「食事介助 準備編」今回は「便利な手作りエプロンの作り方」について。ビニール袋で簡単に作れるエプロンを紹介します。
取材協力・明正会グループ http://www.meisei-g.com/
<取材・文/橋本範子>
汚れてしまうエプロンは、ビニール袋で作る
汚れやすいもの、何回も繰り返し使うものには、あまりお金はかけたくないもの。そこで、もっと手作りのものを使用していきましょう。簡単なので、面倒くさがり屋でも実践できます。
【準備するもの】
・45L(リットル)のビニール袋 1袋
・洗濯バサミ 2個
・ひも 1本
【方法】
①45L(リットル)のビニール袋を半分にカットします
②①の首元となる部分とヒモを洗濯バサミで留めます
【ポイント】

ビニール袋のエプロンの形は自由にカット。裾を広げるなど工夫を凝らしてみて
首元とビニール袋のエプロンとの間が開きすぎていると、食べこぼしの原因に。ひもで長さを調整しましょう

食べこぼしが多い人、車いすに座って食べる人はポケットがあると便利。下の部分をつまんでホッチキスで留めれば完成です
腰巻用エプロンを首に巻いて代用

食べこぼしが少ない人であれば、これで十分。何も付けないよりは、このように少しでも配慮してあげるのがいいかもしれません
通常のエプロンは、立って料理をする際に使用するもの。食事の時に付けるには、少し長すぎます。そこで、腰巻用のエプロンを首に巻いて代用するのも一つの手。エプロンをするほどでもないけれど、少しの食べこぼしが気になる、そんな人におすすめです。
プロフィール
よっし~
介護福祉士、ガイドヘルパー(全身性・視覚)。東京都葛飾区にある「ケアサービス新小岩」にて所長を務める。
