有料老人ホーム・介護施設の資料請求ならオアシスナビ

広告掲載をご検討の方

オアシスナビ×ハートページ

耳慣れない言葉「地域包括ケア」…でも、これが高齢者の暮らしを左右する!|オアシスナビ 介護の知恵袋では、お役立ち情報を毎日配信!

目的別に記事を探す

連載スタート!認知症★ドタバタ介護日記

W認知症・じーちゃんばーちゃんと暮らす、ゆず子の介護奮闘記!

【最終回】ゆずこ家の介護はまだまだ続く!~漫画★孫娘のガチンコ介護

7月25日

【最終回】ゆずこ家の介護はまだまだ続く!~漫画★孫娘のガチンコ介護

→続きはこちら

耳慣れない言葉「地域包括ケア」…でも、これが高齢者の暮らしを左右する!

2015年6月11日

oasis1最近、新聞やテレビで「地域包括ケア」あるいは、「地域包括ケアシステム」という言葉を聞くことが増えてきました。耳慣れない言葉で、いったいなんだろう?と思っている方も多いのではないでしょうか。

 

今回は、この地域包括ケアシステムについて、コンパクトに説明してみましょう。

 

ズバリ、地域包括ケアシステムとは?

言葉の通り、地域全体を包み込んでケアできる仕組みのことです。具体的には、自宅から30分以内の地域の中に、医療、介護、住まい、介護予防、生活支援のサービスが用意され、それらが連携しながら地域住民をできるだけ長く自宅や住み慣れた地域で安心・安全に暮らし続けられるよう支える仕組みです。

 

なぜいま地域包括ケアシステムが話題になっているの?

世界に先駆けて超高齢社会となっている日本ですが、これから高齢化はさらに進み、団塊の世代が全員75歳以上の後期高齢者になる2025年には高齢化率が30%を超えるとされています。現在の介護の仕組みでは、国の財政的にも介護をする人の数でも、高齢化率30%の社会を支えきれないことは明らか。

 

そこで、各地域でできるだけ介護が必要にならないよう、住民自身が介護予防に努める。介護や支援が必要になっても介護保険だけでなく地域での助け合いも活用して支え合う。そうすることで、施設への入所や病院への長期入院をせずに住み慣れた地域でできるだけ長く暮らし続ける――そんな仕組み=地域包括ケアシステムが必要になってきたのです。

 

今までとどこが変わるの?

oasis2今までも医療や介護のサービスはありましたし、地域に介護予防教室もあったかもしれません。
ただ、それらの整備は、進んでいるところとそうでないところがあり、地域差が大きかったのです。

 

また、国が号令をかけて整備を進めようとしても、地域の特性に合う仕組みは、それぞれの地域で考えていかなければうまくいきません。そこで地域包括ケアシステムでは、自分たちの地域にはどんな人が暮らし、どんな支援が必要か、どんなサービスがすでに整備されていて、足りないサービスは何かを各市町村できちんと把握し、必要なものを必要なだけ整備していくこととされています。

 

ですから、地域包括ケアシステムは、全国一律の仕組みではなく、市町村ごとに違う仕組みとなるのです。

 

地域包括ケアシステムは誰が作るの?

市町村、医療関係者、介護関係者、そして住民など、その地域にかかわる人々みんなで作るものです。これまでの社会福祉は国が仕組みを決めて、市町村や都道府県などの自治体が形を作っていました。しかし、地域包括ケアシステムは、前述の通り、どんな仕組みにするかというところから市町村に委ねられています。

 

これは逆に言えば、市町村に任せきりにしておくと、市町村のやる気や工夫次第でこれまで以上に地域格差が広がったり、住民のニーズとはズレたものが出来上がったりする可能性もあるということです。そうならないよう、積極的に意見を言い、また、必要なら主体的に動いて地域での助け合いの組織を作っていく。住民にもそんな意識が求められているのです。

 

<文:宮下公美子(介護福祉ライター・社会福祉士)>

関連する記事
コメントを書く
ユーザー名:40文字以内
コメント:200文字以内
この条件で検索

このページのトップに戻る

都道府県から老人ホームを探す