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見守りサービスで家族は安心。でも、高齢者本人は納得してる?

2016年1月14日

離れて暮らす親のことが心配だけど、そう頻繁に会いに行くことはできない。あるいは、同居しているけれど、日中、親が独りのときが心配。そんなふうに悩んでいる方も多いことと思います。

 

多くの自治体では、高齢者などを対象とした「緊急通報システム」が提供されています。しかし、使い勝手が今ひとつよくなかったり、サービス対象が限定されていたり。ニーズに十分に応え切れていないものが多いのが実状です。そこで、最近、高齢者を見守る民間サービスが続々と開発されているのです(*1、2)。

 

ガスや電気ポットの利用状況をメールで通知するサービス。郵便局員が訪問して生活の様子を確認するサービス。設置したセンサーで異常を検知したらメールで通知するサービス。端末からの通報で駆けつけるサービス。ゆるやかな見守りから緊急対応まで、様々なサービスがあります。

 

本人が見守りサービス利用を拒否する場合も

o1通報型のサービスは、自分で通報するものと、異常を感知して自動的に通報されるものがあります。自分で通報する見守りサービスは、本人が独りで過ごすことに不安を感じている場合には有効なサービスです。しかし反対に言うと、本人が見守りの必要性を感じていないと十分活用することができません。自宅に通報の端末を設置しても、あるいはペンダント型などの小型通報端末を用意しても、本人に使う気がなければ活用できないからです。

 

実は、親族が不安に思ってこうした見守りサービスを利用しようとしても、本人が「必要ない」と利用を拒否するケースは少なくありません。「まだまだ自分は元気。何かあっても自分で対処できる」。そう思っている高齢者に見守りサービスの利用を提案したら、プライドを傷つけてしまう場合もあります。サービス利用の提案を、「あなたは緊急時に自分で対応できない可能性があり、見守りが必要な存在です」と告げられたと感じる方もいるからです。

 

「心配だ」と言われたくない気持ちにも配慮を

o2親族は、もちろん、純粋にその方に何かあってはいけないからと心配して、サービスの利用を提案していることでしょう。ただ、自分でもやや不安を感じ始めている高齢者ほど、周囲から「心配だ」と言われるのをいやがる場合があります。特に男性は、以前と変わらない自分でありたい・あるはずだ、という気持ちが強いもの。「心配」と言われれば言われるほど、「自分は心配されるほど衰えていない」と反発を感じがちです。

 

“自由”と“安全”は両立しにくいものです。しかし、その方の自由を守ることはその方の“尊厳”を守ることにもつながります。自由と安全をどこで折り合わせるかは、その方の心身の状態によっても違います。大切に思っているからこそ心配――親族のそんな気持ちを十分に伝え、本人の気持ちも尊重しながら、折り合う地点を話し合って見つけたいものです。

 

<文:宮下公美子 (社会福祉士・介護福祉ライター)>

 

(*1)「高齢者見守り」充実 日本光電やセコムが新サービス (日本経済新聞 2015年10月28日)
(*2)通報や在宅確認 高齢者の見守りサービス広がる (日本経済新聞 2015年12月17日)

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