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「いす式階段昇降機が高額すぎて買えない…」~介護のお金・介護保険Q&A

2017年5月15日

介護にはあらゆる場面でお金が絡むもの。介護保険の仕組みがわかっても、実際さまざまな介護の場面でどのぐらいお金がかかるかは案外知られておらず、実際に困った経験がある人も少なくありません。さまざまな介護の「困った」ケースを見て、自分の介護に役立てましょう。
<取材・文 興山英雄/協力 ファイナンシャルプランナー 山田静江さん>

 

実例

介護お金4prof

足腰が弱くなった母親のために、座ったまま階段の昇り降りができる家庭用の「いす式階段昇降機」の購入を考えていた利根山さん。

 

階段の形状にあわせてレールを取り付け、補強工事なしで設置できるバリアフリー機器だが、業者に費用を聞くと「直線階段用で約70万円、曲がり階段用で約120万円掛かる」という話だった。しかも、階段昇降機は介護保険の対象外。

 

「ウチにはそんな大金が出せるほどの余裕がありません」と、利根山さんはすでに購入を諦めているのだが……。

 

 

山田さんのワンポイントアドバイス

『介護保険の対象外でも助成金が受けられます』

 

いす式階段昇降機は介護保険の対象外なので、レンタルも購入も全額自己負担となりますが、自治体によっては自立支援用具として助成金を受けられる場合がありますので、購入をあきらめる前に市区町村や社会福祉協議会の窓口に問い合わせるのが賢明です。
なかには購入費用の90%を助成金として支払ってくれる自治体もあるくらいですから。

 

また、車椅子に人を乗せたまま階段を昇降できる「可搬型昇降機」というのもあります。こちらの方は介護保険(自己負担1~2割)で購入&レンタルが可能です。選択肢に入れておくとよいでしょう。

 

介護用品について、こちらでも詳しくご紹介しています

介護保険で安くなる介護用品には何がある?レンタルと購入、どっちがいい?
→介護保険が適用される介護用品について

 

レンタルできる福祉用具の種類は?
→レンタルできる介護用品・福祉用具について

 

シルバーカー・歩行器・杖・介護靴・補聴器~プロがチェック
→人気の介護用品を介護のプロと一緒にチェックしました!

 

 

プロフィール

山田静江(やまだ・しずえ)
ファイナンシャル・プランナー(CFP/FP技能士1級)。株式会社 WINKS 代表。日本FP協会埼玉支部幹事。
大学卒業後、都市銀行に入社。その後、会計事務所勤務、独立FP会社勤務を経て2001年にFPとして独立し、現在に至る。「損得ではない安心して暮らすためのプランニング」をモットーに活動している。
現在は介護や高齢者住宅問題のスペシャリストとして講演、執筆活動を展開している。

http://winks.biz/

 

 

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