有料老人ホーム・介護施設の資料請求ならオアシスナビ

広告掲載をご検討の方

オアシスナビ×ハートページ

価格が10倍違うことも!?車いすなど、福祉用具貸与(レンタル)の注意点|オアシスナビ 介護の知恵袋では、お役立ち情報を毎日配信!

目的別に記事を探す

連載スタート!認知症★ドタバタ介護日記

W認知症・じーちゃんばーちゃんと暮らす、ゆず子の介護奮闘記!

とある日のじーちゃんとの思い出~漫画★孫娘のガチンコ介護

4月25日

とある日のじーちゃんとの思い出~漫画★孫娘のガチンコ介護

→続きはこちら

価格が10倍違うことも!?車いすなど、福祉用具貸与(レンタル)の注意点

2016年12月1日

介護ベッドや車いす、歩行杖などの福祉用具(介護用品)。在宅での生活を快適にしてくれるこうした福祉用具は、介護保険の利用により、1~2割の自己負担でレンタルすることができます。福祉用具のレンタル料は、要介護度にかかわらず一定です。ただ、そのレンタル料については、事業者により時には10倍もの格差があることが以前から問題視されていました。事業者が自由にレンタル料を設定できるからです。そこで今、レンタル料に上限を設けることが検討されています(*)。全国どこでも、適正な価格でレンタルを受けられるようにするためです。

 

福祉用具貸与(レンタル)の際には、レンタル料の比較検討を

image001福祉用具は、以下のような流れでレンタルすることができます。

 

1.ケアマネジャーに相談し、福祉用具レンタルを含め、ケアプランを作成してもらう

 

2.ケアマネジャーからの紹介、あるいは自分自身で見つけた福祉用具レンタル・販売事業所の「福祉用具専門相談員」に、レンタルしたい福祉用具について相談する

 

3.レンタルしたい福祉用具の種類や機能、レンタル料などについて、「福祉用具専門相談員」にアドバイスや説明を受け、レンタルするものを決める

 

4.レンタルする福祉用具を届けてもらい、組み立て、設置、身体に合わせた調整をしてもらい、使い方の説明を受ける

 

5.契約内容について説明を受け、契約を結ぶ

 

6.定期的に訪問を受け、レンタルした福祉用具の使用状況の確認、メンテナンスを受ける

 

福祉用具のレンタル料については、インターネットで検索すると、介護ベッドなどの用具の写真と共に、1ヶ月の自己負担額を掲載している事業者もあります。事業者からレンタル料の提示を受けた際には、そうしてインターネットなどで他の事業者と比較検討すれば、不当に高い場合、気づくこともできます。しかし高齢者世帯などでは、こうした比較検討がされないまま契約を結んでしまうことも少なくありません。そのため、上限を決める方向での検討が進められることになりました。

 

「提案型」の福祉用具専門相談員がいる事業所を選んで

シニアとヘルパーそもそも福祉用具とは、本人がより自立した生活を送れるようにしたり、家族の介護の手間を軽減したりするためのものです。利用の目的に合う福祉用具を選定し、使い方も含めて提案する専門職が、福祉用具のレンタル・販売事業所の「福祉用具専門相談員」です。しかし現状では、利用者の要望に合う福祉用具を届けて設置する、配送業者のようになってしまっている「福祉用具専門相談員」も少なくありません。

 

もちろん、中には福祉用具を上手に活用し、在宅生活での課題を解決している福祉用具専門相談員もいます。たとえば、利用者から「車いすに座っていると、身体が固まったようになって食事がうまく食べられない」という相談を受けたとき。なぜ身体が固まったようになっているかをよく見極めます。車いすが身体に合っていない。そのために、身体を支えようと筋肉が緊張し、食べ物を飲み込みにくくなっている。そんな可能性を考え、それを解決する様々な方法を試します。

 

車いすのサイズを変更し、一回り小さいサイズにする。身体が傾いてしまうようなら、バスタオルを身体と車いすの隙間にはさみ、身体を支えやすくする。車いすの背当て部分の張り具合を強くし、背中をしっかり支えられるようにする。ステップに足の裏がしっかりついて踏みしめられるように、ステップの高さを調整する。そうした様々な調整を行うことで、筋肉の必要以上の緊張を取り、食事を食べられるようにすることができる場合もあると言います。

 

食事を食べられない原因の一つが車いすにあるとは、思い至らない方も多いと思います。しかし、身体に合わない福祉用具は、生活をかえって不自由にしたり、身体に害を与えてしまったりすることもあります。

 

福祉用具を活用した生活の改善について提案できるスキルを持つ福祉用具専門相談員は、残念ながら、まだ多くはありません。しかし、それでも利用者の方から積極的に福祉用具について質問し、相談していくことは大切です。相談を受けることで、福祉用具専門相談員も考え、創意工夫し、スキルアップにつながっていくことと思います。

 

<文:宮下公美子 (社会福祉士・臨床心理士・介護福祉ライター)>

 

*介護用具 価格に上限 レンタル代、地域差是正へ(日本経済新聞 2016年10月30日)

関連する記事
コメントを書く
ユーザー名:40文字以内
コメント:200文字以内
この条件で検索

このページのトップに戻る

都道府県から老人ホームを探す