介護付き有料老人ホームを取材!
自立の状態から入居できて、要介護状態になっても住み続けられる介護付き有料老人ホーム。“終の棲家”として、施設内外の環境と入居費用はとても気になるところです。そこで、今回は、まさに終の棲家としてのサポート体制が充実している介護付有料老人ホーム「コンフォルト朝霞」をご紹介します。
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運営主体は医療法人
「コンフォルト朝霞」は、東武東上線朝霞駅からほど近い、閑静な住宅街にあります。プライベートライフを重視した設備や運営がなされている一方で、周辺に点在するさまざまなスポットに積極的に出かけ、地域に親しみながら楽しい時間を過ごせるプログラムが充実。季節の変化を感じながら、豊かに過ごすことができます。
そして、運営主体は様々な介護施設を経営する医療法人山柳会。朝霞市から、地域包括支援センター事業も受託し運営しています。
病院を中心に、介護老人保健施設(老健)、特別養護老人ホーム(特養)、そしてコンフォルト朝霞が隣接しています。医療面では要介護高齢者に習熟した万全の体制が整備されているので、安心できるでしょう。

入居一時金に初期償却がなく安心!償却期間以上存命の場合、追加一時金ナシ!
利用料金体系にも特長があります。入居一時金は0円で、利用料は月払いが基本です(個室20万6,000円、2人部屋36万4,000円。内訳は家賃相当額+管理費+食費)。これとは別に、家賃相当額の一部を前払いすることにより、月々の負担を軽減する「入居一時金方式」も用意されています。その上、入居一時金から何十パーセントも先取りする初期償却がないので、退去時に返金額が減る心配がありません。

施設長の池永明美さん
例えば、個室に入居時の年齢が81~85歳で、家賃のうち2万円を10年分、合計240万円を前払いし月額利用料が18万6,000円となるプランの場合。入居一時金240万円から毎月2万円を10年間均等償却します。10年というのは入居時年齢からの余命を勘案した償却年数ですが、それより前に退去した場合、残金は日割り計算で全て返金されるので安心です。一方、10年以上存命した場合は?
「その場合は、追加前払金をご請求したり、月額利用料に2万円を乗せるといったこともせず、同じ月額利用料のまま住み続けていただきます。ご長寿のお祝い、といったところですね(笑)」と施設長の池永明美さんは言います。これはうれしい配慮ですね。
この個室の前払い方式には、償却年数として10年のほかに12年(入居時76~80歳)、8年(同86~90歳)、6年(同91歳以上)の計4タイプと、一時金とする家賃相当額が2万円のほかに3万円、4万円の計3プランがあります。資産や年金などの収入状況に応じて選ぶことができますね。
老健と特養も運営しているメリット
運営主体が老健と特養も運営していることは、入居費用の面でも安心できます。
「万一『コンフォルト朝霞』の入居費用のお支払いが厳しくなった場合、より低料金で済む介護老人保健施設に一時的に移り、同じく低料金で終身入居できる特別養護老人ホームの空きを待つ、といった連携対応も不可能ではありません。まだ過去に例はありませんが。
少なくとも、入居者様の行き先がない、という事態にはならないように対応できると思います」と池永さんは言います。
次回は、プライベートライフを重視した設備や運営についてご紹介します。
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