有料老人ホーム・介護施設の資料請求ならオアシスナビ

広告掲載をご検討の方

オアシスナビ×ハートページ

老人ホーム選び「見学でホームの本質を見る」外岡 潤さん(2)|オアシスナビ 介護の知恵袋では、お役立ち情報を毎日配信!

目的別に記事を探す

連載スタート!認知症★ドタバタ介護日記

W認知症・じーちゃんばーちゃんと暮らす、ゆず子の介護奮闘記!

【最終回】ゆずこ家の介護はまだまだ続く!~漫画★孫娘のガチンコ介護

7月25日

【最終回】ゆずこ家の介護はまだまだ続く!~漫画★孫娘のガチンコ介護

→続きはこちら

老人ホーム選び「見学でホームの本質を見る」外岡 潤さん(2)

2015年6月2日

良い老人ホーム選びをするためには、契約前にホームの見学をすることが大切。ホームを隅から隅まで見て決めましょう。有料老人ホームなら、体験入居もできます。案内されるままに見てきただけでは、ホームの演出や営業トークにいい気分で酔ってしまい、本質を見抜けなくなることも多いようです。では、どのように見学や体験入居をしたらいいのでしょうか。介護事故やトラブルを扱う法律事務所を開設し、実際に見学同行も行う外岡 潤弁護士に、今回は見学のポイントをうかがいました。

 

*このインタビューの1回目2回目3回目4回目(最終回)はこちら

 

○●○ プロフィール ○●○
外岡 潤(そとおか・じゅん)さん 弁護士
3081980年生まれ。2003年、東京大学法学部卒業。企業系法律事務所を経験した後、2009年、介護・福祉系専門法律事務所「おかげさま」を開業。ホームヘルパー2級も取得。老人ホームでのトラブルや事故を「裁判」によって「お金」で終結するよりも、話し合いや和を通じて解決することを旨とし、セミナー・講演活動にも忙しい。また、ホームで日舞やマジックなどを披露するパフォーマンス弁護士としても話題に。著書に『おかげさま介護弁護士流老人ホーム選びの掟』(ぱる出版)、介護トラブル対処法 介護弁護士外岡流3つの掟』(メディカ出版)などがある。

 

法律事務所おかげさま

 

スタッフが「疲れていないか」を見る

2_2――実際に老人ホームに足を運んだときに、何を見たらいいでしょうか? よく、スタッフの人柄や雰囲気が大事といいますが。
それは、半分当たりで、半分はずれとも言えます。老人ホームのスタッフは入れ替わりが早く、「この人がいるから、このホームに決めた!」と思っても、1年足らずで退職してしまうケースが数多くあります。介護業界は求人が多いため、人間関係やお給料などの待遇のよさを求め、現場スタッフは転職してしまうのですね。
ですから、特定の「この人がいいから」というより、そのホーム全体の雰囲気・人間関係のよさなどに注目してほしいですね。

 

多くのスタッフが、生き生きと働いているか、疲れていないか。手のかかる利用者さんも自立している方も、分け隔てなく愛情を持って接しているか。

 

まあ、見学者には、いいところを見せようと、普段より努力して明るくテキパキと見せている部分も多いでしょう。ですから、営業スマイルの裏側にある本音を見極めるには、すれ違いざま、そっと振り返って見ることです。すれ違ったあとは、人は油断して素にもどるもの。このとき、後ろ姿にひどく疲れが見えたり、投げやりな感じが見えれば、要注意かもしれないですね。

 

また、施設を案内してくれる人は、「聞き上手」であれば安心です。自分たちの言いたいことを延々と話すばかりで、ろくに質問にも答えないようなら、危険ですね。何より見極めたいのは、ホームの人たちが「誠実である」かどうかだと思います。

 

――設備の面では見極める点はありますか?
高級かどうか、という観点ではなく、「清潔感」で見ると良いと思います。落ちているゴミやほこりがそのままになっているところは、スタッフの意識が低いと言えます。椅子などがきちんとテーブルにセットされて片付いていないのなら、転倒リスクも高まります。

 

さらに細かく見るなら、奇声をあげている人がいないか、便の匂いが漂っていないか、食事の時間は楽しく食べて完食している人が多いか。食事をみんながおいしく平和に食べているかどうか。これらは良い老人ホーム選びのポイントになると思いますね。

 

パンフレットにない「現実」を見極める

老人ホーム見学への付き添いは関東圏だと1軒2万円+実費。何を確認したらいいかわからない、専門用語に自信がないなどの時にうれしいサービス。編集者も「親のホームを決める時にお願いしたい!」

老人ホーム見学への付き添いは関東圏だと1軒2万円+実費。何を確認したらいいかわからない、専門用語に自信がないなどの時にうれしいサービス。編集者も「親のホームを決める時にお願いしたい!」

―――体験入居もしたほうがいいのでしょうか? 1泊1万円ぐらいかかるところが多いですが……。
したほうがいいですね。ほんの1時間程度の見学では見えないことが見えてきます。お部屋で眠ってみないことには、居心地が悪いかどうかもわからないでしょうし。

 

また、体験入居でないとチェックできないことの一つは、「友達ができるかどうか」という点です。老人ホームごとに独自のカラーがあり、集まってくる入居者もなんとなく全体にカラーがあるように思います。そこに溶け込めるかどうかを、入居する方ご自身で見極めてほしいですね。この先、ずっと生活する場を選ぶわけですから、1万円、2万円をもったいないと思わないほうがいいと思います。

 

――見学や体験入居では、パンフレットでは見えないところを見るのが重要、ということですね。
そのとおりです。介護の現実は、「こうあってほしい」という理想とはかけ離れている場合も多いのです。テレビで見る虐待なども、遠い世界のことではなくて、実際に自分や家族にも起こり得るわけです。
私は弁護士として、入居後のトラブルなども数多く扱います。多くの場合は認識不足といいますか、「たぶんこうしてくれるだろう」という想定で入居し、現実との違いに愕然として起こるんです。「週に一度医師がみてくれる」と書いてあっても、現実には、具合の悪そうな人を優先的に診るだけで、全員を見ているわけではない、とか。

 

そういう状況の中、「週に一度内科医が来ているのに、病気が悪化するのはおかしい」と主張しても、無理があります。介護する側の力量も問われますが、人間が行うことですからいつもベストな介護ができるわけでもないでしょう。

 

とにかく、知らないでいて「想定外だった」ことを、「想定内」にしておくこと。また、何かあっても動じない力を身につけることが、必要になります。
そのためには、疑ってかかるわけではないですが、「こんなこともあるんじゃないか、あんなこともありそうだ」とさまざまなトラブルを想定しながら老人ホームを選ぶ、ホームと契約することが、大事なのではないかと思いますね。

 

――外岡さんの事務所では、老人ホーム選びのときに、外岡さんが同行してくれるサービスがありますね。
はい、老人ホームの見学のときに一緒に見て回り、見落としがちなポイントを専門家として見させていただきます。事故や病気の場合、どうなるかなど、気になるけど聞きづらい点もチェックします。特に契約書、重要事項説明書に関しては、さまざまなトラブルを経験してきた介護弁護士の視点が役に立ちます。
こうして、プロフェッショナルに判断を手伝ってもらうのも、ひとつの手だと思いますね。

 

<今回のまとめ>

外岡さんの「良い老人ホームを見学で見極めるポイント」とは

 

・スタッフの誠意や人間関係などの「職場全体の雰囲気」がいいかどうかを見る
・設備が新しく高級かどうかではなく、清潔感があるかどうかを見る
・いいところだけを見て鵜呑みにするのではなく、疑ってかかることで、想定外のことを想定内にする

 

次回は、いよいよ、事故やトラブルについて、外岡さんの意見をお伝えします。

 

*このインタビューの1回目2回目3回目4回目(最終回)はこちら

 

 

老人ホームを検討される方は・・・【初めての老人ホーム探しガイド】

現在老人ホームや高齢者向け住宅を検討中の方は、こちらのページも、ぜひ参考にしてみてください。

 

●本人と家族にぴったりの老人ホームを探すには→ 老人ホームの「見つけ方・選び方」

 

老人ホームの種類とは

費用条件の見比べ方

こんなホームはNG

ホーム見学のポイント

入居までの流れ 

 

 

logo_categ0では、あなたの条件にあった老人ホームを探せます。掲載ホーム数は日本最大級!
写真満載、日常の過ごし方、働くスタッフのコメントも紹介。「住んだ後がイメージできる」サイトです。
老人ホームを検索する

関連する記事
コメントを書く
ユーザー名:40文字以内
コメント:200文字以内
この条件で検索

このページのトップに戻る

都道府県から老人ホームを探す