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高齢者の住宅「サ高住」を正しく理解してる?入居後に後悔しないためには

2016年11月24日

「サービス付き高齢者向け住宅」はあくまでも“住宅”

image001年齢を重ねていったときどこで暮らすか。悩ましい問題です。持ち家があり、家族と一緒にずっと暮らし続けられるのが、一番安心です。しかし、持ち家があったとしても、もし老夫婦二人になったら? あるいは、一人暮らしになったら? それでも、元気で生活できていればいいかもしれません。問題は、病気がちになったり、介護が必要になったりしたとき。老夫婦二人や一人暮らしで大丈夫だろうかと心配に思う方も多いことでしょう。

 

ましてや、賃貸住宅で暮らしている人は、何らかの事情で契約更新ができなくなったら大変です。先々のことを考えると不安だから、元気なうちに見守り機能が付いた集合住宅に引っ越そう。そう考える人が安心して暮らすことができるのが、「サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)」です。

 

サ高住とは、下記のような設備、サービスの住宅をいいます。
・各専用部分の床面積が原則25㎡以上
・各専用部分に、台所、水洗トイレ、収納設備、洗面設備、浴室を備えたものであること(条件により、なくても可)
・バリアフリー構造であること
・医師、看護師、介護福祉士、社会福祉士、ケアマネジャーなどのケアの専門家が、少なくとも日中、建物に常駐して、安否確認サービスと生活相談サービスを提供する

 

このとおり、サ高住はあくまでも「住宅」です。提供されるサービスは、安否確認と生活相談であって、介護サービスを利用する場合は、別途、介護保険サービスの契約が必要になります。これは自宅で介護サービスを利用するのと同じです。しかし、実態としては、介護が必要な高齢者が多数居住しており、制度が開始した5年前との想定のずれが指摘されています(*)。

 

なぜずれが生じたのでしょうか。
それだけ、在宅での介護が限界に達している高齢者が多いことが考えられます。特別養護老人ホーム(特養)にはすぐに入居できないために、受けられる介護レベルを十分検討する余裕なく、とにかくすぐに入居できるところをと、追い込まれている家族が多いのかもしれません。事業者は入居契約の際、当然、契約内容についての説明を行います。しかし、急いで入居先を探している家族の中には、「サービス付き」という名称から、介護サービスも一体的に受けられると思い違いする人もいそうです。

 

介護施設についての知識ゼロで、受け入れ先を探すのは難しい

image003たとえば、元気で暮らしていた方が、突然、脳卒中で倒れて入院し、介護が必要になった場合。マヒが残っても状態が安定すれば、1~2ヶ月で退院になります。そこからリハビリ専門の病院に転院し、リハビリを行ったとしても、最長で6ヶ月。最初の入院先と合わせても、7~8ヶ月間です。家族からすれば、自宅に受け入れるのが難しい身体状況であっても、リハビリ期間が終わりに近づくと、病院からは退院の期日を示されます。そこで、大急ぎで受け入れ先を探すことになります。介護と全く縁がなかった家族の場合、この段階では、サ高住も有料老人ホームも特養も、区別が付かないかもしれません。

 

有料老人ホームであれば、体験入居という制度があります。数日間、有料で宿泊して、介護の状況や雰囲気を確かめるのです。体験入居をすれば、実際にどのような介護が提供されるのかを知ることができます。たとえ、本人との意思疎通が困難だったとしても、本人の表情や身体の状況から、いい介護を受けていたかどうかはある程度わかります。

 

しかし、サ高住では体験入居ができないところも多いようです。あくまでも住宅であり、ベッド等の家具も持ち込みの場合が多いからです。そのため、多くの場合、入居して初めて、雰囲気や、外部の介護サービスを利用して生活するとはどのようなことかを知ることになります。特養や介護付き有料老人ホームの介護サービスは、24時間365日の“面”での介護です。これに対して、外部の介護サービスを利用したサ高住での介護は、決められた時間だけ訪問して、食事の介助をしたり、おむつの交換をしたりする“点”での介護です。要介護度が高くなるほど、“点”での介護では支えきれないことは十分想像できると思います。

 

サ高住の中には、介護付き有料老人ホームと同じような介護サービスを提供しているところもあります。また、「小規模多機能型居宅介護」という24時間365日の介護を提供する介護保険のサービス事業所を併設しているサ高住もあります。サ高住といっても、その運営の仕方は様々なのです。

 

入居型で介護を受けられる施設や住宅にはどのようなものがあるのか。費用はどれぐらいかかるのか。どのようなサービスが受けられるのか。そうしたことは、自分自身や家族が元気なうちから、ある程度調べておきたいもの。基本的な知識を得ておけば、いざというときも安心ではないかと思います。

 

<文:宮下公美子 (社会福祉士・臨床心理士・介護福祉ライター)>

 

*サービス付き高齢者住宅 制度5年 利用者、想定とずれ(毎日新聞 2016年10月19日)

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