有料老人ホーム・介護施設の資料請求ならオアシスナビ

広告掲載をご検討の方

オアシスナビ×ハートページ

老人ホーム選び「ホームの種類を見極める」本岡 類さん(3)|オアシスナビ 介護の知恵袋では、お役立ち情報を毎日配信!

目的別に記事を探す

連載スタート!認知症★ドタバタ介護日記

W認知症・じーちゃんばーちゃんと暮らす、ゆず子の介護奮闘記!

【最終回】ゆずこ家の介護はまだまだ続く!~漫画★孫娘のガチンコ介護

7月25日

【最終回】ゆずこ家の介護はまだまだ続く!~漫画★孫娘のガチンコ介護

→続きはこちら

老人ホーム選び「ホームの種類を見極める」本岡 類さん(3)

2015年5月12日

ひとことで老人ホームといっても、さまざまな種類があり、一般の方々にはなかなか特徴が理解できません。けれど、わからずに入居を決めてしまうと、ミスマッチが起こります。入居者自身も、超高齢化が進む現実を踏まえ、どんな人がどんなホームを選べば「良い」と思えるのか――。今回はそんな視点から、お話していただきました。

 

*このインタビューの1回目2回目3回目4回目(最終回)はこちら

 

○●○ プロフィール ○●○
3prof 本岡 類(もとおか・るい)さん 作家、ルポライター
1951年千葉県生まれ。出版社勤務後、’81年『歪んだ駒跡』でオール讀物推理小説新人賞受賞。エンターテインメント小説の著書多数。母親が脳溢血で倒れ、要介護認定を受けたことをきっかけにヘルパー2級を取得、実習を受け、特別養護老人ホームの非常勤職員となる。その5カ月を綴った『介護現場はなぜ辛いのか』(新潮社)、多数のホームを見学・取材して書いた『大往生したいなら老人ホーム選びは他人にまかせるな!』(光文社新書)で注目を浴びる。現在も介護関連のルポ、小説を中心に執筆を続けている。

 

元気なのか超高齢なのかによって変わる

――本岡さんが勤務したのは、特別養護老人ホームでしたよね。老人ホームは本当にさまざまな種類があります。初めてホームを探す人は、みなさん混乱してしまいます。
まず、「介護保険施設」と呼ばれる公的施設は3つあって、要介護度3以上が対象の目安となる特別養護老人ホーム(特養)、病後のリハビリを目指す介護老人保健施設(老健)、慢性的な症状を抱えた人が入院する介護療養型医療施設(療養病棟)があります。

 

そのほかに、民間の有料老人ホームがありますが、これも住宅型、介護付きに分かれている。そのほかに、認知症の方が地域で暮らすためのグループホーム、バリアフリーで安否確認もしてくれるサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)、訪問・通い・宿泊を組み合わせて利用できる小規模多機能型居宅介護……ほかにもさまざまあります。いったいどれを選んだらいいのか、難しいですね。

 

3_1この中で、特養は利用料金が安価で利用したい人が多いので、都会の近くだと何百人もが空きが出るのを待っています。それだけ人気が高いと言えるわけですが、要介護度が低い人は入れませんし、もし入居しても活動量が少なくて物足りず、ご本人にとって「良いホーム」とは言えない場合があります。

 

お元気な人は、駅から近く、公共施設や娯楽施設、スーパーへ行きやすい有料老人ホームの住宅型、サ高住などがよさそうだと思いますね。認知症のある方なら、グループホームで生活をするのが適しているでしょう。このように、それぞれに適材適所があるのが原則です。

 

しかし、さまざまな種類のホームがあり、それぞれに特徴がありながら、最近はどのホームも特養に近い形になっているように思えてしまいます。たとえば、元気な方が住む「自立棟」と介護度が進んで移る「介護棟」に分かれている規模の大きな老人ホームでも、入居者の高齢化が進んで「介護棟」が満杯となり、「自立棟」で認知症の方の介護をしているところが出てきているという話も聞きます。すると、まだまだお元気な高齢者がゆったり過ごす場だったものが、限りなく特養のような雰囲気になってしまいます。

 

グループホームだって、本来は普通の浴槽で入浴ができることが基本ですが、機械浴のある別の施設も併設しているところなどは、お風呂だけそちらで入ってもらって、かなり重度な方も受け入れていたり……。
また、高級なイメージのある有料老人ホームも、最近は月々の料金が15万円を切るような手軽なところも出てきて、料金面で特養に近くなってきました。
メリット・デメリット両面ありますが、特養が足りないことから来る、受け皿が増えていると言えるかもしれません。

 

看取りができるかどうかが今後の鍵に

介護施設のウラもオモテもわかった上でまとめられた1冊です。

介護施設のウラもオモテもわかった上でまとめられた1冊です。

――どの老人ホームも、超高齢化社会を反映して、90歳以上の方が入居するケースが増えていますね。これも特養化している要因かもしれませんね。
そのとおりですね。入居者の年齢が高いのであれば、「看取り」をする老人ホームなのかどうかが、今後の「良いホーム」の鍵になりそうです。

 

実際、比較的お元気な人が入居するのが前提であるグループホームやサ高住、宿泊はサブ的な要素である小規模多機能型居宅介護でも、最近は「看取りをします」というところがたくさんあります。

 

しかし、看取りこそ、経験やノウハウがものをいいます。高齢で持病のある方などが入居する場合は、看取りができるかどうかだけでなく、「看取りの経験はどれぐらいありますか?」と、1年間での看取り件数を聞くといいと思いますよ。難しい手術を担当する医師が、その手術の経験が豊富であれば安心なのと同じ感覚です。

 

また、夜間も含めて看護師が常駐しているのか、提携している医師がすぐに来てくれるのか、そのあたりもきちんと聞いてみてください。
看取りを考えれば、医療との連携がスムーズで手厚いところこそが、良いホームと言えるでしょう。

 

<今回のまとめ>

本岡さんが感じる「種類別の良い老人ホーム」とは

 

・元気な高齢者には活動性が保てるサービスが多い有料老人ホームの住宅型、サ高住。認知症高齢者にはグループホームがおすすめ。
・入居者が高齢者であれば、「看取り」経験が豊富な老人ホームが良い。
・看護師が常駐し、提携医がすぐに来てくれるところが安心である。

 

次回は、「見学の大切さ」について、本岡さんの意見をお伝えします。

 

*このインタビューの1回目2回目3回目4回目(最終回)はこちら

 

 

老人ホームを検討される方は・・・【初めての老人ホーム探しガイド】

現在老人ホームや高齢者向け住宅を検討中の方は、こちらのページも、ぜひ参考にしてみてください。

 

●さまざまな老人ホームを取材リポートしています → 編集部の取材レポ <介護付き有料老人ホーム編>
●本人と家族にぴったりの老人ホームを探すには→ 老人ホームの「見つけ方・選び方」

 

老人ホームの種類とは

費用条件の見比べ方

こんなホームはNG

ホーム見学のポイント

入居までの流れ 

 

 

logo_categ0では、あなたの条件にあった老人ホームを探せます。掲載ホーム数は日本最大級!
写真満載、日常の過ごし方、働くスタッフのコメントも紹介。「住んだ後がイメージできる」サイトです。
老人ホームを検索する

関連する記事
コメントを書く
ユーザー名:40文字以内
コメント:200文字以内
この条件で検索

このページのトップに戻る

都道府県から老人ホームを探す