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老人ホーム選び「何をおいても職員のよさ」本岡 類さん(1)

2015年4月28日

小説家でありながら、母親が脳溢血で倒れたことをきっかけに介護業界に興味を持ち、実践と勉強と仲間作りのためにと、ヘルパー2級の講習を受けて資格を取得した本岡類さん。特別養護老人ホーム(特養)の非常勤職員としても勤務しました。その後も、数多くのホームの取材や見学を重ね、老人ホーム選びの本も執筆。そんな本岡さんが語る「良いホーム」。その見解は、中年世代のホーム選びにも、高齢家族のホーム選びにも、リアルに役に立ちます!

 

*このインタビューの1回目2回目3回目4回目(最終回)はこちら

 

○●○ プロフィール ○●○

本岡 類(もとおか・るい)さん 作家、ルポライター
1prof1951年千葉県生まれ。出版社勤務後、’81年『歪んだ駒跡』でオール讀物推理小説新人賞受賞。エンターテインメント小説の著書多数。母親が脳溢血で倒れ、要介護認定を受けたことをきっかけにヘルパー2級を取得、実習を受け、特別養護老人ホームの非常勤職員となる。その5カ月を綴った『介護現場はなぜ辛いのか』(新潮社)、多数のホームを見学・取材して書いた『大往生したいなら老人ホーム選びは他人にまかせるな!』(光文社新書)で注目を浴びる。現在も介護関連のルポ、小説を中心に執筆を続けている。

 

ズバリ、一番大切なのは「人」!

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著書の「介護現場はなぜ辛いのか」では、特養の職員の日々の現実を描いています。

――本岡さんは、実際に特養に勤務し、老人ホームの裏も表もご存知だと思います。そんな本岡さんだからこそ語れる「良いホーム」の決め手とは、何ですか?
だれでも言うことかもしれませんが、やはり「職員さん」で決まってきますよね。ホームの見学をすると、どうしても立派な建物などに目を奪われてしまいますが、建物が介護してくれるわけじゃない。人が介護するわけですからね。

 

有料老人ホームなどは、入居金も、月々の費用もホームによってバラバラです。あまりにもホームによって差があるので、迷ってしまいます。

 

しかし、結論を言えば、建物の豪華さや接客サービスについては、安いのにすごく良い!というお買い得なホームはそうそうないと思います。豪華でサービスがよく、入居者を「お客さん」として気持ちよくさせてくれるようなところは、総じて高額です。

 

ただ、費用が比較的安いところでも、介護職員の雰囲気がよくて、入居者を大事にするようなところがあります。接客サービスとしてのレベルは高くなくとも、心のこもった対応ができるところ。
私は、そういうところこそが「当たり」の良い老人ホームだと思います。

 

特養に関して言えば、どこもだいたい似たような料金設定です。だから、なおのこと、職員がいい、というのはおすすめのホームということになりますね。4人部屋の古い特養だからダメ、ユニット型の立派な見栄えのするところはいい、というのではありません。

 

メンテナンスに回す費用もない、というようなところは考えものですが、古い設備でも、ていねいに修繕や塗り替えがされているようなところは、総じて施設長も職員さんもきちんとしていて、利用者に対しても誠実だと思います。

 

――では、どういう職員が「いい職員」なのでしょうか? よく、「笑顔のいい職員さんがいい」と言いますが。
職員の顔には、3つのタイプがあると思っています。
まず、「仕事がキツすぎて表情のない顔」、これは問題外ですね。二つ目は、いわゆる「貼り付いたような笑顔」。お金をいただいているからこその営業スマイルです。これは近くで見るとわかりにくいですが、少し引いてみるとわかりやすいですよ。そして、僕がいいと思っているのは、「自然で素直な笑顔」。

 

見学者がたくさんいるところで見せる笑顔ではなくて、こっそりと働いているところを盗み見て、利用者さんに自然な笑顔を見せている職員が、いい職員ですよね。

 

技術より常識のほうが大事

7年前にヘルパー2級の資格を取得。特養に実際に勤務したほか、実習で認知症療養病床、デイサービスなどの職場も経験しました。(証明書は本名)

7年前にヘルパー2級の資格を取得。特養に実際に勤務したほか、実習で認知症療養病床、デイサービスなどの職場も経験しました。(証明書は本名)

――自然な笑顔は、利用者さんに対する気持ちの表れですものね。では、技術面ではどうでしょうか?
以前、有料老人ホームや特養をたくさん回った際に、施設長や相談員などに「自分が介護されたい職員はどんな人?」と聞いてみました。その時、「技術が高い」を挙げた人はゼロでした。「やさしい人」、そして「常識がある人」がいいという声が多かったですね。

 

――「やさしい」はわかりますが、「常識がある」というのはどういうことですか?
僕が以前勤めていた特養の若い職員のひとりは、利用者さんに「おはよう!」と言いながら、髪をくしゃくしゃってやるんですよ。若い子同士の挨拶じゃないんだから、と思ってびっくりしました。
いくら親近感の表現だといっても、年上の人に対してやることではありませんよね。

 

また、「●●さん、部屋にガラクタがあったから捨てときました」っていうような話も聞きます。若い人から見ればガラクタに見えるものでも、その方の思い出やなにかがたくさん詰まっているものかもしれないじゃないですか。それを勝手に処分するなんて、非常識ですよね。

 

つまり、相手の立場に立てない職員は問題あり。利用者さんの立場をよく考え、相手を尊重したコミュニケーションがとれる職員の多いところが、いい施設です。

 

――リーダーとなる人がいい職員さんだと、雰囲気が伝わって、みんなよくなるというのはあるかもしれませんね。
そうですね。ただ、逆もありますよ(笑)。少数でも変なリーダーや職員がいると、そっちに引きずられて、他の人までおかしくなってしまう。私も経験したからわかりますが、介護の仕事は過酷です。何かしら不満を持ちながら我慢して仕事をしている人が多い。だから、自分勝手な職員の影響を受けやすいんです。そのためにも、余裕を持って働けているか、自然な笑顔でいるか、を確認することは大事ですよね。

 

<今回のまとめ>

本岡さんが感じる「いい職員がいる良い老人ホーム」とは

 

・職員の笑顔が無表情でも営業スマイルではなく、自然な笑顔であること
・常識があり、利用者の気持ちをおもんばかれる職員がいること
・リーダーが意地悪でストレスにまみれていないこと

 

次回は、「施設としての価値」について、本岡さんの意見をお伝えします。

 

*このインタビューの1回目2回目3回目4回目(最終回)はこちら

 

 

老人ホームを検討される方は・・・【初めての老人ホーム探しガイド】

現在老人ホームや高齢者向け住宅を検討中の方は、こちらのページも、ぜひ参考にしてみてください。

 

●さまざまな老人ホームを取材リポートしています → 編集部の取材レポ <介護付き有料老人ホーム編>
●本人と家族にぴったりの老人ホームを探すには→ 老人ホームの「見つけ方・選び方」

 

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