介護付き有料老人ホームを取材!
ペットが飼えたり、コンサートなどのレクリエーションや地域交流があったり。特色ある介護付き有料老人ホーム「ウェルハイム・八王子」。最終回は、温泉旅館のような大浴場やトレーニングマシン、広い共用スペースなどの施設面を紹介します。さらに、入居者対介護スタッフの数が2:1以上という運営面の特長や、クリーンな料金体系についてもお伝えします。
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共有スペースが50%。自慢は温泉旅館のような大浴場!

広々とした大浴場
ウェルハイム・八王子は、1990年竣工の介護棟と、1996年竣工の新館があります。介護棟は、引き戸を多用した介護しやすい造り。新館は、マンションタイプの、比較的要介護度が低い入居者向けにできています。
「とはいえ、新館の入居者の要介護度が高くなっても問題なく介護はできます。居室は、“終の棲家”ですから、途中で介護棟に移っていただくということは原則としてありません」と、同ホームを運営するウェルライフ株式会社の府川公広社長は言います。
同ホームの施設面の特長は、両棟併せて共有スペースが施設全体の50%ほども占めること。と言っても、各居室が狭いわけではありません。居室は22.89㎡の広さの部屋が最多を占め、十分な広さがある上に、です。
中でも自慢の設備は、温泉旅館のような大浴場。22時まで運営しており、見守り不要の入居者は男女それぞれの時間に自由に入ることができます。
また、介護棟・新館それぞれにトレーニングマシンを置いた機能訓練室があります。専属の理学療法士が入居者一人ひとりのカルテをもとにトレーニングプログラムを組んで機能訓練を行っています。
そのほか、ビリヤード台やカフェラウンジ、読書室、和室などで思い思いの時間を楽しむことができます。
介護スタッフ数は2:1以上と手厚い体制

ウェルハイム・八王子は、多摩川の支流・浅川のほとりに位置しています。
運営面では、介護保険法で職員数対入居者数が3:1以上と決められているところ、前述のとおり同ホームでは2:1以上という手厚い体制です。この理由について、府川さんは次のように説明します。
「3:1では、それこそ拘束でもしない限り、十分な介護ができるとは思えません。2:1ぐらいでないととても看きれないです。当社はお客様本位の経営理念がありますから、2:1以上で運営しています」
介護スタッフは、経験豊富なパートさんが多いそう。総勢約60人のスタッフで介護にあたっています。
「介護スタッフの最高齢は83歳で、平均60歳以上です。皆さん、ここが気に入ってもらえているせいか、辞めないので高齢化しているんです(笑)。でも、入居者に近いので、話が合いやすいというメリットがあるんですよ」
最後に、気になる入居費用。「前払い(一時金)方式の終身契約」、「前払いなしの月払い方式」、「年払い方式」の中から選べます。前払い方式の場合、一時金は初期償却なし。すべて、償却期間の家賃に充当し、期間内に退出もしくは死亡の場合は、残日数分を日割りで返却します。また、年払い方式から終身契約に変更する場合、すでに支払った年払い分のうち上限2年分を一時金に充当できる(一時金から差し引く)ことができるので、その範囲内であれば二重払いはありません。
「これも、当社のお客様本位の理念に基づくものです。安心して選んでいただけると思います」と府川さん。
特長が満載のウェルハイム・八王子。要チェックの老人ホームといえそうですね。
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