
介護食は特別な食事ではありません。ご家族の皆様の体にも負担をかけない、健やかな食事がまずは基本であり、その上で食べやすさや飲み込みやすさも考慮されるとよいと思います。
12月のポイント
新年の準備に慌ただしくなる時期ですね。
風邪など引かずに、健やかに新年を迎えられるようにという、先人の知恵が今でも受け継がれています。馴染みの食材に工夫をして、食卓に季節感を出しましょう。
年越しそば 昆布だしのジュレ
一年の締めくくりに食べる年越しそば。そばつゆをつけてそばをすすると、むせやすいので、そばつゆを粉寒天で緩いジュレ状にして、そばにからめていただきます。
材料(2人分)
昆布だし 300cc
醤油 大さじ1.5
みりん 大さじ2
粉寒天 1g
そば 1人80g前後(お好みで)
作り方
1.昆布だしに醤油、みりん、粉寒天を加えて一煮立ちさせて、冷やして固める。
2.そばを茹でて、水でさらし、よく水切りをして1をフォークなどで崩してそばにからめて盛りつける。
ワンポイントアドバイス
お好みでねぎやゆずの皮などを、薬味としてかけてみてください。
プロフィール
寄國揚こ (よりくに ようこ)
リマ・クッキングスクール認定 マクロビオティックインストラクター/雑穀エキスパート/介護食士/米粉マイスター/菓子製造業 ”34″運営
広告代理店に長年勤める傍ら、食に深い興味を持ち、マクロビオティックのインストラクターとなって独立。出張料理教室・出張シェフというスタイルで、その人のライフステージに合わせた食の提案を行なっている。一方で介護現場も経験し、介護食士の資格も取得。
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