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交通事故・万引き・わいせつ…トラブルを起こす高齢者、原因は認知症?

2015年2月19日

topics1認知症の疑いがある人は、医師の受診が義務化され、認知症の診断を受けたら運転免許が取り消される――。

 

そんな道路交通法改正原案についてのニュースが、2015年1月15日に大きく報道されました。

 

これは認知症の人による高速道路の逆走や信号無視、一時不停止などの違反行為を防ぐための対策です。
高齢者による高速道路の逆走は、以前からしばしばニュースで取り上げられていました。それが、認知症などによる認知機能の低下で起こりやすいと、明確に社会に認識されるようになったのは、まだここ数年のこと。

 

つまり、注意力や判断力が衰えていく認知症の人は思いも寄らない行動をとることがあると、ようやく多くの人に知られるようになってきたのです。

 

万引き常習者には認知症の人がいる可能性も

少し前の話になりますが、2006年、スーパーで万引きをして現行犯逮捕され、懲戒免職となった公務員の男性がいました。その当時、まだ56歳。この男性は、逮捕される少し前から同じものを繰り返し買ってくるといった行動が目についていたことから、家族が本人を連れて病院を受診。
前頭側頭型認知症(当時の一般的な呼称はピック病)との診断を受けました(診断後、復職)。

 
topics2前頭側頭型認知症は、アルツハイマー型認知症と違って記憶力の低下が少なく、怒りっぽくなるなど性格が変わったり、万引きなど社会通念に合わない行動を取ったりすることが多い疾患です。
こだわりが強くなるため、毎日同じコースで歩いたり、同じものを食べたり、といった「常同行動」を取ることも特徴の一つ。50歳代から60歳代に発症する、若年性認知症の人によく見られます。

 

そのため、働き盛りで、突然、万引きやわいせつ行為などの犯罪を行うようになった場合は、この認知症の可能性を考えてみるべきだとの指摘もあります。

 

万引きを繰り返す高齢者には、前頭側頭型認知症の人が少なくないのでは、ともいわれています。疾患によって引き起こされる犯罪行為について、本人は罪悪感を持つことがあまりありません。そのため、認知症の影響だとわかるまで、繰り返される万引きなどの行動に家族は大いに苦しむことになります。

 

寝ているときの不可解な行動も認知症の影響かも

認知症というと、「アルツハイマー型認知症」や、脳梗塞、脳出血を起こしたあとに発症しやすい「脳血管性認知症」を思い浮かべる人が多いと思います。
しかし前述の前頭側頭型認知症のほか、ありありとした幻視が表れやすいレビー小体型認知症など、アルツハイマーとは異なる特徴を持つ認知症もあります。

 

睡眠中、突然、はっきりとした寝言を言ったり、誰かと争うような身振り手振りをしたり。時には、隣に寝ている家族を殴るなど激しい行動を取るのは、「レム睡眠障害」と呼ばれる症状です。これは、パーキンソン病の患者に表れることがありますが、パーキンソン病と似た症状が見られるレビー小体型認知症の初期症状の場合もあります。

 

レビー小体型認知症は、朝、機嫌がよかったのに、夜になると、「死にたい」「家に帰りたい」と繰り返し訴えるなど、1日のうちで気分が大きく変化しやすいのも特徴の一つです。

 

前述の4つの代表的な認知症の特徴を知っておくと、周囲が戸惑う行動の背景に認知症があることに気づきやすくなります。よりよい対応を考えていく上では、症状から原因となっている疾患を考えてみることも大切なことなのです。

 

<文:宮下公実子(介護福祉ライター・社会福祉士)>

 

認知症の家族を介護する方は、こちらの特集もぜひご覧ください。
介護の悩み、誰に何を相談したらいいのか? などの参考になります。

 

認知症の症状やケア、病気の種類などについて、こちらで特集しています。

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