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離れて暮らす親の体調は大丈夫?年末年始を利用して、健康状態の確認を

2016年12月15日

帰省したら親の体調を確認

image001今年も残すところ2週間あまり。年末年始、郷里に帰省して過ごす方もいらっしゃることと思います。日頃離れて暮らしている親御さんと久しぶりに会うと、年を取ったな、と感じるかもしれません。健康に異常はないか、生活に支障は出ていないか、物忘れはないかなど、少し気にしながら一緒に過ごしてみるとよいでしょう。

 

まず、確認したいのは、体の不調がないかどうかです。血圧が高い、糖尿病があるなど、すでに医者にかかっているなら、薬を指示通りに飲めているかどうかを確認しましょう。調子がよくなったからと、自己判断で服薬を中断してしまう高齢者は少なくありません。また、あまりに薬が多くて正しく飲みきれないという方もたくさんいます。複数の医療機関から同じ効能の薬が処方される、重複処方も問題になっています(詳しくはこちら)。

 

【糖尿病】などは正しく服薬できなかったり、食事管理ができていなかったりすると徐々に悪化していきます。悪化すると、腎臓を痛めて人工透析になったり、失明につながったりなど、怖い合併症があります。

 

また、【高血圧】や、血液中の悪玉コレステロールや中性脂肪が多すぎる【脂質異常症(高脂血症)】は放置すると、脳梗塞や脳出血、心筋梗塞などのリスクが高まります。薬を正しく飲めていないようなら、服薬確認の訪問介護を利用するなど、手立てを考えましょう。

 

体調が悪い場合は受診を促す

image003また、体の不調があるのに、まだ医者にかかっていない方は、もっと心配です。高齢者に多い病気としては、高血圧、糖尿病のほか、心不全、白内障、緑内障、骨粗鬆症、肺炎、認知症などがあります。足がむくみやすくなった、息切れがひどくなったなどの症状では、【心不全】など、心臓の働きが悪くなっている可能性があります。

 

視界がぼやけたり二重に見えたりする【白内障】は、手術で改善することが多い病気です。これに対して、【緑内障】はあまり自覚症状がなく、気づいたときには視神経が冒されて視野が欠け、失明寸前ということもあります。欠けた視野は治療しても回復しませんから、早期発見が重要です。緑内障を見つけるには、年1回程度、眼科で視野検査を受けておけば安心です。40歳を過ぎるとふえていく病気なので、自分自身の予防も考え、一緒に受けようと誘ってみるのも一つの方法です。

 

【骨粗鬆症】は女性に多く、やはり自分では気づきにくい病気です。身長が4cm以上縮んだり、背中や腰が曲がって痛みがあったりする場合には、骨粗鬆症を疑った方がよいかもしれません。骨粗鬆症は進行すると、くしゃみをしただけで骨が折れてしまうこともあります。一方で、服薬によって少しずつですが、回復が見込める病気でもあります。骨密度の検査を受けたことがないようなら、一度、整形外科などを受診して受けてみるとよいでしょう。

 

【肺炎】は、高齢者にとって命に関わる病気です。高齢者がかかる肺炎の多くは、食べ物などの異物が肺に入る「誤えん性肺炎」です。寝ている間に肺に唾液が入ってかかる場合もあります。高齢者は、発熱や咳、痰など、肺炎によく見られる症状があまり出ないこともあるので、要注意です。食事中にむせ込むことが多かったり、いつものどがゴロゴロいっていたり、何となく元気がなかったりする場合は、肺炎を疑ってみましょう。

 

【認知症】は、最初に記憶の障害が現れることが多いものです。財布や印鑑、通帳など、探し物をすることがふえた。鍋ややかんをコンロにかけたまま忘れて焦がす。家にあるのを忘れて同じものを何度も買ってくる。何度も同じ話をする。同じことを聞いてくる。家の中が片付けられず、散らかっている。こうした様子が見られたら、認知症の可能性があります。物忘れ外来や老年精神科、神経内科などを受診するとよいでしょう。

 

ただ、物忘れの自覚があっても、本人は認めない、認めたくないことが多いものです。物忘れがあることを指摘するのではなく、「帰省したついでに健康診断を受けておきたいから、一緒に受診しないか」など、本人に物忘れがあることを意識させずに受診できる声かけを心がけるとよいでしょう。

 

帰省時には、親御さんのこうした健康面だけでなく、生活面にも問題がないかを確認しておきたいもの。それはまた次回、お伝えしたいと思います。

 

●受診を嫌がる認知症の高齢者を医療につなげる方法はこちら
→「認知症の人が受診を拒むとき」

 

<文:宮下公美子 (社会福祉士・臨床心理士・介護福祉ライター)>

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