現役介護者が密かに集い、それぞれの経験談を語り合いつつ、在宅介護で覚えておきたいコツや豆知識を紹介していくコーナー。今週は「リハビリパンツ」についての豆知識です。
<協力:ケアラーズカフェ&ダイニング アラジン>
体験者コメント
Aさん:介護で日々消耗するものの代表といえば、リハビリパンツですよね。
Bさん:毎日使うものだから、長い目で見ると結構な出費です。今は紙おむつやリハビリパンツなどを【自治体に申請すると支給してもらえるところもあります:ポイント1】。私は自分の住む自治体の制度を利用して、かなり出費を抑えていますよ。
Cさん:その制度は確かに便利ですよね。ただ、それだとメーカーや種類を選べないこともあるのがちょっとネックです。
Aさん:みなさん、リハビリパンツを選ぶときは、どんなところを見ていますか?
Cさん:【吸水性や肌触りはとても大事:ポイント2】。つけていて違和感があると、本人が嫌がりますから。
Bさん:吸水性に関して言うと、海外は大規模な介護施設が多く、ヘルパーさんが介助にまわる回数が日本に比べて少ないようで、その間ももつように、吸水性の高いリハビリパンツが出回っている、という話を聞いたことがあります。ただその分、肌触りなんかはあまり考慮されていないようですが。
Aさん:それとリハビリパンツで意外に大切なのが、【パンツの「前」「後」の表示:ポイント3】。これがはっきり書いてないと、前後を間違えて履いちゃうことが結構多い。
Cさん:確かに、1回履いてから履きなおすのって、けっこう面倒ですよね。最近は前後どちらでも使えるものもあるので、そういうものを選ぶのも手ですよね。
まとめ
【リハビリパンツを選ぶ時のポイント】
・ポイント1:リハビリパンツや紙おむつは、中野区や大田区など無料の支給制度がある自治体もあるので、自身の暮らす自治体情報をチェックしてみよう!
・ポイント2・3:選ぶポイントは吸水性や肌触りのほか、「前」「後」の表示がはっきりしているかどうかも大切です!