとめ>

山本さんが考える「良い介護」とは

 

・介護される当事者の不安を軽くすること。ふれあうことで実現できることも多い
・介護や老人ホームの情報を得るために勉強会などに出て情報を得、同じ境遇の人と知り合って広い視点を持つ
・介護者自身も、介護される高齢者のゆっくりしたペースとふれあって、お互いに癒し合う時間を作る

 

*このインタビューの1回目2回目3回目4回目(最終回)はこちら

 

老人ホームを検討される方は・・・【初めての老人ホーム探しガイド】

現在老人ホームや高齢者向け住宅を検討中の方は、こちらのページも、ぜひ参考にしてみてください。

 

●さまざまな老人ホームを取材リポートしています → 編集部の取材レポ <介護付き有料老人ホーム編>
●本人と家族にぴったりの老人ホームを探すには→ 老人ホームの「見つけ方・選び方」

 

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