在宅介護に役立つ介助方法・介助技術を介護のプロがご紹介。安全で、介助する側にも負担の少ない介助動作のポイントを流れにそってご紹介します。
今回は看護師が教える「うがいのしかた」です。
風邪の流行時期や人混みに入った後、外から帰宅した時のほか、食事の前にもうがいをしましょう。食事の際に菌を飲み込んでしまうのを防ぐことができます。
【1】ブクブクうがいをする
コップに水を入れます。この時、うがい薬やお茶を使ってもよいでしょう。
これを口に含み、左右の頬や唇と歯茎の間などを膨らませる「ブクブクうがい」をします。目安は15秒です。
15秒ほどブクブクうがいをしたら、口の中の水を吐き出します。
これにより、口の中の細菌や食べかすを取り除くことができます。

【2】ガラガラうがいをする
次に、喉の奥まで洗えるように、口に水を含んで上を向いて息を吐く「ガラガラうがい」をしましょう。目安は15秒です。

【3】再びガラガラうがいをする
再び水を口にふくみ【2】と同じように「ガラガラうがい」をしましょう。

<協力・カイゴ大学>