喘息の治療は、喘息の重症度を判定し、重症度によってどの治療薬を選ぶかの目安が決められています。これは「喘息予防・管理ガイドライン2009」という冊子にまとめられ、多くの医師が参考としています。
<監修:上條内科クリニック 院長・医学博士 上條武雄/文:星野美穂>
治療は重症度に合わせて選択
「喘息予防・治療ガイドライン2009」に掲載されている喘息の重症度の目安と治療のステップを抜粋して紹介します。
喘息の治療中で、現時点での治療ステップで症状がある場合、症状の程度によりそのステップの治療がきちんとできているかを見直し、場合によっては治療ステップもステップアップする必要があります。
現在の治療で週1回以上発作が起きているようなときは、かかりつけ医に相談しましょう。


※より重度の発作については「喘息予防・管理ガイドライン2009 7-2急性増悪(発作)への対応(成人)」を参照してください。
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