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良い老人ホームとは…「人」小川利久さん(2)

2014年11月18日

迷いの多い老人ホーム選びに、プロの視点から気づきを与えてくれる連載の第2回は、小川さんがもっとも大事にしている、「働いている人」について、ご紹介します。良いホームとして評判になった特養を立ち上げ、施設長を8年務めた小川さんだからこその深い知識と実感を織り交ぜて、わかりやすく伝えてくれます。

 

*このインタビューの1回目2回目3回目4回目(最終回)はこちら

 

○●○ プロフィール ○●○

小川 利久(おがわ としひさ)さん  エイジング・サポート実践研究会 代表
1

新潟大学農学部林学科卒業後、現 (株)長谷工コーポレーション入社。住宅販売・企画、有料老人ホーム・シニア住宅の事業企画等を担当。民間企業創生期の有料老人ホームを立ち上げる。その後、民間シンクタンクにてマーケティング手法に基づくシルバー事業等の企画やコンサル業務を経験し、2001年、現 社会福祉法人きらくえん法人事務局長に就任。ここでは個室ユニット型のモデル的事業として特別養護老人ホームけま喜楽苑を立ち上げる。2006年より社会福祉法人ファミリー理事 法人本部長。東京都公募に採択され特養「ハピネスあだち」を立ち上げ、施設長を8年間務めた後、退職し、エイジング・サポート実践研究会設立。東北大学加齢医学研究所スマート・エイジング国際共同研究センター東京分室(SAIRC東京分室)スマート・エイジング・カレッジ東京事務局長、NPOエイジング社会研究センター理事、一般社団法人日本ウエルエージング協会理事。エイジング・サポート実践研究会 代表
利久(Rikyu)の「エイジング・サポート実践研究会」ブログ

 

最初に窓口となる「相談員」と、責任者である「施設長」は重要!

2_1介護は家族代わりのサービスです。ですから、老人ホームでご利用者に接する「人」は、ご利用者にとって第2の家族になり得る人でなければなりませんし、当然ですが、ホームの「人」がするケアも全員同じケアではなく、その人その人にふさわしい「個別ケア」でなくてはなりません。それは大原則です。ですから、個別ケアを面倒がる人が多い、と思えるところは、まずNGだと思ってください。

 

――それは、スタッフのどういうところを見ればわかるのでしょうか?

 

老人ホームを探す人が、最初に接するのは老人ホームの相談員ですよね。相談員は、入居しているご利用者の相談を受けるだけでなく、これから入居したい方の受け入れや希望などを聞いて、入居の調整をする人でもあります。
ですから、入居に際して聞きたいことは、全部聞いてください。そのときに、きちんと答えられないことがあったとしても、再度調べて伝えてくれるような、仕事に責任を持つ人であるかどうかを見極めてください。「入居中に骨折する人はどれぐらいいるんですか?」などという質問に、責任逃れの逃げ口上ではっきり答えないような人なら、信頼できません。希望を言ったときに、できない言い訳をするのではなく、どうやったら実現できるか、真剣に考えてくれるような相談員が良いですね。相談員の対応は、ホーム全体が「個別ケア」を実現できているかどうかの、指針になると思います。説明のしかた、表情なども含めて、よく観察してみてください。

 

――相談員を見れば、そのホームがわかるということでしょうか?

 

一番わかりやすいのは施設長(ホーム長)ですね。ホームのあり方は、施設長が作る部分が大きいです。施設長がどんな人なのかは、とても重要です。
施設長が全体を見渡していて、責任を取れるような度量の大きい人なのか。それでいて、スタッフひとりひとりに仕事を任せるような懐の深さがあるのかどうか。事務所をのぞいて、「あの人が施設長だ」とわかる人がいたら、振る舞いをよく観察してください。もちろんそのあとに、実際に話してみることも大事です。

 

施設長がコロコロと変わるような老人ホームは、運営に問題がある場合が多いですね。もっとも、多数のホームを運営している事業者の場合は、良い施設長だからこそ、ほかのホームのテコ入れや立ち上げに必要とされて異動することが多いので、なんとも難しい部分はあります。また、せっかく良い施設長のもとに、良い雰囲気で運営しているホームであっても、施設長が変わればガラリと雰囲気が変わる場合もあります。

 

しかし、優秀な施設長なら、自分のポリシーを受け継ぐように職員を育てているはずです。何にせよ、施設長の度量の大きさ、懐の深さを観察してほしいと思います。

 

身近で接する「看護師」と「介護職員」はどんな人が良い?

 

施設長時代、毎朝行っていた申し送り(毎日の情報共有)の様子。看護師、相談員、ケアマネジャー、介護リーダー、栄養士、リハビリ専門職などが集まる。さまざまな職種がスムーズに連携することが重要。

施設長時代、毎朝行っていた申し送り(毎日の情報共有)の様子。看護師、相談員、ケアマネジャー、介護リーダー、栄養士、リハビリ専門職などが集まる。さまざまな職種がスムーズに連携することが重要。

――看護師のいる老人ホームでは、看護師の力量も大きいのでしょうか?

 

看取り援助をする場合には非常に大きいですね。ご利用者の健康管理や病気の察知なども、看護師次第です。介護職員に比べ、テキパキとしていてストレートな言い方をする人も多いですが、責任感がそうさせる場合もあります。ただ、あまりキツイ物言いをする人はいただけません。「介護とは病気を治すことではなくて、生活に寄り添うことなのだ」という原則がわかっている看護師がよいですね。

 

――実際に介護をするスタッフについては何を見ればいいでしょうか?

 

私が大事にしているのは、「笑顔」です。笑顔が少ない老人ホームは活気がなく、ケアも行き届かない場合が多いのです。笑顔は伝播します。職員の笑顔が多いと、ご利用者も笑顔になる。認知症その他で、言語能力が低下しているご利用者にとっても、笑顔でのコミュニケーションは非常に重要です。

 

もちろん、言語コミュニケーションも大事です。ご利用者ときちんと対話ができているか、見学の際には観察してみてください。「食事です」「お風呂ですよ」などと、事務的な短い会話しかできないような職員では、問題です。職員は、ご利用者の生活歴をよく伺い、ご利用者の生きてきた歴史に共感することが重要です。ご利用者の過去につながる歴史の出来事や、故郷の地理などもよく知った上でお話をしていれば、おのずとコミュニケーションができてくるはずです。笑顔と言葉がけがよくできていて、自己決定をうながす依頼系の言葉遣いができている。身だしなみもきちんとしている。そんな明るく前向きに仕事をする職員が多い老人ホームが、おすすめですよ。

 

2_3 <今回のまとめ>

小川利久さんが思う「良い老人ホーム」とは…

 

・相談員が正直でどんな質問にも答えてくれる
・施設長(ホーム長)の度量が大きく懐が深い
・看護師の資質が高く、介護の原則に根ざしている
・介護職員に笑顔が多い

 

次回は「ホームの機能面」に照準を当てた良い老人ホーム選びのポイントをお伝えします。

 

*このインタビューの1回目2回目3回目4回目(最終回)はこちら

 

 

老人ホームを検討される方は・・・【初めての老人ホーム探しガイド】

現在老人ホームや高齢者向け住宅を検討中の方は、こちらのページも、ぜひ参考にしてみてください。

 

●さまざまな老人ホームを取材リポートしています → 編集部の取材レポ <介護付き有料老人ホーム編>
●本人と家族にぴったりの老人ホームを探すには→ 老人ホームの「見つけ方・選び方」

 

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