ゆずこ家のジジ・ババは、同じ認知症でも症状がまるで違う。気持ちの伝え方も違うんです。この2人のホンネを見抜くのは至難の業!孫娘と認知症の祖父母がリアルな日常をお届けする人気連載漫画。<第103話>


ゆずこのつぶやき
認知症の場合、本人の言葉を100%信じるんじゃなく、顔色や行動(トイレに行きまくったり、異様に大人しかったり)、目が何かを訴えてないかなど些細な仕草を気に掛けることが大事なのは分かってるんですが、言葉や演技が真逆だと実際すぐに変化を見抜くのは難しいです……。異変にすぐ気付いてあげたいけど、う~ん……、今も試行錯誤中です。
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主な登場人物
●ばーちゃん
脳血管性認知症で要介護度3。徘徊・妄想・暴言が日課。山のようにプライドが高く介護者泣かせだが、時折見せる優しさとお茶目さに、ギャップ萌え。健康と体力は20代並み。
●じーちゃん
元会社役員でアルツハイマー型認知症。要介護度1。基本的に面倒なことが嫌いなので、ばーちゃんの言いなりになっている。人見知りをまったくせず、すぐ誰とでも打ち解ける。
●ゆずこ
認知症のことを知らないまま、20代半ばからジジババと同居して在宅介護を始めた孫。地方に住む母らと協力して祖父母の介護に挑むが、距離が一番近いため主介護者でもある。ヤングケアラー街道爆走中。
プロフィール
青山ゆずこ(あおやま・ゆずこ)
介護ジャーナリスト/フリーライター/漫画家
扶桑社・週刊SPA!などで体当たり取材を中心に記者活動を行いつつ、漫画を執筆。介護経験ゼロのど素人ながらも、2011年2月から認知症の祖父母の主介護者となる。
ブログ:http://ameblo.jp/yuka-yuzu-yuu/
Twitter:https://twitter.com/yuzubird/