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良い老人ホームとは…「ケアマネジャーは介護の要」高野龍昭さん(3)

2015年1月20日

介護やホーム運営のプロフェッショナル、そして有名人の方々に、独自の視点で老人ホーム選びや介護について語っていただくこの企画。東洋大学准教授・高野龍昭さんの連載第3弾では、「無駄なサービス」とその背景にある経営姿勢に切り込みます。学者としての知識の深さと、介護業界の深い経験に基づくコメントをぜひ、参考にしてください!

 

*このインタビューの1回目2回目3回目4回目(最終回)はこちら

 

○●○ プロフィール ○●○

高野龍昭(たかの たつあき)さん 東洋大学 准教授9
大学卒業後、地元島根県で医療ソーシャルワーカーと高齢者分野の社会福祉士の業務を経て、ケアマネジメントが日本に導入される萌芽期の‘94年に介護支援専門員(ケアマネジャー)に。通算19年の相談援助の現場実践を重ねたあと、2005年より東洋大学で教員に。専門分野は高齢者のケアマネジメントにおける援助方法と高齢者介護の制度・政策のシステム。経済的に困窮な高齢者の介護サービスにおける問題に関心があり、養護老人ホームを対象とした調査・研究も行う。著書に『これならわかる〈スッキリ図解〉介護保険』『これならわかる<スッキリ図解>介護保険 2015年速報版』(いずれも翔泳社)など。

東洋大学教員紹介

 

ケアマネジャーの資質はそれぞれ

――どんな老人ホームに入居したらいいか、まず相談するのは、在宅のときのケアマネジャーさん、というケースは多いですよね。ケアマネジャーの意見が、ホーム選びに大きく影響してくるように思えます。
となると、どんなケアマネジャーに出会えるかが、ポイントになりませんか?

 

そうですね。地域の老人ホームの情報に詳しく、利用者のことをよく理解した上で、ふさわしいホームを提案してくれるケアマネジャーに出会いたいですね。

 

3_1

―――では、いいケアマネジャーとは?

 

ケアマネジャーは、介護・医療・福祉に関連する一定の資格を持っている人が、5年以上の実務経験を積み、試験を受け、都道府県が行う50時間弱の実務研修を受講することで、はじめて得られるものです。

 

ただし、「5年以上の実務経験」を積んだ際の職種はさまざまです。
介護福祉士や社会福祉士、看護師が多いですが、歯科衛生士や栄養士が資格を得るケースもあります。職種によっては、介護そのものの知識や経験が非常にうすい場合もあるでしょう。
逆に言うと、高齢者に対する深い専門知識を持っていることこそが、いいマネジャーの目安になるでしょう。たとえば、医療面のケアが必要な人であれば、看護師出身のケアマネジャーは非常に心強いでしょう。家族関係などの問題がある場合、社会福祉士出身だといろいろな相談も関わってくれるでしょう。そして、それらの専門知識や経験のほか、利用者やその家族に親身になって相談にのってくれたり、ふさわしいケア計画を作ってくれるかどうかが要になります。

 

―――それには、たとえば主任ケアマネジャーなど上級の資格を持っている人や、ベテランの人の方が、若い人よりもいいのでしょうか?

 

高野先生の著書。2015年の介護保険についてスッキリ図解で説明してくれています

高野先生の著書。2015年の介護保険についてスッキリ図解で説明してくれています

主任ケアマネジャーは、ケアマネジャーの上級職として2006年に生まれました。ケアマネジャーとしての経験が5年あり、70時間弱の研修を受ければ、資格が得られます。ですから、それほどベテランというわけでもなく、この資格をもっていることで何か特別な技能があるわけでもない、ということにもなります。

 

私は、主任ケアマネジャーであるかどうかで判断するより、若手だろうとそうでなかろうと、さまざまなホームを自分自身で見学した上で、公平な目線で勧めてくれる人がいいと思います。

 

資格という点でいえば、単にケアマネジャーの資格があるだけではなく、日本ケアマネジャー学会による「認定ケアマネジャー」であることのほうが信頼できると私は考えています。この資格を取得するには、ケアマネジャーとしての実務経験を2~3年以上積んだ上で、実務でたてたケアプランなどを提出し書類審査を受けます。書類審査通過後には、高齢者に起こっている問題への解決策をその場で示すようなことを想定した口頭試験を受けます。

 

クリアして資格を取得したのは、まだ全国で1000人程度という厳正な資格です。この資格を持っているならば、いいケアマネジャーである可能性がかなり高いと思います。

 

また、いいケアマネジャーというのは、いい人脈を持っているものです。認定ケアマネジャーが多忙で直接依頼を受けてもらえない場合でも、その人に紹介してもらったケアマネジャーであれば、ある程度の信頼ができると思います。

 

―――ケアマネジャーといっても、地域包括支援センターで働いている人もいれば、民間企業などに属する人もいますよね。また、所属する事業所も、居宅介護支援事業所だったり、老人ホームだったり、訪問介護ステーションだったりとさまざま。それぞれどんな特徴がありますか?

 

アローチャート学会で講師をつとめた。介護保険制度について詳しく講義。

アローチャート学会で講師をつとめた。介護保険制度について詳しく講義。

ケアマネジャーは、ケアプランを作成するのがメインの仕事です。ケアプランとは、必要な介護サービスや施設を組み合わせた利用計画です。

 

特定の施設や事業所に属するケアマネジャーの場合、自分が属する事業者や同じグループ内のサービスや施設を重点的にプランに盛り込むことがどうしても多くなります。

 

もちろん必要性があればそれで構わないのですが、自社の利益のために、必要以上に自社のサービスをプランに盛り込んだり、介護保険の限度額ギリギリまで利用させようとするような悪質なケースもあります。
ケアプランを見て、無駄なサービスが多いと感じるなら、堂々と意見を言ってください。それで改善されないようなら、ケアマネジャーを変えることもできます。

 

また、医療機関との連携がスムーズなケアマネジャーはありがたいですね。体調が悪くなったら、ふさわしい医療機関にすぐにつないでくれるのであれば、とても安心です。しかし、連携が強すぎて、違和感のある動きがあるのであれば、またあやしい(笑)。医療法人が運営する事業所かもしれません。

 

無駄なサービスがケアプランに組み込まれていれば、当然、利用者にとっても無駄な出費になります。また、2015年の介護保険改正では、一定以上の所得のある利用者の自己負担が2割に増えます。単純計算で今までの金額の2倍です。ケアマネジャーにまかせっきりにせず、プラン内容もしっかりチェックして、意見を伝えて欲しいですね。

 

―――ホームに入居してからも、無駄なサービスについては目を光らせたほうがいいですね。

 

もちろんです。おかしいと思うことがあれば、入居前も入居後も、どんどん聞いてください。きちんと丁寧に答えないところは、問題です。利用者やその家族に真摯に、無駄のないサービス、それでいて親身なサービスを与えてくれるところを探したいですね。

 

<今回のまとめ>

高野龍昭さんの思う「要となるケアマネジャー」とは…

 

・ケアマネジャーがすべて同じ知識・経験を持っているわけではないと、理解しよう
・認定ケアマネジャーはおすすめ
・ケアプランをうのみにせず、その内容をしっかりチェック。必要に応じて要望を

 

次回、高野さんへのインタビューの最終回は、ホームの種類を視野に入れたホーム選びについてうかがいます。
 

*2015年の介護保険改正について、高野先生に教えていただきました。
生活にどんな影響がでるの?こちらでじっくりご覧ください → 
2015年 介護保険改正 特集

 

*このインタビューの1回目2回目3回目4回目(最終回)はこちら

 

 

老人ホームを検討される方は・・・【初めての老人ホーム探しガイド】

現在老人ホームや高齢者向け住宅を検討中の方は、こちらのページも、ぜひ参考にしてみてください。

 

●本人と家族にぴったりの老人ホームを探すには→ 老人ホームの「見つけ方・選び方」

 

老人ホームの種類とは

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