介護では、高齢者の加齢に伴い、運動量の低下とともに、代謝の衰えも始まりますが、緩やかに状況が変化し始めていることに気づきにくいものです。ここで紹介するレシピは、身体に負担をかけず、健やかな食事をご提案し、その上で食べやすさや飲み込みやすさも考慮しています。
体に負担をかけない食事というのは、介護をする方にとっても日々を健やかに過ごせる食事と言えるでしょう。介護する方がいただいても十分に美味しいレシピです。
1月のポイント
新年の残り物アレンジ
新年に食べたおせちなど、あまりがちな食材を使ったアレンジレシピです。余り物とはいえ、ご家族みんなで楽しめるレシピとなっています。
甘酒のヨーグルト
甘酒と豆乳で簡単にできる、ヨーグルト風デザートです。柚子がなければレモンの絞り汁でもおいしくできます。

材料(1人分)
・豆乳100cc
・甘酒大さじ1
・柚子の絞り汁小さじ2
・お好みの果物/ジャム
作り方
1.材料をすべて器に入れてよくかき混ぜる。
2.とろみが出たら、お好みで果物やジャムなどを添える。
ワンポイントアドバイス
酸味の強さに比例して、とろみが強くなります。
プロフィール
寄國揚こ (よりくに ようこ)
リマ・クッキングスクール認定 マクロビオティックインストラクター/雑穀エキスパート/介護食士/米粉マイスター/菓子製造業 ”34″運営
広告代理店に長年勤める傍ら、食に深い興味を持ち、マクロビオティックのインストラクターとなって独立。出張料理教室・出張シェフというスタイルで、その人のライフステージに合わせた食の提案を行なっている。一方で介護現場も経験し、介護食士の資格も取得。
http://www.facebook.com/macrobianyori
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