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「認知症かどうか」がネットでわかる?便利な反面、使い方には要注意!

2016年9月15日

「早期診断・早期対応」が大切と言われている認知症。今は、血液検査などで簡単に家族や自分のアルツハイマー病など認知症のリスクを調べられるようになっています(*1)。
また、インターネットの「認知症簡易チェックサイト」(*2)は多くの自治体が導入。「ただの物忘れかも…」と病院に行くことを迷っている人も、スマートフォンでも簡単にチェックできます。

 

「認知症簡易判定」は、認知症の診断とは別物

image001こうしたサイトを活用して、認知症であるどうかを調べるとき、注意してほしいことが二つあります。一つは、これは医学的な診断ではないと理解しておくこと。このようなサイトでチェックすると、点数に応じて認知症の心配がない方から順に、「レベル1」「レベル2」「レベル3」と表示されます。しかし、「レベル3」だから認知症だ、ということではありません。反対に、「レベル1」だから認知症の心配がないというわけでもありません。こうした簡易チェックはあくまでも目安です。
心配な場合は、専門医を受診することが大切。これが注意してほしいことの二つ目です。

 

専門医を受診して、認知症だという確定診断を受けるのが怖い、という人もいることでしょう。その気持ちはよく理解できます。しかし、認知症と思われていたのに、実は違う病気だったということもあります(詳しくはこちら)。その場合は、早く適切な治療を受けることで回復することができます。反対に、治療が遅れると脳が変質してしまって、そのまま認知症になってしまう場合もあるのです。

 

問診だけで認知症と診断されたら要注意

image003また、ある神経内科医は、最近、正常範囲の老化現象の人が、誤って認知症と診断を受けているケースも多いと指摘しています。本人や家族からの、物忘れや勘違いが多いといった訴えを聞く問診のみで、脳のMRIや血流の画像診断を行わずに診断している場合などです。夫や妻、子を亡くしたなど、本人にとって大きなショックとなる出来事があったあとは、一時的に認知機能が低下する場合もあります。こうしたことを考慮せずに診断すると、誤って認知症という診断が下ることもあるようです。

 

認知症かどうかは、問診と、「MMSE」「長谷川式認知症スケール」など認知機能の検査、脳画像検査の結果から総合的に判断し、診断します。また、甲状腺機能低下やビタミンの不足などでも認知機能が低下する場合があるため、血液検査も行い、その可能性も確認します。問診だけで認知症と診断された場合には、セカンドオピニオンで前述の検査をしてくれる病院を受診する方がよいかもしれません。

 

一方で、一度、認知症ではないという診断を受けたからといって、安心しすぎてもいけません。認知症の最大のリスク要因は、加齢、つまり年を取ることだといわれています。年齢が高くなれば、それだけ認知症のリスクは高まります。年に1,2回くらいは認知機能の検査を受けて、状態に変化がないかを確かめておくと安心です。

 

そして何より、認知症を恐れすぎず、何事にも関心を持ち、適度な運動や外出を心がけるなど、刺激の多い生活を送ることが大切です。認知症を根本から治す薬は、まだ開発のめどが立っていません。できるだけ認知症にならない生活、認知症になってもできるだけ進行させない生活を心がけたいものです。

 

<文:宮下公美子 (社会福祉士・臨床心理士・介護福祉ライター)>

 

*1 認知症判定、ネットや血液で(毎日新聞 2016年8月15日)

*2 認知症簡易チェックサイト(平塚市)

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