
高齢者や、障がい・怪我などのある方のために開発された介護靴。せっかくの機能も高齢者ご本人に合った適切なサイズでなければ、転倒などの原因になり、かえって危険になってしまいます。
どこを測ればよいのか、「介護靴」の正しいサイズの測り方について詳しく説明します。
◆ステップ1「足長(サイズ)」を測る
メジャーやものさしで、かかとの一番出ている部分から、つま先の一番出ている部分までの長さを測ります。
これが足長(サイズ)になります。

◆ステップ2「足囲(ワイズ)」を測る
親指の付け根の一番出ている部分と、小指の付け根の一番出ている部分を通るように、メジャーを足に一周させます。
この足囲の長さから足囲(ワイズ)がわかります。

◆ステップ3「ベストサイズ」を導き出す
足長(サイズ)と足囲(ワイズ)から、自分に合ったサイズを導き出します。
男性、女性別に、以下の表を参考して算出しましょう。
(例)足長が23cmで、足囲が24cmの場合……サイズ:23cm、ワイズ:3Eとなります。
●レディース用 サイズ・ワイズ表

●メンズ用 サイズ・ワイズ表

●介護靴の選び方については以下の記事も参考にしてください
→お年寄りの転倒原因は「靴」? 高齢者の靴選びに注意!
→スリッパ・靴下での転倒多発!室内ばきがおすすめです
→【専門家が教える】むくみや痛み・麻痺に対応する介護靴の選び方