有料老人ホーム・介護施設の資料請求ならオアシスナビ

広告掲載をご検討の方

オアシスナビ×ハートページ

高齢者のお金を狙う悪徳業者が激増!~高齢者を狙う悪徳業者|オアシスナビ 介護の知恵袋では、お役立ち情報を毎日配信!

目的別に記事を探す

連載スタート!認知症★ドタバタ介護日記

W認知症・じーちゃんばーちゃんと暮らす、ゆず子の介護奮闘記!

お葬式の前日、孫の心境…~漫画★孫娘のガチンコ介護

4月18日

お葬式の前日、孫の心境…~漫画★孫娘のガチンコ介護

→続きはこちら

高齢者のお金を狙う悪徳業者が激増!~高齢者を狙う悪徳業者

2016年12月26日

1-1健康や老後のお金のことを気遣いながら、年金生活をしている高齢者。なのに、悪徳業者にだまされたり、投資や決済で失敗したりと、お金を失ってしまう方が多いのが現状です。そこで今回から、老後のお金を守るための情報を、毎週お伝えしていきます。ご本人に注意していただくのはもちろん、周囲の方々やご親族も気遣いを忘れず、安全に毎日を送っていただきたいですね。

 

<構成・文:三輪 泉(ライター・社会福祉士) 協力:弁護士法人 中村綜合法律事務所 代表弁護士 中村雅男>
*資料提供:独立行政法人 国民生活センター

 

70歳以上の悪徳業者の被害が激増している!

「健康食品を無理やり買わされた」「布団を何枚も買わされた」「工事業者に家の修繕を頼んだら、次から次へと直して莫大な費用を要求された」……。高齢者を狙う悪徳業者が増え、被害が増大しているといいます。しかも、数千円という単位ではなく、数十万円、数百万円という単位で被害に遭う人も多いとか。いったいどうしてでしょうか?
グラフをご覧ください。消費生活の苦情を訴え、困ったことの相談ができる全国の消費生活センター。ここに寄せられた、「契約当事者が70歳以上の相談の件数」は、1年ごとに増えるばかりです。
2003年には10万件以下だったのに、2012年には16万件を超え、相談全体の19%。高齢者の数が増えているとはいえ、その増加率よりもずっと大きな増加です。

 

1-2

 

不思議な気がしませんか? 狙うなら、年金生活の高齢者より、仕事を持ち、所得も多い壮年世代や若い世代のほうが妥当ではないかと思ってしまいますが……。
こうした悪徳業者は、訪問販売や、電話勧誘販売によるものが多いのです。若い世代は昼間、家にいないことが多く、訪ねたり電話をしたりしても、空振りに終わることも多いのでしょう。それに、在宅だったとしても、ドアホンやインターホン、ナンバーディスプレイの電話などを使いこなし、こうしたセールスをシャットアウトできることも多いようです。

 

いっぽう、高齢者は自宅にいることが多いですし、昔からの習慣で、ドアホンが鳴ると、相手を確かめずに反射的に「はいはい」と外に出て対面してしまうことも多いようです。機能が複雑な電話は使いこなせず、やはりベルが鳴れば応答してしまうことが多く、被害に遭いやすいのが特徴です。

 

それに、高齢者は「お金」「健康」「孤独」の3つの大きな不安を持っていると言われています。悪質業者は言葉巧みにこれらの不安をあおり、親切にして信用させ、年金・貯蓄などの大切な財産を狙っています。たとえば、「年金暮らしで、お金のことが心配ですよね。少し増やしませんか?」と投資の話を持ち込む。「これを飲めば、足腰の痛みがやわらぎます」と、健康食品をすすめる。たびたび訪れたり電話したりして、話し相手になり、高齢者を慰め、“いい人”を装う……。

高齢者がコツコツと貯めた預金は、意外に多いことも。いい「カモ」にならないよう、気をつけたいですね。

 

「カモリスト」で二次被害、三次被害も

1-3「カモ」といえば、「カモリスト」という言葉をご存知ですか?

 

一度、悪徳業者から何かを購入してしまうと、「以前の商品よりもっといいものが出た」「これを追加で買わないと効果がない」などと、さらに勧誘される「二次被害」「三次被害」のトラブルが増加しているといいます。おそろしいことに、過去に契約した人の名簿が流通し、「この人は勧誘しやすい」と、次々にいろいろな業者が攻勢をかけてくるようになることも多いのだとか。

 

悪徳業者の間では、こうしたリストを「カモリスト」と呼び、活用しているというのです。
一度でも被害に遭ったら、次々と……。これではたまりません。
とにかく、購入をしないこと。一度被害に遭ったら心を引き締め、周囲の人たちも協力して、二度と被害に遭わないよう、高齢者を守ってあげたいですね。

 

ひとり暮らしでなくてもご用心! 叱らず、助けてあげましょう

1-4こうした高齢者の被害が増えている背景には、高齢者のひとり暮らしが多くなっていることが挙げられるでしょう。ひとり暮らしの孤独や不安、そして支える人や情報を与える人の不在が、被害を大きくしていることが想像されます。

 

しかし、ひとり暮らしでなくても、被害に遭う人は多いようです。家族が不在の間にかかってきた勧誘の電話、訪れる訪問員に、つい心を動かされてしまうこともあるといいます。
「隣の●●さんも買ってくれたんですよ。それで、紹介されて来たんです」などと言われ、ご近所の手前、などと考えて高価な商品を買わされてしまうこともあるとか。
そして、被害にあっても、家の人には伝えず、こっそりとお金を払うケースもあり、なにかの拍子に発覚して、家族が激怒する、という話もよく聞きます。

 

けれど、被害に遭った高齢者を叱らないでください。叱ると、ますます口を閉ざしてしまいます。もしかしたら、そのほかにも被害があるかもしれませんが、それも言わずじまいで、金利を重ねてにっちもさっちもいかなくなることも……。

 

周囲の人は、”高齢者の相談に乗れる人”でありたいものです。被害に遭いやすいのは、あなたの親族だけではありません。最近の悪徳業者の「だましのテクニックのすごさ」は、相当なもの。どんな高齢者だって、いや、壮年世代だって、被害に遭いやすいのです。被害は身近にあると考え、高齢者の気持ちに寄り添うことが、何よりも大事です。

 

次回は、悪徳業者の種類や実例をご紹介します。

 

プロフィール

4弁護士 中村雅男(なかむら・まさお)
弁護士法人 中村綜合法律事務所 代表弁護士。相続、遺言、成年後見、家庭のトラブル、不動産取引など民事全般から、商事、会社法務、行政事件、労働事件、 医療事件、交通事件、契約・交渉事件、一般刑事事件などを多数取り扱う。シニア世代の相談やトラブルへの対応経験も豊富。ほがらか信託株式会社 代表取締役。

http://www.n-law.or.jp/index.html

関連する記事
コメントを書く
ユーザー名:40文字以内
コメント:200文字以内
この条件で検索

このページのトップに戻る

都道府県から老人ホームを探す