有料老人ホーム・介護施設の資料請求ならオアシスナビ

広告掲載をご検討の方

オアシスナビ×ハートページ

福岡・博多の診療所火災を教訓にするために|オアシスナビ 介護の知恵袋では、お役立ち情報を毎日配信!

目的別に記事を探す

連載スタート!認知症★ドタバタ介護日記

W認知症・じーちゃんばーちゃんと暮らす、ゆず子の介護奮闘記!

【最終回】ゆずこ家の介護はまだまだ続く!~漫画★孫娘のガチンコ介護

7月25日

【最終回】ゆずこ家の介護はまだまだ続く!~漫画★孫娘のガチンコ介護

→続きはこちら

福岡・博多の診療所火災を教訓にするために

2013年10月18日

スプリンクラーの設置をいかに進めるか?

過去に病院や福祉施設で起きた主な火災事故

 

2005年6月   岡山市の医療福祉施設で3人が死傷
2006年1月   長崎県大村市のグループホームで7人が犠牲に
2008年6月   群馬県高崎市の知的障害者福祉施設で4人死傷
2009年3月   群馬県渋川市の有料老人ホームで10人が犠牲に
2010年3月   札幌市の認知症グループホームで7人が死亡
2013年2月   長崎市の認知症グループホームで5人が死亡

 

犠牲になったのは、70歳以上の高齢者ばかりでした。

 

2013年9月11日未明に福岡市博多区の整形外科で発生した、入院患者ら10人の犠牲者を出した火災事故。「犠牲者は70歳から89歳の高齢の方ばかり。足が不自由な人も多く、逃げる間もなかったのでしょう。周囲には歩行器が多数残され、病室のベッドに倒れた状態で発見された犠牲者が多かったそうです」(全国紙・社会部記者)

 

ここまで被害が大きくなってしまった原因のひとつとして、スプリンクラーが設置されていなかったことが指摘されています。

 

消防法は、ベッド数20床以上の一般病院について、「のべ床面積3000㎡以上」の施設にスプリンクラーの設置義務を課していますが、この整形外科のベッド数は19床。スプリンクラーの設置は義務付けられていませんでした。今回の火災事故を受け、スプリンクラーの設置義務がない小規模な有床診療所や病院に、火災への安全対策について注意喚起を促す方針のようですが、ベッド数10床でスプリンクラーを設置していないある有床診療所の院長はこう言います。

 

「火災の延焼を防ぐのにスプリンクラーが効果的なのは分かります。この診療所にも身体の自由がきかないご高齢の入院患者がいらっしゃるので、できればすぐにでも取り付けたい。でも、設置費用は少額の機器でも数百万円すると聞きました。赤字経営が続いている今の状況ではとても……」

 

同じような境遇に立たされている有床診療所は数多くあります。

 

これに対して、認知症の方が入居するグループホームや、特別養護老人ホームなどの福祉施設は、過去に起きた大規模火災を教訓にスプリンクラーの設置義務がたびたび厳格化されており、近々、全施設に設置が義務付けられる方針です。小規模な施設には補助金が出るようにもなりました。

 

有床診療所も、同じような施策が求められているのかもしれません。

 

<興山英雄>

関連する記事
コメントを書く
ユーザー名:40文字以内
コメント:200文字以内
この条件で検索

このページのトップに戻る

都道府県から老人ホームを探す