介護付き有料老人ホームを取材!
“源泉かけ流し”の天然温泉が人気の介護付き有料老人ホーム「ブリスイン野田」。最終回は、工夫を凝らしているレクリエーションについてご紹介します。
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毎日のレクで、日中はデイサービスのような状態に

ピアノの先生でもある職員が演奏会を開催
ブリスイン野田では、毎日レクリエーションを行っています。午前中と午後それぞれ、簡単なゲームや体操、新館のホールに置かれているピアノの生演奏などが行われています。同ホームのスタッフに、自宅でピアノ教室を開いているプロの演奏家がいるので、頻繁に演奏会が開催できるのです。
「ゲームは同じものが続かないように、毎回目先を変えています。体操は、機能訓練指導員が専門的な視点でプログラムを考えています。いわば日中はデイサービスのような状態といえるかもしれません」と入居相談室長の大貫友和さんは説明します。
ブリスイン野田がこのように毎日のレクリエーションに力を入れているのは、大きく二つの目的があります。一つは、自立から要介護までの入居者に日々の楽しみを提供すること。もう一つは、認知症の入居者に対する、症状の進行を遅らせる効果をねらってのことです。
「静かな環境よりも、にぎやかな環境のほうが脳に刺激を与え、認知症の進行を抑制する効果があるといわれています。ゲームやピアノ演奏は、そうしたいい刺激となると考えています」
趣向を凝らす「夏祭り」など充実のイベント

毎年、趣向を凝らす夏祭り
季節のイベントもあります。特に大々的に行われているのは、「夏祭り」と「文化祭」。夏祭りは、毎年テーマを決めて、そのテーマに則した趣向を凝らしています。
「今年のテーマは“沖縄”でした。伝統芸能のエイサーをゲストを招いて踊ってもらい、屋台の焼そばは“沖縄そば”に変え、ビールも“オリオンビール”を用意するなど、細かいところまで徹底しました(笑)」と大貫さん。
文化祭では、入居者が日頃の活動の成果を発表する場。大正琴やフルートの演奏などをお披露目します。
そのほか、5月5日の「子どもの日」には、駄菓子やお手玉、けん玉、おはじき、紙風船など昔なつかしい遊びをしたり、スタッフが紙芝居をしたり。
気になる医療面や介護面でのケアはもとより、温泉やレクリエーションなど日々の楽しみも存分に提供しているブリスイン野田。“終の棲家”として、快適に過ごせる恵まれた環境といえるでしょう。
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